こんにちは、鳥子です。
注意
こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。
今回は、
2022年4月20日サンデー掲載の名探偵コナンFILE.1092
の事件について感想・考察を書いていきます。
前回の記事はこちらです。
名探偵コナン サンデーFILE.1091 感想・考察「 コラボ 」
だいぶ日が経ってしまいました。今回もそのまま考察に入ります(ふせったーベースとなります)。
犯人予想
今回明らかになった被害者が亡くなるまでの流れは下記になります。
下記、赤部分が椅子に座る動作になります。
このときは椅子に毒がついていなかったのか、直後にポテトを食べても被害者は亡くなりませんでした。
つまり、ポテトを食べて以降、かつ暗転が解除された後のカメラの様子からもコナンの言う通り「暗闇の中で」毒が盛られたことが判断できます。
ここで、気になるのが、毒がついていた場所です。
- 背もたれの上の部分
- 椅子の座面の右側の裏の前
- おしぼり
です。
前回考えていた皿やトングには毒はありませんでした。というわけで、練り直しです。
上二つに触れていることから被害者は席を立ってトイレに行ったのではないかとコナンは推測しますが、店内のカメラから被害者がトイレに席を立ってはいないようです。
ただ、暗転が解除された後、被害者は背もたれに背を付けていたとのことで、それまでの座る動作から次の事が考えられます。
それは、暗転の最中に被害者が席を立ち、毒に触れた後で椅子に座ったというものです。
下記が考えられる流れです。
- 暗闇になる
- 犯人が毒の付いたスプーンを落とす
- 被害者がスプーンを拾う
- 被害者がスプーンを店員に渡す
- 被害者が椅子の背もたれの上を触って引く
- 被害者が椅子に座る
- 被害者が両手で椅子の座面の前の方を持ち、椅子を寄せる(右手のみ毒が付着しているため、椅子の右にのみ毒がつく)
- 被害者が落ちたものを触ったため、おしぼりでふく
- 被害者が背もたれに背中を付ける
- 暗闇解除
このような流れであれば、毒も回収されたうえで、今回明らかになった毒の痕跡がつくと考えられます。
暗闇の中で犯人が落とすものに関しては、
皿だと割れてしまって拾ってもらえないし
おしぼりなら落としたことに気付かなさそうだし
スプーンなら割れずに落としたことも気付いてもらえると考えられます。
ただ、この方法だと
席の近い戸谷であれば持参した毒付きスプーンを落とせば実行できそうですし、店員も、テーブルの近くで毒付きのスプーンを落として被害者に拾ってもらえれば毒をもることができそうです。
スプーンを使う方法だと一意に犯人が定まらない気がするので、スプーンではないのかもしれません。
今回の事件はかなり考えるのに難航しているため
シンプルにどの人物なら犯行可能かを考えてみます。
コナンが写真3枚から気付いたことは、おそらく被害者が常に顔の左側を見せる(映える)ような位置に写っていることだと思います。
このことを知っていれば被害者が座る席を誘導できたと考えられます。女子会前恒例で写真を撮っていたので、全員がこのことは知っていたと思いますが、椅子に座る前に写真撮影を切り出したのは、店員となります。
続いて、毒を仕込める人物について。
今回、マリトッツォには毒は仕込まれていないことが分かりましたが、マリトッツォを食べることを知っていたのは店員となります。また、暗転することも、暗転した後にマリトッツォを出すことを知っていたのも店員のみであり、素手に毒を仕込むことができたのは店員となります。
たとえば、先述のように
席の近い戸谷であれば持参した毒付きスプーンを落とせば実行できそうですし、
とは書いていますが、これを戸谷がやるには、このあと素手で食べるものが出ることを知っていないと、そもそも素手に毒をつけようとは思わないはずですね。
「スプーンに毒をつけて拾わせる」というものが正しいかどうかは正直怪しいですが、「マリトッツォで毒殺するために素手に毒をつける必要があった」のは、今のところ店員のみとなりそうです。(他の2人にはマリトッツォが出ることは知り得ないため、素手に毒をつける必要がない)
また、メモを読んでいただければと思います。