こんにちは、鳥子です。
今回は、現時点のRUM候補者に関する自分の考えのまとめを簡単にメモに残しておこうと思います。考察するポイントがいっぱいありすぎて、まだ、1割も解けていないという印象です。
阿笠博士の紅茶トリック-髑髏消失-
まずは、RUMの名前が登場した85巻の話です。赤井秀一が復活した緋色シリーズが掲載されており、阿笠博士の紅茶トリックの話が出たのは、この緋色シリーズの最終話、緋色のエピローグでのことです。このブログで過去にも何度か同じ紅茶トリックの話を持ち出しており、またかよ、と思われるかもしれません。
緋色のエピローグに出てきた、消えるドクロですが、ドクロからドクロ→骸骨→遺体と連想できそうですね。私は、85巻の紅茶トリック…ドクロ=死者を表していて、
ドクロが消える=死んだとされた人物の死の否定=実は生存している
を示しているのではないかと考えています。
つまり、4つのコースターの内、1つはドクロがついていない=すでに生存している人物を示し、残りの3つのコースターにはドクロがついていることから死んだとされる人物を示していると考えられます。ここから、熱を加えることでドクロが消え(まるで、冷たくなってしまった遺体から体温が戻るようなイメージ)、3人は死んだとされる人物が実は生存していたと考えることができます。
この3人が誰なのかというと、RUM候補者となっている黒田、若狭、脇田で、それぞれ中の人はこれまでに死んだとされる人間と考えられます。
過去にも記載していますが、RUM編に出てくる3人の組み合わせに対し、それぞれドクロ(何かしらのテーマ)が設定できるのではないかと思っています。
例えば、
- アマンダ・羽田浩司・浅香の3人なら
「純粋な組織の人間かどうか」という疑い(ドクロ)を設定するならば、「実は全員組織に反する者」という真実(ドクロが消える)という要領です。
- 他にもスコッチ・ライ・バーボンの3人なら
同様に「純粋な組織の人間かどうか」というドクロに対し「全員がNOCである」というドクロの消失が考えられます。
- では、RUM候補者には何が当てはまるのか?
についてですが、これまでは
黒田・若狭・脇田は「本物のRUMかどうか」とドクロを設定していました。※2020/11/25追記…海賊旗ジョリーロジャーのドクロより、海賊がよく飲むお酒、ラムからきています
今回設定するドクロは前述したように、「その正体となる人物は死亡している」となり、ドクロが消えることによって「死亡したとされていたが全員生きていた」となるのではないか?と考えています。
- ドクロ=疑問や条件
- ドクロの消失=疑問や条件 の否定
のようなイメージでしょうか。
まずは、大きな考え方として、
- 実は偽装死していた
- 実は死んでいなかった
というのはアリかなと思います。また、これも以前に記載していますが、紅茶の中身が黒サビ加工を行う溶液となっていることから、全員黒の組織の人間という暗示がされていると考えられます。さらに、ここで、頭に残しておきたいのが、コースターがまだ1つ残っているという点です。
RUM候補者
続いて、RUM候補者3人についての現状の考えについて書いていきたいと思います。
黒田兵衛
白髪の黒田が本物の黒田に入れ替わって行動していて、本物はまだ入院中か、既に死亡していると考えています。また、公安警察をまとめる人物(裏理事官)と考えており、さらに、コナンへの握手や瞳孔を確認しているのではないか?という描写からCIAのスキルを思わせ、その正体は、私の推しキャラであるイーサン本堂(死亡したとされる)であると考えています。なお、以前記事に書きましたが、イーサン本堂はジンの姿でも潜り込んでいるようで、組織内でキールの株を上げていた(キールを疑って頭に銃を突きつけたジンとは別ジン)と考えられます。
公安警察とCIAが実は1人の人物によって繋がっていると考えると頼もしいですね。
★今後の考察ポイント:
- 若狭留美と黒田兵衛の関係は何か?
- キャンプ回で睨んでいたのは、入院前の黒髪の黒田に対してのものか、それとも白髪の黒田について何か知っているからなのか?
- 黒髪の黒田が元々RUMもしくは影武者か?
- 上記の場合、イーサン本堂はそれを利用し、本物のRUMとやり取り可能ではないか?
- RUMが動き出した理由は、黒田の復帰が要因か?
- ジンとの関係は?なぜ潜り込めているのか?組織の認識は?
若狭留美
浅香と呼ばれた人物であり、羽田浩司を殺害した犯人であるとともに、その本当の正体はメアリーの妹である宮野エレーナ(死亡したとされる)と考えています。
- 浅香の手鏡とエレーナの手鏡
- CAをカと読むイギリスに関係する人
- APTX4869の現在のリストへのアクセス
- 10歳のサバ読み発言(コナンや灰原の年齢に触れていると考えられる)
- エレーナがかけていたとされる眼鏡をかけているのではないか?
- この世を離れる覚悟をしたことがある
- 恐ろしい表情へと豹変する
などは、エレーナに繋がる描写であり、灰原もまた、若狭留美に組織の匂い(キャンプ回での、ドックン)を感じながらも「好きだから」と表現しています。また、私は、宮野エレーナはメアリーと同じMI6所属であるとも考えています。MI6として自然に烏丸グループに潜入するために、怪しいとされながらも勧誘に乗ったのではないかと思われ、現在は、工藤新一=コナンと知っている味方で、灰原のボディーガードをしていると考えています。若狭留美が組織の人間であるならば、コナンの幼児化を知りながら、麻酔銃の利用を目撃している人間(眠りの小五郎の仕組みを知る根拠になる描写)がそのまま何も行動しないというのは違和感があります。
★今後の考察ポイント:
- 宮野エレーナとしての偽装死の舞台裏
- ↑宮野厚司との最後のやりとりなど
- 降谷零を実は元から知っていたかどうか
- CARASUMAのメッセージは誰に向けた者か?ジェイムズ?赤井務武?
- 現在の薬の開発環境はどうなっているのか?灰原のように解毒薬をつくる環境があるのか?
- 宮野エレーナとしての細かな伏線探し
脇田兼則
RUMと名乗る複数の人物の1人と考えています。組織から警視庁へのスパイの存在については、以前の記事で触れましたが、この脇田兼則の中の人物こそが、警視庁に潜入した人物であり、スコッチこと諸伏景光のNOCバレの元凶ではないかと考えています。
また、バーボンこと降谷零を疑っており、毛利小五郎との関係を調査していると考えています。脇田兼則が登場したのが92巻、RUMが動き出したのが85巻であり、RUMがバーボン&毛利小五郎の関係を疑うような状況が、RUMが動き出した85巻以前にあったのではないかと考えました。その結果、バーボンが組織としての役割を果たした78巻ミステリートレイン以降は、安室透としてバイトをする必要がないにもかかわらず、RUMが動き出す85巻までの間で、バーボン&毛利小五郎が接触したのを見ている横溝参悟が、脇田兼則を動かしたと考えています。
横溝参悟は、蘭がポロッと口にした新一という単語について脇田兼則と同様に新一?と反応している点も要チェックですね。
よって、脇田兼則はRUMと名乗る人物ではあるが、RUMの影武者ではないかと考えています。また、RUMから降谷に送られたメールのTime is moneyのアナグラムから、脇田兼則は偽名と考えられ、別の人間が変装していると考えられます。紅茶トリックのドクロの話が死亡したとされる人間を示すなら、脇田の中の人はすでに死亡したとされる人物ではないかと考えられます。
★今後の考察ポイント:
- 脇田兼則の中の人物が公安にも、脇田とは別の名前で潜入している、かつ、黒田が公安警察をまとめる人間であれば、黒田は、いろは寿司に勤務している公安の人間が把握できていそうだが…別のRUMとの繋がりを見極めるために敢えて泳がしているのか?
- 脇田兼則が変装する理由は毛利小五郎もしくは降谷零と顔見知りだからか?
- その場合、降谷零の関係者で死んだとされる人物(かつ明確な死亡描写がない)は、萩原研二や宮野夫妻が考えられるが、毛利小五郎側の関係者で死んだとされる人物は誰が該当するだろうか?
- ベルモットもしくは「あの方」が変装を手助けしていると考えられるが…ベルモットの行動理念との関係は?ベルモットにとってどんな利点があるか?ただ命令に従っているだけか?
RUM編の疑問点・その他考えられること
- 異様に目つきが悪い、顔が近い→よく見えていないような警部が多い、また、大滝警部は目の付近に傷がついている→真のRUM候補者は日本警察か?
- コナンに大和勘助がラムとして疑われたのは、おそらく警察でも該当するということを言いたかったのでは?
- 残った1つのコースターは誰か?(私は横溝参悟と考えているが、本当にそうなのか)
- 灰原の発言から、実はRUMがNo.2に上り詰めたのではなく、No.2のコードネームはRUMで固定されているのではないか?影武者も当然RUMを名乗ることができるため、名乗る人物は複数人いると考えられる。
- 「あの方」が、失態を犯したピスコをすぐに消すようジンに命じたように、17年前に羽田浩司事件に関して仕事(ころし)をぬかったのであれば、当時のラムはすでにこの世にいないか、赤井秀一のように生き延びていると考えられる。
- 作中に最低でも3人ほどRUMを名乗る人物がいる、いたのではないか?脇田、横溝、??など…黒髪の黒田も含まれるのか?
- 失態を犯してもRUMがNo.2でいられるのは、前述のようにコードネームが固定で、人物だけが入れ替わっているためであると考えられる
- コナンが世間に知られるのは、主にキッド回で新聞に載ったときや東都タワーの爆弾を解体したときにTVに映ったときであるため、あまり頻繁に活躍しすぎると、組織に疑われる可能性がある。既に脇田あたりにはその点を考慮して目をつけられているのではないかとも考えられる。
番外編
このブログで過去に挙げた人物で、今後も確実に関わってくるであろう人たちについても再度まとめておきます。
伊織無我
麻薬取締官だと考えています。羽田浩司がAPTX4869で殺害されたことから、警察が薬についてどこまで掴んでいるかわかりませんが、証拠が残らない薬の存在が認知される状況にあり、その物的証拠を抑えようと、羽田家から大岡家への薬の繋がりがないか調べているのではないかと考えています。
降谷零が薬物の情報を掴むのが早かったところを見ると、伊織無我は麻薬取締官として、公安警察と連携しているのではないかとも思えます。実は和田進一として登場した際は、ポアロで待ち合わせして、何かの情報を共有した可能性があると踏んでいます。
★今後の考察ポイント:
- 大岡家との関係
- 伊織無我の細かな伏線探し
ジェイムズ・ブラック
FBIの人間として登場していますが、本来はMI6所属と考えています(いわゆるダブルエージェント)。ジェイムズがいないときは、MI6チームとも連絡をとっているのではないかとも考えています。
灰原の反応から元々組織の人間や血縁関係にあるもの、もしくはその両方が考えられますが、血縁関係にあるのであれば、メアリーやエレーナの兄に該当しそうです。少なくとも組織の人間がジェイムズ・ブラックの名前を知っており、敵対視して、コロンバインの花を送っていることから元々組織の人間であったことは確定と考えています。幼児化を知っている、コナンが幼児化していると知っていると考えられますが、幼児化を知りつつコナンに手を出さないところを見ると、コナンの味方であることは間違いないです。若狭留美と同様です。FBIとMI6を束ねる人間の今後の動きに注目したいですね。
★今後の考察ポイント:
- 初登場時の調光眼鏡のような眼鏡はなんなのか
- 家族関係洗い出し
- 組織との関係
また、メモを読んでいただければと思います♪
RUMについて記載した過去の記事です。