こんにちは、鳥子です。
注意
こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。
今回は、
2023年11月15日サンデー掲載の名探偵コナンFILE 1120
の事件について感想・考察を書いていきます。
前回の記事はこちらとなります。
名探偵コナン サンデーFILE.1119 感想・考察「 天空 」
探偵が犯人を追い詰める描写と、怪盗が探偵に追い詰められる描写が一緒に描かれてて面白いですよね。
怪盗が冤罪から逃れるためについた嘘で事件をミスリードしちゃう感じも面白いです。
混乱しそうですが、シンプルに事件を考察し、解決に導けば、キッドがついた嘘がわかる構造になっているのでしょうか?
さて、今回わかった話で、考察の詳細を詰めていこうと思います。
自殺?他殺?
まずは自殺か他殺かというところですが、白馬探が言っている通り、
- 自殺者がサイレンサーをつけた銃で自殺する必要がないこと
- サイレンサーをつけた銃で自殺するには体勢的に無理があること
- さらに仮に無理な体勢で自殺したとしても、銃口が接触し、焦げ跡が残ること
から、他殺しかあり得ないと考えられます。
犯行場所とカーテンの血
続いて、犯行場所です。これは、展示室入り口付近の壁に大量の血があることから、犯行場所はこの場所で確定だと考えられます。遺体はこの入り口から椅子まで運んだということになります。
問題は、コナンや白馬、キッドが指摘している通り、カーテンに付着した血ですね。カーテンと入り口はかなり離れているにも関わらず、犯行場所と程遠い位置のカーテンに血が付着しています。
可能性として考えられるのは、一度カーテンを外して、発射残渣や血痕が加害者自身に付かないようにカバーにして、社長を射殺したか、あるいは、社長の遺体を運ぶ時にカーテンにくるみながら移動させたか。
ただ、ここで気になるのは、犯人にそこまでの時間があったのかということですね。仮にカーテンが外れたとしても、再び付け直すにはかなり時間がかかります。
もしかしたら他の用途なのかもしれません。
犯行のタイミング
続いて、犯行のタイミングです。
キッドがルーバーレンズを使用したのは、白馬の独断の意志により誘導されたものです。つまり、犯人は、キッドがルーバーレンズを使うことはわかっていなかったわけなので、普通に考えれば監視カメラに映ってしまいます。
しかし、犯人が監視カメラに映っていませんでした。監視カメラに映っていなかったということは、キッドがルーバーレンズをつける前のまだ監視カメラによる監視が甘かった段階で展示室に侵入し、犯行が行われたか、もしくはキッドがルーバーレンズをつけたあとになることが考えられそうです。
ただ、キッドの説明では「キッドが予告状を置いた後に、犯人が犯行を行った」と言っていますが、それだとキッドがルーバーレンズをつけた後に犯行が行われたことになります。
先ほど記載した通り、犯人が、キッドが監視カメラにルーバーレンズをつけていることにそもそも気付いていなければ、犯行ができないですし、ルーバーレンズをつけていることに気付いていたとしてもかなり犯行時間が短くなります。
つまり、実際にはキッド侵入時点で遺体があったのにもかかわらず、キッドの説明を正しいとしてしまうと、犯人の犯行時間の短さを物語ることになります。
このため、事件が解決して犯人や犯行時刻が判明したら、新一がキッドの変装だと確実にバレる根拠に繋がりそうです。
おそらく、犯人の犯行タイミングとしては、監視カメラによる監視がまだ甘かったタイミングだと考えられます。
浮気?
さて、他にもわかったこととしては、社長の秘書と、社長の妻が同じ香水の匂いがしたため、もしかしたらできているかもしれないということです。
前回の考察で、社長が技術部部長とカラオケに行ったのは、妻との離婚話があるからではないか?と考えました。
もし今回の描写を素直に反映させると、妻と秘書の浮気を知った、あるいは、浮気だと勘違いをした社長が技術部部長と傷心した心を癒すべく、カラオケに行ったというのは考えられそうです。
犯人は?
メールについても、2人にしかメールが届いていないのであれば、社長自らが2人に送ったか、あるいは、犯人がそうさせたかが考えられますね。
今のところは、犯人は加勢さんだと考えていて、展示室のチェックが終わった段階で、加勢さんが社長を展示室内に呼び戻したと考えています。
呼び戻した方法としては、「キッドを待ち伏せして宝石をとらせないようにしましょう。」「社長の妻も惚れ直すかもしれませんよ。」などと言ったのだと思います。
その際に、加勢さんが「宝石は私が死守する」と社長にメールを送らせたか、殺害した後で、社長の携帯を奪ってメールを送ったと考えています。
その後、遺体を椅子まで運び、展示室から抜け出したというのはどうでしょうか?
カーテンの用途がまだしっくりきてはいませんが、現時点での事件の考察になります。
今回は4話構成っぽいので、次の回で確実に犯人を仕留める考察をしたいと思います!
血縁関係?
続いて、そのほかに気になるところです。
本人たちが触れていましたが、中森警部にキッドかどうか確認する儀式を行われたあと、コナンはキッドに、なんで工藤新一に顔が似ているのか聞きました。
キッドは先祖が同じじゃないのか?と返しましたが、これは本当に血縁関係の設定がありそうですね。
問題はこれによって、白馬探に、工藤新一と怪盗キッド、即ち黒羽快斗が同一人物だと疑われてしまうかもしれないのが厄介ですね。
一応、コナンは解毒薬を1錠残しているため、工藤新一に戻ることはできるのですが、工藤新一はすでに怪盗キッドが変装しているので、新一とキッドが別人であると証明するには、コナンが工藤新一に戻った上で、キッドのフリをする必要があるかもしれません。
工藤がキッドで、キッドが工藤で、という混乱しそうな状況になりそうですね。笑
ただ、解毒薬で戻ったとしても、これはこれでキッドが扮した工藤新一がメディアに触れてしまう可能性もあるので、そうなると工藤新一生存情報が流れてしまい、組織の目に留まるなどして、またまた問題になりそうです。
また、メモを読んでいただければと思います。