正体推理・考察

伊織無我の正体は?阿笠定子は本当に独り身?【〇〇の正体はXXか?-2-】

こんにちは、鳥子です。

〇〇の正体はXXか?の…2を書くことにしました。

今回は、

  1. 大岡家の執事である伊織無我の正体と、
  2. 阿笠定子…の

についてメモを記載していこうと思います。

今回は、内容は欲張っていますが、短めにいこうと思います。

阿笠定子に娘いたっけ?と思う方多いと思いますが、現時点で、娘がいると明確になっていませんので、私の頭の中だけの考えだなと思いながら読んでいただければと思います。ただ可能性を広げるためのメモです。

1.伊織無我

まずは、伊織無我についてです。伊織無我(30)は、92-93巻で初登場した大岡家の執事で、初登場時は和田進一という名で喫茶ポアロにて登場したキャラとなっています。その後も94-95巻の剣道大会や修学旅行編、98巻の暗号解読対決の話に立て続けに登場しています。

今回触れておきたい可能性として

  1. 伊織は厚労省の職員である麻薬取締官で、
  2. さらに、伊織無我は98巻で登場した家政婦の5人目の子ども、つまり4兄弟の兄弟で、5人目の兄弟
  3. そして、綾小路文麿(28)が弟の可能性あり?

があります。

麻薬取締官について

92-93巻では、事件発生の際に迅速にドアの前に立ちっていました。和田進一(ホームズ日本人設定時のワトソンに該当する名前)、医療関係者と名乗っていながら被害者の方に駆け寄らなかった(被害者と1番遠いところにいた)のが違和感で、優先すべきことがあったと考えられます。伊織の説明通り、誰も帰らせないようにしていたのが、紅葉の指示で平次の事件解決を見届けるためにするため(優先すべきこと?)だったのか、伊織自身で判断したのかはわかりませんが、被害者を診るというよりは犯人を逃さないという姿勢を見せました。

94-95巻では、通り魔的に現れた天狗に対し、膝蹴りで一蹴し、制圧しています。執事よりもボディガードのような印象があり、エルボーで制圧した若狭留美を彷彿とさせました。

98巻では、コナンの表情の変化に気付いたり、脇田や安室透と同じように手を後ろで組んだりするなどの描写が見られました。また、平次に何者なのか聞かれて、「それはいずれ」と返しており、伊織はただの執事ではなく執事以外の「正体」と呼べる何かがあり、じきに伊織の正体について判明する、と考えることができます。

その正体として考えているのが、厚生労働省の職員である麻薬取締官(マトリ)です。平次と恋の暗号でも登場しましたね。マトリというと、麻薬取締「員」もマトリと呼ばれますが、今回考えているのは麻薬取締「官」です。両者の違いは調べていただくとして、麻薬取締官は警察と連携し、捜査を進めることがあり、潜入捜査も行うようです。薬物の知識が必要なため、薬学部出身が多く、和田進一としての発言である医療関係者もあながち間違ってはいません。また、脇田と黒田の記事でスマホ2台持ちは複数人いると触れましたが伊織無我もそのうちの1人です。93巻と98巻では所持しているスマホが異なるので確認していただければと思います。

麻薬取締官として言えそうな点

  1. スマホ2台持ちから何かの潜入捜査の可能性
  2. 医療関係者発言は薬について詳しいということかもしれない
  3. ただの執事ではなく相手を制圧するスキルもある→ただ捜査するだけでなく捕まえることもできる
  4. 表情の変化に気付きやすいのは薬を使用しているかどうか判断するスキルがあるから→コナンは薬を使っているので伊織がコナンに過敏でもあながち間違いではないかもしれない笑
  5. 麻薬取締官に関わったことのある平次が関わっているという点

裏切りのステージでは、安室透が薬についての情報を得て、探っている描写が見られました。伊織無我は、92-93巻でポアロにいた際には、持っていなかったと思われる(ただ見えていなかっただけかもしれないが)鞄を空港で持っていたことから、実は安室透と面識があり、薬に関する何かを受け取ったという可能性も「低い」ですがありますね(直接受け取る必要がなさそうなのでかなり低い確率です)。

伊織無我が麻薬取締官だった場合、何を目的に大岡家に仕えているのか疑問ですよね。今回は細かく見ていきませんが、私は羽田家からの薬の流れを監視していると考えています。別記事に書いた通り、羽田浩司がアマンダを毒殺したのであれば、羽田家の黒い噂をその家の家政婦が掴んでいた可能性があります。家政婦と伊織無我が何か関係があればその情報も伝わっていると考えて良いでしょう。

五男について

98巻では、4兄弟の母親が仕えていた資産家の家は、羽田家であることが発覚しましたが、注目したいのが、伊織無我と4兄弟の関係です。

この4兄弟については兄弟でありながら、全員顔が似ておらず、蘭と和葉からも作中で触れられています。それぞそれの顔を確認していくと、一部伊織と共通的な描き方があるのは眉毛で、形などは違いますが、眉毛の斜線での塗りつぶしが4人とも一致しています。伊織に関しても、眉毛の斜線の塗りつぶしは同じで、あとは

  • 目頭と鼻の間にあるシワ(父、長男、三男)
  • ウェーブがかった髪(母、三男)
  • 口の下の影(父、長男、三男)
  • つり目(三男)
  • 目尻部分の下がり(三男以外?)
  • 口の曲がり方(全員?)
  • 顔の形(次男、三男)

など似ている部分はあります(鼻は誰とも似ていませんが)。

4兄弟と両親が家族写真を撮ったのが30年前となっていますが、この写真では、母親のお腹が隠れています。のちの回想で、鍋に倒れかかる姿でもお腹は隠されていますが、前側(うつ伏せになるよう)に倒れなかったのは、おそらく妊娠していたために、前には倒れることができなかったからではないでしょうか。食欲旺盛だったのも、太っていたというのも妊娠が原因と考えられます。伊織の年齢が30歳ということからも写真を撮った時期が30年前ということと一致しています。これらのことから、伊織は家政婦の五男であると考えています。

綾小路警部は伊織の弟なのか

眉毛の描き方からもう1人同じ人物が思い浮かびます。それが京都府警の綾小路警部です。原作では94巻で初登場しました。

綾小路警部と伊織無我を見比べるとかなり似ていることがわかります。98巻の[フットボウル好きの母より]の10ページの1コマ目の伊織無我と94巻の[紅蓮の魔物]の10ページの3コマ目の綾小路警部の画像を重ねて比較すると、違いがわかりやすいかと思います。2人の違いとしては

  1. 髪型
  2. 眉毛と目の間が離れている
  3. 目尻が上に跳ねているか下に跳ねているか

上に跳ねるのは母親似で下が父親似?

くらいでしょうか。全パターン記載はしませんが、挙げるとしたら、2人とも家政婦の息子で伊織無我が五男、綾小路警部が六男という可能性や、家政婦とは2人とも関係ないが2人は兄弟というパターンなどが考えられますね。綾小路警部との関係はまだ似ているという段階で出していますが、血縁関係を考える上で、顔の特徴に注目するのは必要なことだと考えています。まぁ伊織無我と綾小路警部が血縁関係あるというのはかなり可能性が低いと思っていますが(笑)

伊織無我については一旦ここまでにしておきます。

2.阿笠定子

今回本当に触れたかったのは伊織無我ではありません。上記の家政婦で、写真でお腹が隠れているというところと、写真が撮られた時期と伊織の年齢との一致について触れましたが、他にも同じように言える人物がいるのではないかと思いました。

それが阿笠定子です。阿笠定子は、12巻で絵画で登場し、97巻の堆黒盆の話で、久しぶりに博士の回想のような描写で登場し、最近の(1年前?)顔が判明しました。

年齢について

12巻の定子と栗介の絵画は、栗介が亡くなる1年前の絵であるため51年前の絵となります。阿笠定子のお腹が見えないということと家政婦の上記の記述を無理矢理関連させて、定子にも子どもがいるとすると、その子どもは50-51歳になります。

阿笠博士周りで50歳ほどの人物で思い浮かぶのが、博士の初恋の相手であるフサエ・キャンベルです。フサエ・キャンベルは、40巻で登場したフサエブランドの社長で、阿笠博士に暗号のハガキを送っていた人物ですが、実は阿笠定子の娘ではないか?というのが私の考えです。阿笠博士の初恋の相手は阿笠博士の2学年下であり49-50歳くらいのはずとコナンが推測しています。

暗号好きの絵描きとの関係

問題となるのが、定子がずっと独り身だったという阿笠博士の発言です。この発言が本当なら、上記の考えは全て終わるわけですが、博士が別々に暮らしていた定子のことを全てを把握できているはずがないこと、コナンによって絵描きと定子は何かがあった可能性が触れられたまま、回収されていないことからも定子に子どもがいた可能性は否定できません。

絵描きは、定子に向けて暗号付きのハガキを送ったわけですが、定子は理解できませんでした。なぜ理解できない暗号を定子に向けて送ったのでしょうか?私は、絵描きは、定子の娘を知っていた、なんなら自分の娘で、暗号を一緒につくって遊んでいたと考えています。そのため、定子の側にいるであろう娘が解読してくれると考えて、絵描きはハガキを送っていたのではないかと考えました。

考えられる名前の流れとしては、フサエがハーフであれば、絵描きが外国人(キャンベル氏)で、その人物と定子の子どもがフサエ・キャンベル、一度離婚し、木之下氏と再婚し、木之下フサエとなり、後に引っ越したというところでしょうか。フサエが暗号好きなのは、その心情を察するに、前の父親との思い出もあるのかもしれません。ビリーについて、母の再婚相手の友人と周りくどい言い方をしているのは、木之下氏と距離がある感じがしたので、その溝が埋まっていないということも考えられそうです。

上記はあくまで可能性ですが、フサエブランドは度々登場するため、今後、イチョウの木の下で明かされなかったフサエの正体が明かされる日も来るのではないでしょうか。

また、メモを読んでいただければと思います♪

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