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ホテル連続爆破事件ラストの考察-酸素マスクをつけた老人=ベーダーさんとメアリーの接触-

こんにちは、鳥子です。

今回は酸素マスクをつけた老人=ベーダーさんとメアリーについての記事です。

 

前提

このサイトでは現在のところ、酸素マスクをつけた老人の正体を羽田浩司の父=羽田康晴と考えています。

また、メアリーの発言に出てきた「あの人」というのはメアリーや真純を支援している人だと考えており、その人物も羽田康晴だと考えています。

そして、コナンが小五郎や蘭に幼児化したことを伝えていないのと同様に、メアリーもまた羽田康晴に自分が若返ったことなどは伝えていないと考えています。

 

今回お話しする考察は

103巻のホテル連続爆破事件のラストから、その次の海の家の回までの間に

ベーダーさんとメアリーが直接会話をしたのではないか?

というものです。

 

ホテル連続爆破事件と海の家の回

ホテル連続爆破事件のラストでは、ベーダーさんの運転手が火災報知器を鳴らし、宿泊客が一斉に外に出なければならなくなった状況を引き起こします。

ここで、ベーダーさんはメアリーを見つけ「夢を見ているようだ」と発言することになります。

いわゆる、イタズラによってこの騒動が起きたわけですが、次の事件、海の家の回の冒頭では不思議なことが起こります。

コナンは、ホテル連続爆破事件のニュースをスマホで見ていましたが、当初はイタズラだと報道されていたのに対し、ホテル側の発表で機械の誤作動だと発表されました。

また、こういったニュースでは、大概ホテルから避難させられた人達の中の、誰かが撮影した動画が流れるはずだとコナンは考えていました。

 

  1. ホテル側から誤作動だと発表されたこと
  2. 撮影された動画が出回っていないこと

以上2点から、何者かが圧をかけたようにも考えられます。

 

ホテル連続爆破事件のラストでメアリーの現在の状況を察した羽田康晴は、その後連絡をとり、メアリーの置かれた状況をホテルの騒動を通して知ったことを話した事でようやくメアリーと意思疎通することができたのではないか?と考えています。

その結果、ベーダーさんはメアリーの動画が出回らないようにホテル側から宿泊客へ動画をアップしないよう念押しし、さらにイタズラではなく機械の誤作動だと発表させたのではないかと思います。

 

権力

一体ベーダーさんにどんな権限があって、ホテルにそのような圧をかけられるのか?といったところですが、ここで思い出したいのが次の2つです。

  1. メアリー達が泊まっているホテルが杯戸町にあること
  2. 資産家である羽田家の屋敷が杯戸町にあること

 

この2つを組み合わせると、杯戸町周辺のいくつかのホテルの所有者が羽田家であり、資産家というのも財源は不動産収入なのではないか?

そして、オーナー(羽田家)からホテル経営者に圧をかけたのではないか?という仮説が生まれます。

 

杯戸町の複数のホテルを所有しているのであれば、メアリーや真純の居住地を支援できますし、ホテルに圧をかけられるのであれば、動画の拡散もある程度抑えられるのではないかと思います。

 

疑問点

ベーダーさんがメアリー達の支援者であれば、部屋をとっているのはベーダーさんなのだからメアリーの部屋はわかっているのではないか?

最初から回りくどいことはせずに会いに行けばよいのではないか?という疑問もあるかとは思います。

 

これについてはイギリス・ロンドンからの帰国後、メアリーがベーダーさんに対して、なかなか顔を出さない状況から普通に会いに行ってもあしらわれる可能性も考慮して不意をつきたかったのかもしれません。半ば解釈が強引ですが、あり得ないことはないと思っています。

 

ということで、我々読者が見えていない行間、ホテル連続爆破事件から海の家の回の間でベーダーさんはメアリーから色々話を聞いた可能性があるのではないか?と考えました。

またメモを読んでいただければと思います。

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