妙な爺

迫る鷹ジジイの影-もしも降谷零がコナンの正体に気付いたらどうなる?-

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

今回は降谷零がコナンの正体に気付くと、どんな展開が起きるか考えてみました。

降谷零がコナンを調べる経緯

まずは降谷零がコナンを調べる経緯から。

104巻、執事になった理由では紅葉や伊織が登場しますが、巻をまたいで105巻に収録される内容には物語の最後に降谷、風見、黒田、鷹ジジイが登場します。

新幹線のホームで風見と離れた降谷は、停車中の新幹線に乗り込みます。

しかし、乗り込んだ車両には誰も乗っておらず、どこからともなく電話が鳴っている音がします。

降谷が電話に出ると

窓の外を見よ

との指示が。窓の外を見た降谷には、反対側の新幹線に乗った鷹ジジイの姿が映ります。

降谷は鷹ジジイから

江戸川コナンを調べ上げよ

と指示を受けました。

鷹ジジイが、なぜコナンを狙っているのかはまだわかっていませんが、この指示に従って降谷は動き出します。

サンデーのFILE1123から1125の事件では、盗聴器とカメラがつけられた24周年記念のヤイバーのバッジを光彦に仕掛け、コナンを探ろうとします。

以前、「コナンはまだ公安の人間に正体が工藤新一であるとバレていない」と考察しましたが、今後どのようにバレていくのでしょうか?

公安警察はコナンの正体に気付いているのか-APTX4869考察用記事-

また、バレるとどうなるのでしょうか?

 

正体がバレるポイント

まずは正体がバレるポイントについて、以前の考察をおさらいします。

公安はコナンへの評価が高い一方で、薬の存在や幼児化現象については知らないと考えられるため、簡単には正体が新一だとは結びつけられないと考えています。

一方で、原作には描写がないですが、ハロウィンの花嫁では、幼い頃の新一と会っているため、メガネを取ったときに反応する可能性があります。

小五郎の推理力がある時期から向上しているという点に着目すれば、工藤新一とコナンが同一人物であることに気付けそうですが、小五郎を調べた人物は風見となっています。

そして、風見から降谷、黒田という順に情報が渡っていると考えられますが、降谷がコナンに興味を持ったタイミングは、小五郎に張り付いたあと、つまり、風見が小五郎の調査を行った後であるため、降谷自身が再調査をしない限りは、新一と小五郎の関連には現時点で気付きにくいと考えられます。

また、降谷は何度か、コナンや小五郎の推理の現場に遭遇していますが、変声機や麻酔銃の使用についてしっかりと目撃していません。

降谷は、コナンの正体が工藤新一だと疑って調査をしているわけではないため、コナンの正体がバレるポイントとしては、

  • メガネが偶然取れて、過去を思い出す
  • 小五郎の推理力向上について再調査を行う
  • 変声機や麻酔銃の使用を偶然目撃する

などが考えられます。

あとはコナンの推理力の裏には「工藤新一の協力がある」と考えれば、工藤新一の休学時期にも目を向けるかもしれませんね。

そうなれば、本堂瑛祐がコナンの正体に気付いたのと同じルートで降谷も正体に気付くことになります。

 

正体がバレると?

続いて、コナンの正体がバレるとどんなことが起きるのか考えてみます。

おそらく降谷はコナンの正体が工藤新一だと疑ったところで薬の存在を知らないため、その仕掛けがわからないはずです。

まずはコナンの1番近くにいる科学者=阿笠博士を真っ先に疑うのではないでしょうか?

阿笠邸にいっても何も掴めないと思いきや、改めて阿笠邸にいた灰原の顔を見て、シェリーもまた生きていることや、幼児化していると疑うなどの展開も考えられます。

そして、コナンの幼児化の理由に、組織の科学者であるシェリーが関係していると考えるのではないでしょうか?

そして、灰原も尾行対象になる可能性があります。

現在、若狭先生も灰原を狙っているため、偶然にも邂逅する可能性もありますね。

一方、ラムは、若狭先生を浅香だと考えて行動しているため、組織の裏切り者だと考えているバーボンと若狭先生が接触しているところを偶然にも見てしまうと、バーボンへの裏切り者疑惑が完全に確定してしまいそうです。

万が一、バーボンが組織に狙われた際に、困るのがベルモット。ベルモットはバーボンに秘密を握られており、バーボンが消息不明になると、ベルモットの秘密が組織にリークされる状態になっています。

そうなった場合、ベルモットはバーボンを助ける動きをするかもしれません。

コナンの正体や灰原の正体が完全にバレるためには、薬の存在を証明することが必要不可欠です。

一方で、公安側は、脇田が羽田浩司殺害事件の犯人だとはまだ結びついていないようなので、羽田浩司殺害事件の犯人を突き止めるにも、同じく薬の存在を明らかにしなければなりません。

ここで絡んでくるのが、若狭先生が見ていたAPTX4869の投与者リストの存在です。

もしも、銃砲店からの強盗の疑い、もしくは、17年前の事件の重要参考人として、若狭先生を警察まで同行させることができれば、若狭先生のパソコンのアクセス履歴や証言などから、薬の存在が明らかになるかもしれません。

個人的な希望としては、過去の赤井務武との話や、エレーナとの話も出てきて欲しいと思っています。

薬の存在が明らかになれば、「灰原がシェリーかもしれない」という疑いを持つ降谷からの追求をコナンが受け、灰原が公安に疑われないように物的証拠となる解毒薬を手放すといったことがあるかもしれません。

そうなった場合に、メアリーが解毒薬を完全に盗み取りベルモットと再び対峙することになるか、あるいは、務武の敵討ちとなる展開でラムと対峙するということもあり得るかもしれません。

後半は妄想多い展開予想でしたが、コナンの正体がバレると、例え悪い奴らの敵である降谷に正体がバレたとしても影響がかなり大きそうですね。

 

また、メモを読んでいただければと思います。

-妙な爺
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