正体推理・考察

念仏のように唱えてたぜ…本堂本堂…ってなァ-イーサン本堂は二度死ぬ-

こんにちは、鳥子です。

タイトルは、007は二度死ぬ、から使ってます。

今回は、かなり短めですが、イーサン本堂の生存についてメモを残しておこうと思います。ジェイムズとか、黒田と脇田の記事を書こうと思っていましたが、イーサンが推しキャラの私としてはこれは書かざるを得ないなという描写を見逃していましたので、今回はイーサンのメモを書きます。

なぜかどんどんラム編の考察から遠ざかっていってます…。

0.生存フラグ

死んでいく人間のことは覚えていないジンですが、イーサン本堂に関しては、組織に潜り込んでいた鼠の名前が本堂だったことを思い出していました。普段と違うことが起きる場合、フラグの可能性があるため、忘れん坊のジンが死んだ人間を思い出した=生存フラグになる可能性があります。

(自分の記事より引用)

まずは振り返りということで、

私は過去の記事で、ジンが本堂を思い出したことが、イーサン本堂の生存フラグになるのではないか?と記載していました。その記事がこちらです。

俺の代わりに任務を全うしろ!-最強のNOC?イーサン本堂は生きているのか-

1.ジンのセリフ

該当するセリフは53巻の不可思議なバイトでの「いけねぇな…あの世(あっち)に逝っちまった奴の顔と名前はどうにも忘れちまう…」から始まり、54巻の夢見るスター「聞こえもしねぇ鼠の耳元で奴の仲間が念仏のように唱えてたぜ…本堂本堂…ってなァ…」で思い出す部分となります。

このセリフは、ブラックインパクトでキールがFBIに奪われてしまい、組織が探しているがまだ見つからない、というところから始まる会話です。

もしもキールがFBIに洗脳されてしまったら、と心配するキャンティですが、それに対しジンは、キールが「あの方」に気に入られるきっかけとなった4年前の鼠の始末(イーサン本堂の自決)について語ります。

ジンは、敵の腕を噛み砕き、銃を奪って殺した、そんなのはキレた獣にしかできねぇ芸当だ、とキールを褒めちぎり、組織内での評価を爆上げし、FBIに奪われても洗脳されることはないとキャンティに説明しました。

チェックポイント1:ジンは組織内でのキールの株を上げた

2.目の下のキズ

ところが、このシーン読み返してて思ったのですが、このセリフを言っているジンのキズ、本来なら赤井秀一に銃撃された際に目の斜め下あたりにできた、あのキズが見当たりません。

実際に銃撃を受けたシーンや、ミステリートレインでのジンと比較するとわかりやすいかと思います。

おかしい…と思って色々この話のジンを見返したましたが、微妙にキズみたいに見えるコマが1つだけあって、それは目の真横辺りに見えます。描き間違いであれば、今回の記事は無意味になります。

(今年になって単行本集めたので第29版2020/2/8発行ということで間違いなどはさすがに修正されていると思っています…)

チェックポイント2:ジンのキズの位置

3.キールを疑うジンと評価するジン

FBIからキャメルをぶん殴り、戻ってきたキールですが、「あの方」はキールを疑っていました。そして、ジンを経由して、赤井秀一を殺害するよう命令を出します。また、ジンは赤井秀一を殺害した後も、銀行で赤井秀一を見つけたという情報をウォッカから得ると、すぐさまキールを疑い、呼びつけ、銃を突き付けます(67巻)。

私は、以前、シャロンとクリスの記事で、変装術では思考までは完全に真似できないということについて触れていました。

このジンもその1つで、キールがFBIに奪われた際にキールが寝返っていないかキャンティが心配した際に、ジンは「心配するだけ無駄だぜ」という評価を下しています。

しかし、ジンは「疑わしきは罰せよ」というモットーを持つ人物であり、疑ったら最後、邪魔を受けない限りは心配事は排除しようとします

キールの株を組織内で上げた際のジンは、キールには何一つ心配することはない、と疑う様子が見られず、本物のジンとは思考が異なり、ジンではないと判断できます。

思考が異なるということを見つけられれば、たとえジンのキズが同じ位置にあったとしても、キールの株を上げたジンは、本物のジンではないと考えることができます。

では、キールの株を上げたジンは誰なのか?ですが、これはタイトルや冒頭にも書いてある通り、ジンではなく、イーサン本堂のメモですので、私は、

キールの株を上げたジン=イーサン本堂

と考えています。最強のNOCはなかなかとんでもない形で生きていました。

よくよくジンの回想を見ると、バーニィがイーサンに向かって本堂と呼んでいる姿と、ジンとウォッカとキールの位置関係から、イーサン本堂視点での回想ではないのか?ともとれます。といってもこれは流石に深読みが過ぎるのでジンに傷がないように見えるのは単なるミスという可能性の方が高いです。

4.ラムの特徴

とまぁ、ここまでつらつらと書いてきましたが、この後はまだ考えきれていません。

なぜジンの姿として溶け込んでいるのか、組織の人間は「ジン」と発していませんが組織の人間はジンとして認識しているのか、ジンの影武者的な存在として認識しているのか…。

ジンといえば、ジンの外見はラムの特徴である

  • 屈強な大男→背の高さ
  • 女のような男→髪の長さ
  • 年老いた老人→髪の色

に一致します。

ラムには影武者がいるかもしれないと灰原の発言から示唆されていますが、実はジンにも影武者がいて、ジンとラムで影武者(イーサン本堂)を共有していたのでは?とか、まだまだ考えることはたくさんあります。

ASACAの調査がベルモットに依頼されていたことから、ラムの特徴が影武者によるものであれば、変装術を持つベルモットがラムとして、さまざまな人間に変装したという方がありえますね。あるいはラムの変装を手伝ったか…。

(  まぁ、さすがに、実は、ジンは双子でウォッカが言うジンの兄貴がジンのお兄さんとして呼んでたみたいなことではないと思いますが…ジンは兄貴呼びで、もう1人はジンの兄貴=ジンの兄みたいな…笑 )

余談

現在、今まで無能と評価されてきたジンの描写が、実はイーサン本堂による行動だったのかもしれない!と鳥肌が立ち、調査中です。

38巻にて「大の大人がこんな所に隠れられるわけねぇか」とガンガン開け始めたロッカーの最後の扉を開けなかったジンももしかして…と思うと面白いですよね。

ベルモットのバーテンダーの変装に気付いたジンも実は自分が変装してたから気付いたのか?とも疑ってしまいますね。どのジンがイーサンで、どれが本物のジンなのか見極めるのは難しそうです。

人魚伝説がある島での一般人の変声を考慮すると、一般人でも声を変えてうまくやり過ごそうとするには、時間がかかります。

イーサン本堂は30年の経歴を誇るベテランですので、声を変える訓練を積んだか特殊な機械を使っているのかもしれません。

阿笠博士ですらMI6顔負けの道具を作っているということなので、CIAでも同じレベルのものは作れる世界なのか…というところですね。

イーサン本堂の仲間が、No Pain, No Gainと言っていたのは、潜入するために、喉を潰したとか、体に傷をつけたとか一応無理矢理連想できる部分はあり、「イーサンが変装するのは無理だろ」とは言いきれない状況ではあります。ジンの喉元は見えないですしね。まぁ…。

本堂瑛祐がかつてウソ発見法を父から見て学んだということがわかっていますので、もう1人、当サイトでイーサンの変装だと疑っている黒田兵衛も、87巻のコナンへの握手(による脈拍確認)と瞳孔の開き具合確認が今後効いてくるのではないかと思います。黒田さんが自身で言っていたように、確かに悩み事が多いですね…。

イーサン本堂が二度目に死ぬ時、それは黒田の姿でなのか、ジンの姿でなのか楽しみです。

2022/2/4追記↓

過去記事に追記しましたが、イーサン本堂の生存には血糊の仕掛けが必要です。今のところ、ペイント弾を使っていない限り、イーサンの生存を証明するのは厳しそうだなと感じています。現状、イーサンの生存はなさそうです。

2022/2/4追記↑

 

また、メモを読んでいただければと思います♪

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