サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1152 感想・考察「 ヤバイ写真 」

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

前回の記事はこちら

名探偵コナン サンデーFILE.1151 感想・考察「 脅しの写真 」

 

概要

高木刑事と目暮警部が現場にやってきて事件の詳細を聞くことになりました。

コナンと真純が、被害者の連れである野村氏と被害者の部屋に入った時、そばには他に誰もいませんでした。

被害者はスマホを探していて、上から落ちてきた花瓶で頭を打ち事故で亡くなったようにも見えるのですが、被害者がそばにあった椅子のキャスターを掴んでいたことや電卓に血でかかれた○に、50511070という数字が打ち込まれていたことから、何らかのメッセージを残そうとしていたことがわかります。

 

このことから、被害者は事故ではなく何者かに殺害された可能性が出てきました。

容疑者となるのは、野村氏、被害者に写真で脅されていた政治家の近藤氏、同じく写真で脅されていた俳優の堂本となります。

 

野村氏であれば同じ部屋に泊まっていることから、花瓶が落ちるように細工をできましたし、近藤、堂本であれば、コナン達が入室する前から部屋に侵入しておき、被害者を殺害することができたというものです。

 

前回は野村氏が怪しいと考えていたのですが、

次の点から犯人が堂本ではないかと疑っています。

 

野村氏の聞いた音の違い

1話目で被害者の小笠原氏が部屋に戻ってきた際、ドアを閉めた時の音は「バタン」でした。

2話目で野村氏がシャワー中に近藤が部屋を出た時に聞いドアの音も「バタン」でした。

一方で、同じく2話目で堂本が部屋を出た際には「パタン」という音になっていました。

 

作中で開閉が描かれている中で、部屋を開け閉めした時系列順としては、

  1. 政治家の近藤のバタン(退室)
  2. 俳優の堂本のパタン(退室)
  3. 被害者の小笠原(退室)音は不明
  4. 被害者の小笠原のバタン(入室)

となります。

 

堂本の時だけパタンとなっていることがわかります。

堂本の前に出た近藤が何か細工をした可能性もありますが、鍵となるのは堂本が持っていた被害者の名刺だと思います。

堂本は被害者からもらった名刺を握ったと言っていましたが、名刺は蛇腹のように折られており、握っただけでできるような跡ではありませんでした。

 

可能性としては、ドアが完全には閉まらないように折り曲げた名刺を挟むなどして使ったのではないかと考えています。

そのため、閉まった際に音が変わっていたのではないかと思います。実際にそんなことができるのかどうかは不明です…。

 

この説で問題となるのは、被害者の小笠原が野村氏と外に出た際にもドアに仕掛けを施しておく必要があるため、2人が外出した際にちゃんと鍵がしまったのか、そして2人はそれを確認しなかったのかです。一応、ホテルの鍵はオートロックだったので、ちゃんと閉まったのか確認しない可能性もありますし、パタンという音でも特に気にしなかった可能性は大いにあります。

 

状況としては、

  1. 小笠原の部屋のドアに細工を行い、ドアを開けられるようにしておく。
  2. 小笠原が野村氏と外出した後、部屋に侵入。
  3. ドアのトリックを回収
  4. スマホを探す。
  5. 小笠原が戻ってきたことに気付き、慌てて隠れる。
  6. 小笠原が後ろを向いたところで、花瓶で撲殺。
  7. そして、逃げようとしたところで、コナン達が入ってきたため、再度隠れる。
  8. 小笠原は犯人が少しだけ場を離れた隙に電卓でメッセージを残し、息絶える。
  9. コナン達が部屋の深くまで入ってきたところで、今きたように犯人が現れる。

というイメージです。

 

突発的な殺人だったため、被害者のメッセージに気付かず、隠蔽できなかったと考えています。

2025/10/11追記

被害者は一度シャワールームに行こうとして、すぐにやめたようでした。もしかしたら、シャワールームに残っていた堂本の香水がキツくて、入るのをやめた可能性もあります。

物的証拠がなさそうなので、コナン達が犯人をどう追い詰めるのかが気になるところではありますが、

被害者がシャワー室に入るのを躊躇うほどに香水の匂いがきつかったのであれば、次のようなことが考えられます。

堂本が香水のフタを鍵の開錠のトリックに使うために、香水を全てトイレに流したのではないかというものです。

ホテルの部屋のドアには一般的に、ラッチボルトとデッドボルトという2つのロックがあります。

デッドボルトは閂のようになっており、ラッチボルトはバネのように押すと引っ込むようなものです。

犯人は、デッドボルト側の受け口に香水のフタを詰め、ラッチボルト側の受け口に蛇腹に折った名刺を入れていたのではないでしょうか?

このため、堂本が部屋を出て以降は完全にドアが閉まらないようになり、被害者は部屋の鍵がかかったと勘違いした状態で外出することになったと考えられます。

被害者が出ている間に、堂本が侵入し、ドアのトリックを回収したため、被害者が部屋に戻ってきた時には普通に施錠されていたのだと思います。

2025/10/11追記ここまで

 

メッセージ

メッセージについては、前回の考察でタイヤのサイズのことを示しているのではないかと考えました。

今回、コナンと真純が被害者のメッセージからタイヤを思い付いたため、方向性は合っていそうです。

 

問題はその内容ですが、今のところ

血の○をアルファベットのOとしたときに

 

50511070=タイヤ=tireのことを示し、

Oを足すことで、t「o」ire→toire→トイレとなるのではないかと考えました。ちょっと無理があるかもですが…。

2025/10/11追記

Xのフォロワーさんの名推理により、

お化けを示すメッセージだということが判明しました。

50511070はタイヤのサイズなどを表すもので間違いないですが、ここからさらに速度表記に変換する必要があるようです。

50→B、5→A、110→K、70→E

血で書かれたOと合わせるとOBAKE(=お化け:作中で描かれた予約していないのに予約したと言ってくる客=堂本)となるようです。

https://dunlop-motorcycletyres.com/dictionary/size/

 

トイレに行った堂本のことを指しているようにも見えますが、連れの野村氏もトイレにはいくはずなので、これで犯人を確定できるかは怪しいです。ただ、コナンと真純はこれで犯人を特定しているようです。

 

堂本が入室したコナン達から隠れるためにシャワー室に隠れたのであれば、香水の匂いがまだ残っているかもしれません。

時間が経っているのにシャワー室に匂いが残っていれば、直近まで堂本がそこにいた証拠になりそうです。

被害者は薄れゆく意識の中でトイレ(シャワー室の方)に逃げ込む犯人の姿を見て、メッセージを残したとか?

堂本の仕草で気になる描写があります。

それは、事情聴取で堂本がポケットからスマホを出そうとした際、待受が表示されていたことです。

また、堂本は、カップを持つ手や香水を持つ手、香水を左のポケットに入れて右手で取り出していた状況などから利き手が右手だと想定できますが、なぜかスマホを取り出した際は左のポケットに入れており、左手でスマホを取り出した後、右手に持ち替えていました。

このことから普段と異なる行動をしたのではないかと疑っています。

例えば、被害者のスマホが現在見つかっていない状況なので、堂本が被害者のスマホを持っているのではないでしょうか?

堂本は被害者の私用スマホを奪った後、遺体の顔もしくは指などでロックを突破し、自身の画像を送ってロック画面に設定したのではないでしょうか?

もしかしたら、被害者の連れである野村氏が被害者に電話をかけることで、盗んでいることが発覚するかもしれません。

2025/10/11追記ここまで

 

堂本が撮られた写真

堂本は香水を普段から持ち歩いているようでした。

違うメーカーの帽子をかぶっていたところを撮られたと説明していましたが、本当はどうだったのでしょうか?

個人的には、薬物か何かの取り引きを撮影されてしまったのではないかと考えています。

香水は匂いを隠すために持ち歩いているのではないでしょうか。

 

近藤が撮られた写真

近藤もGPSを被害者につけるほど追い込まれていたのですが、こちらも本当は証言通りの写真ではないと思っています。

やはり1話目の1枚でお金を稼げるという状況的に、同じ写真に近藤と堂本が写っているはずなので、子どもの写真とは考えにくいです。

 

真純が隠したい写真

真純はコナンにパンチラ写真を見られたくないと言っていますが、本当は前回考えたようにホテル連続爆破事件の写真だと思います。

メアリーの存在を隠そうとしていると考えています。

コナンが野村氏から編集長に公にするのを止められていた写真だと聞くことになったら、海の家の回の冒頭で不思議がっていた「事件の写真が出回らない謎」に触れることになりそうです。

この裏にはベーダーさんや鷹ジジイが関与していると考えているため、解決編での登場を期待しています。

 

またメモを読んでいただければと思います。

 

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