サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1115 感想・考察「 執事と探偵 」

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

今回は、

2023年6月21日サンデー掲載の名探偵コナンFILE 1115

の事件について感想・考察を書いていきます。

前回の記事はこちらになります。

名探偵コナン サンデーFILE.1114 感想・考察「 執事とお嬢様 」

 

気になる描写

今回も、気になったことや確定事項を中心に見ていきます。

解決編ということで、事件の真相については、サクッと触れます。

事件の真相としては、USBメモリーの中身通り、ツルギ議員の秘書は、投身自殺ではなく殺害され、向かいのマンションの住人が偶然撮っていた動画に証拠が映っており、その情報を掴んだ記者が殺害されたというものでした。

コナンや平次が先に気付けたのは、なかなか伊織が戻ってこず、伊織がスマホを捨てた事により、紅葉とも連絡が取れなくなったことで、平次が探しにきて、伊織が何か探っている様子を見かけたから、というものでした。

そこまで、込み入っておらず、シンプルでしたね。

前回の記事では色々深く考えすぎてしまったようです。

 

鷹ジジイ

そしてついに、鷹の杖の老人が登場しました。

呼び名は猛禽類使いの老人か、スマホ叩き割り鷹匠か、鷹の杖老人か迷っているところですが、作者の青山先生によると、この老人を鷹ジジイと呼んでいるようです。

 

安室と接触する大物とは、この人物なのでしょうか?

 

この老人や安室に関して気になったことが、いくつかあります。

例えば、

  • なぜメールではなく電話なのか?
  • 電話がよかったのだとしたら、なぜ顔を見せたのか?
  • どうやって、あの席を確保したのか?
  • なぜ黒田に対して、降谷はなんでもないですと返答したのか?
  • 老人がコナンを調べさせる理由とはなんなのか?
  • 老人の電話をかけているスマホは、誰が置いたのか?
  • 誰なら置けたのか?

 

誰がスマホを置いたのか?

まずは、速報的に現在の考えを述べます。

考察のとっかかりとなりそうなのが、誰がスマホを置いたのか…です。

全く関係のないモブが、老人の指示に従ってスマホを置いたのなら、老人の正体は選択肢が多すぎて絞りにくいですが、もしもスマホを伊織が置いていたとしたらどうでしょうか?

目暮警部が犯人を待ち構え、伊織や平次が出てきた車両の番号は13号車、そして、降谷が入ったのは、なんと13号車です。もちろん13号車にいた人なら置けるとは思いますが、同じ13号車にいた伊織が、スマホを置いたのだとしたら、老人の正体はある人物に絞られます。

 

それは、大岡家の御隠居、紅葉の祖父で元総理です。

 

以前の記事で、

黒田は降谷を誰かに会わせたいのではないか?

それが大物であり、元総理なのではないか?

と考えました。

もしも、黒田や伊織から元総理に「会わせたい人がいる」という話がついているとしたら、元総理から安室に連絡があっても不思議ではないかもしれません。

 

御隠居であれば、大岡家の執事である伊織に「普段使いのスマホとは別のスマホを持たせること」も「どの車両に伊織が乗っていたか」も連絡を取れる可能性があるため、老人からしても位置取りしやすかったかもしれません。

 

連絡方法

そして、メールではなく、電話で、しかも顔を見せたことについては、

例えば、

  • 老人がすでに一度降谷と会っている、つまり顔見知りになっているから、顔を見せた
  • あるいは、初対面でも顔を見せれば、素性をわかってもらえるような人物

などが考えられます。

老人が元総理であれば、降谷からすれば、顔を見れば相手が誰かわかりますし、黒田や伊織から、元総理にも降谷にも、お互いに話がついているのであれば、初対面であっても、相手が何を目的として連絡を取り合っている相手なのかはわかるわけです。(読者にはわかりませんが。)

 

黒田が降谷に誰に会うかハッキリ言っているかは微妙ですが、公安側としては降谷を御隠居に紹介して色々聞きたいと思っているのかもしれません。

まるで取り引きみたいですが、御隠居の顔色、機嫌を伺うのに、まずは御隠居の指示通りに任務を遂行し、そのあとで情報交換する感じをイメージしています。

 

何でもありません

降谷は、黒田からの連絡の際に「何でもありません」とは言っていますが、これはどういう意味なのでしょうか?

 

何でもありませんという言葉、

まるで、降谷が「老人と会ったことを隠蔽しようとしている場面」にも見えるのですが、

降谷が「黒田もこの状況を把握している」と考えていたらどうでしょうか?

 

降谷が黒田から「13号車に行って、ある人物と接触しろ」と言われていたとしたら、老人と会った際に「あ、この人のことか…」という納得と「え?元総理?」という焦りが入り混じった感情になるかもしれません。

しかし、任務を遂行する上で、特に支障はないために何でもありませんと答えた可能性はあります。

 

私は、降谷と黒田の間では、しっかり情報共有されていると考えているため、特に隠蔽したわけではないと考えています。

 

鷹ジジイの標的

さて、老人は、コナンを骨の髄まで調べろと指示をしてきました。

これまでは、コナンではなく、次郎吉と関係があると考えていました。前の記事では、次郎吉と血縁がありそうと考えて、老人の仮の名前で、太郎吉としていましたが、老人の正体が大岡家の御隠居であれば、この線はなさそうです。

 

コナンを狙う理由とは一体何なのでしょうか?

コナンを狙う理由があるとしたら、まずどういう経緯でコナンのことを疑ったのかが、気になるところです。

 

例えば、

  • 工藤家と知り合いで、新一のことも知っていた。幼児化をいきなり疑うわけではないけれど、なんか似てるなぁと思った。
  • あるいは、キッドキラーや、東都タワーの爆弾を止めて、メディアに出ているコナンを気にかけていた。
  • ほかにも、黒田からコナンのことを、眠りの小五郎の知恵袋だと話されていて、気になっていた。

特に、2つ目、3つ目に関しては「小学生が警察を超えてくる能力を持っているなんて信じられない、なんだこいつは?」といった考えもありそうです。

 

今のところ、コナンを調べさせる理由そのものについてはわかりませんが、老人の背景に今後の展開に繋がる重要な設定がある事は間違いないですね。

今回は、まずはざっくり考えたので、休載期間中にもっと深く考察したいと思います。

 

また、メモを読んでいただければと思います。

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