こんにちは、鳥子です。
今回は、鷹ジジイがスマホを叩き割った理由について考察しました。
怪盗キッドの王冠マジックで初登場した鷹ジジイですが、その登場シーンはニュースに載った次郎吉とコナンが映るスマホの画面を杖で叩き割るという衝撃的な登場でした。
今回は、なぜ鷹ジジイはこのような行動をとったのか・誰に対する怒りなのか考えていきます。
鷹ジジイ考察振り返り
これまでの、鷹ジジイに関する考察を軽く振り返ります。
- 鷹ジジイの初登場時の考察では、鈴木次郎吉の血縁関係者であり、次郎吉のライバルではないかと考えていました。
- 次に2回目の登場、鷹ジジイが降谷零にコナンの調査を依頼した回では鷹ジジイは大岡家の御隠居であり、元総理ではないか?と考察しました。
コナンの調査を依頼していたということでスマホを叩き割った時の狙いがコナンだった可能性や、コナンを狙うのはミスリードであり次郎吉を陥れるために周辺人物であるコナンのことを調査しているのではないか?とも考えました。
- 最近あげた考察ではもう1人の老人であるベーダーさんのことを大岡家と縁のある羽田康晴と考え、羽田康晴がメアリーと接触し、メアリーからコナンのことを聞いた上で鷹ジジイともコナンのことを共有したのではないかと考察しました。
この時点では、鷹ジジイがスマホを叩き割った理由がいまいち説明できなかったのですが、どうやら鷹ジジイは次郎吉に因縁があるかもしれません。
作者インタビュー
シークレットアーカイブス 服部平次&遠山和葉のインタビューでは、青山先生は次のように回答しています。
このインタビューでは「から紅のラブレター」に関する制作秘話などが触れられました。
原作と映画に登場した新キャラ、大岡紅葉について教えてください。
青山先生「元々、和葉のライバルとして大岡という苗字のキャラを、いつか出そうと思ってたんです。遠山金四郎のライバルは、大岡越前かなと。
すごい権力もあるんです。西の園子ポジション。金持ち度では次郎吉が上ですが。」
どうやらコナン界における日本の財力では東の鈴木財閥・西の大岡家というくらい名が知れている構図のようです。
次郎吉は多くのレースで優勝を総なめ、多額の費用をかけてキッドに対抗し、かなり目立つような行動をとっているわけですが、鷹ジジイが大岡家の御隠居であり元総理なのだとすると、スマホを叩き割るほどの憤りを見せた理由としては「東のライバルである次郎吉の活躍の姿を見たから」...言ってみれば、嫉妬心にも近いものかもしれません。
コナンへの興味
また、鷹ジジイはコナンのことを調べようとしていますが、そうする必要があるのは鷹ジジイはコナンのことを知らないからだと言えます。
そう考えると鷹ジジイにとって知らない人間であるコナンに対して怒りをぶつけてスマホを叩き割ったというより、知ってる人間である次郎吉に対して、怒りをぶつけたと考える方が自然ですよね。
これまでもコナンは次郎吉と絡んでおり、何度か新聞やニュースにも載っていますが、鷹ジジイがコナンの調査に動き出したのはつい最近のことです。
おそらくこれまでも、ニュースを見るたびに今回のように怒りをぶつけていたと考えられます。そうであれば、これまでニュースに載っていたどこかのタイミングでコナンを調べ始めてもよいはずです。
しかし、今回ようやく動き出したということは、鷹ジジイはこれまでコナンに興味がなかったと言えるわけで、逆に鷹ジジイが動き出した直近にコナンに興味を持つきっかけがあるとも考えられます。
それが、鷹ジジイとベーダーさんとの接触ではないかと考えています。
友人関係?酸素マスクの老人=ベーダーさんと鷹ジジイは密会をしている?
- 鷹ジジイである大岡元総理はキッドのニュースでライバルである次郎吉を目撃
- いつも次郎吉のニュースを見るたび、憤りをあらわにしていた
- 今回に関してはこのニュースを見た後で、メアリー経由でコナンの情報を得たベーダーさんから、コナンについて話を聞いた
- そしてその後、黒田兵衛からもコナンの話を聞いて興味を持った
というのはどうでしょうか?
もちろん、ベーダーさんからコナンのことを聞かずとも、鷹ジジイが単独でコナンのことを知ろうと思った可能性は充分に考えられますが、現時点では上記の流れで考えています。
またメモを読んでいただければと思います。