こんにちは、鳥子です。
今回は、安室が接触する大物、お茶会で安室が依頼されたこと、美國島の名簿の関連について考察しました。
サンデーの内容も含むため、ネタバレされたくない方は閲覧ご注意ください。
元総理
以前の記事で、安室が今後接触するであろう大物は、日本の元総理、大岡家の御隠居ではないか?ということについて触れました。政界を牛耳るような立場にあったわけですが、正義感の強い人間だったとしたら、ブラックインパクトの土門康輝のように黒の組織に狙われていた可能性があります。
美國島の名簿
この元総理から連想されるのが、美國島の名簿です。美國島って何?となる人のために説明すると、28巻、FILE6から10までの話に相当する「そして人魚はいなくなった」という事件で、コナンや平次が訪れた福井県若狭湾にある島の名前です。人魚の住む島とも呼ばれています。
この島には人魚の肉を食べて不死の体を授かった命様というお婆さんがいて、そのお婆さんが念を込めた髪の毛が結われた儒艮の矢を持つものは、不老長寿の夢が叶うという話があり、多くの人がこの島に訪れていました。平次は、この島に住む人から依頼され、コナンや小五郎を誘って島に行きましたが、ここで事件に巻き込まれます。その事件の調査の際に、この島を訪問した人の名簿を覗くことになるのですが、その名簿には元外務大臣や官房長官、日銀の総裁など日本を動かしていた人物の名がありました。
その名簿には宮野志保の名もあり、組織の人間もやってきていたことがわかります。平次は名だたる有名人のことを昔、日本を動かしていたといっているため、現役の政治家ではないと考えられます。
名簿の人物と元総理と組織
もしかしたら、元総理である大岡家の御隠居と、同じ世代で活動していた人たちかもしれません。組織の人間が島に訪問していた理由には、研究に関する目的があったとも思いますが、それ以外にも政治家と接触するといった目的があった可能性があります。
104巻収録予定の羽田浩司殺害事件では、ラムが17年前に、アメリカの資産家であるアマンダを組織に取り込もうとしていたことがわかりました。アマンダは表向きでわかっているだけでも、FBIやCIAに顔が利く人物ですし、資産もあります。組織の手中におさめれば、組織をかなり優位させることのできる立場の人物となります。
同じように、日本でも組織が活動するにあたって、不都合のことはもみ消してくれたり、資産を横流ししたりするために、政界の人間に接触しようとしていたのではないか?と考えられます。
お茶会の依頼
さて、ここでお茶会の話に移ります。以前の考察では、工藤夫妻と赤井秀一から降谷に向けて、工藤新一の生存共有と口止め、同じく赤井秀一の生存と口止めがされたと話しました。そして、他にも降谷に依頼していることがあると判明していますが、以前の記事では、その内容をボスのメールアドレス調査ではないかと考察しました。
深夜のお茶会考察-工藤夫妻・赤井秀一・降谷零の間で交わされた会話とは-
羽田浩司の残したメッセージが、烏丸となることに気付いた工藤優作と赤井秀一は、おそらく烏丸についての情報を得たい、答え合わせをしたいのだろう、かつ、コナンが調べられなかったことを踏まえてそう考えました。
考え方としてはあまり変わりませんが、もしも工藤夫妻がコナンから美國島のこと、つまり、島に不老不死の伝説があること、名簿に宮野志保の名や日本を動かしていた偉い人物の名があったことなどが共有されていたとしたら、工藤夫妻や赤井秀一はなかなか尻尾を捕まえられない烏丸の数少ない痕跡だと考えて調査したいと考えたかもしれません。
要は工藤夫妻や赤井秀一は烏丸グループが接触したとされる人間を調べたい、調べて欲しいと降谷に依頼、公安側はさらにそれらの人物を取りまとめていた元総理と接触を果たし、名簿にあった人たちの情報や元総理自身も知っているかもしれない烏丸の情報を聞こうとしているのではないでしょうか?
これまで回収されていなかった美國島の名簿と、お茶会の依頼事項や安室の接触する大物が、なんだか繋がっている気がすると思うだけでワクワクしますね。
ちなみに、工藤夫妻や赤井秀一が美國島を気にしているのは、ベルモットが不老かもしれないということも関連しているかもしれません。工藤有希子とFBIは、少なくともベルモットが不老だと考えています。そのため、不老不死の伝説がある島に組織が訪問していたとなると、ベルモットも関与しているのではないか?と勘繰ったのではないでしょうか?
また、メモ読んでいただければと思います。