サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1119 感想・考察「 天空 」

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

今回は、

2023年11月8日サンデー掲載の名探偵コナンFILE 1119

の事件について感想・考察を書いていきます。

 

概要

今回はキッド登場回ですね。

鈴木財閥が50億円をかけて、ベルツリータワーに増設した天空の展示室。東京の絶景と共に宝石が鑑賞できるようになっています。

キッドは世界最大級のタンザナイトが飾り付けられたイス、アズールスローンを狙っていました。

キッドの予告があるにも関わらず、警備体制としては、展示室への出入り口を映す防犯カメラが1台のみでした。

中森警部は、キッドに宝石を取らせたいのか?と警備体制について次郎吉に文句を言いますが、次郎吉はネズミ捕りの要領だと伝えます。加えて、ある協力者からの助言で、キッドは湿気に弱く、マントが濡れると飛べないことや変装マスクも内側から崩れることを指摘しました。

ある協力者とは、警視総監の親を持つ高校生探偵、白馬探のことです。白馬は、キッドを展示室で捕まえたら、オスプレイで展示室ごと釣り上げ、プールに沈めてキッドを水中で確保しようとしていました。

また、展示室にも仕掛けが施してありました。展示室の出入り口を映す防犯カメラは、展示室の扉が開いていると、展示室の奥にあるアズールスローンを映すことができますが、扉が閉まっていると、1秒ごとにランダムに光る線の入った扉を映すことになります。

この光る線は、警備室のモニターの色とも連動しており、監視カメラ映像が差し替えられてしまうと、ランダムに光る線が警備室のモニターの色と合わなくなってしまうため、判別できる仕組みになっています。

さらに、キッドが湿気に弱いことから、ミスト発生装置も用意してあります。強力な加湿器のようなもので、部屋の四隅から水蒸気が噴射され、防護服を着ていないとぐっしょりと濡れてしまいます。

そして、キッドの予告時間間近、突如停電が起きます。監視カメラの映像は特に問題なさそうに見えましたが、コナンは光る線のわずかな揺らぎに気付き、展示室に向かいます。

そしてこのタイミングで、ミスト発生装置を用意した会社の社長、吉田社長の妻と、社長の秘書がやってきます。どうやら、吉田社長から宝石を死守する旨のメールが届いたことを伝えに来たようでした。

コナンが展示室についたところ、吉田社長がアズールスローンに座っていましたが、銃によって頭が撃たれており、すでに亡くなっているようでした。

そして、キッドはコナンより先に現場に到着し、社長の遺体を目撃していました。

続々と展示室前に機動隊が集まってきている中、このままだと、キッドは殺人の冤罪になってしまうところでしたが、コナンからの条件を飲み、コナンに事件解決と冤罪をはらす協力をしてもらうことになりました。

現場に到着した次郎吉や中森警部、白馬の前に現れたのは、工藤新一に変装した怪盗キッドでした。

というところで、今回の話のまとめは以上になります。

 

気になる描写

続いて気になるところに触れていきたいと思います。

コナンが出した条件

コナンがキッドの冤罪を晴らす協力をするための条件として、最後のページにあるように工藤新一に変装することを条件として出したと考えられます。

というのも、冒頭の蘭と園子の会話では、蘭を放っておいたら、誰かに取られてしまうのではないか?という危機感が新一に欠如していると園子は考えました。

このタイミングで工藤新一として現れて、キッドに一芝居打ってもらうことで、蘭の気持ちをとどめておこうとしているのかもしれません。

ただ、新一の生存がバレてしまうリスクは充分にあります。紅の修学旅行では、恋愛に走った新一の生存が、メディアを通して、組織の目に触れてしまいました。

今回もキッド回ということで、充分メディアに触れる要素があるため、キッドの変装といえど、かなり危険な状態です。

 

社長の指輪の痕

社長が自己紹介をしようとしている時、左手の薬指が映っていますが、結婚指輪がなく、指輪の跡があるだけでした。

ここから考えると、社長の妻のさつきさんと関係がうまく行っておらず、指輪を外した可能性が考えられます。

もしかしたら、社長が技術部部長とカラオケに行ったのは、妻との関係によって溜まったストレスを発散しようとしたとか。

そのため、喉をつぶすほど歌ったのかもしれません。

誰ならあのタイミングで展示室に入れるのかを考えたとき、展示室の最終チェックの後、つまり社長が亡くなる前に、最後に一緒にいたのが技術部部長なので、一応技術部部長を見張っておきたいと思います。

例えば、妻と離婚しそうになり、自暴自棄になった社長を慰めるべく、技術部部長が一緒にカラオケにいく。

実は、技術部部長は社長に恨みがあり、社長から聞いた妻との関係の悪さを自殺の動機にし、自殺に見せかけ殺害したとか。

メールの送り主についても、社長の妻や秘書だけでなく、技術部部長にも同じようなメールが送られているのか気になるところです。

ただ、そうは言っても、今回はまだまだ確実なヒントが見つけられていないので、そもそも他殺なのか自殺なのか、犯人が誰なのかはまだわからない、ということで保留にしておきたいと思います。

気になっているのは、展示室のチェックが終わった際に「ウム」と言っていた社長が本物なのかが気になるところですね。ミスト発生装置は強力な加湿器なので、加湿器によって喉が治ったのか?それとも別人を示す描写なのかが気になります。

 

また、メモを読んでいただければと思います。

 

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