こんにちは、鳥子です。
注意
こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。
今回は、
2025年2月5日サンデー掲載の名探偵コナンFILE 1139
の事件について感想・考察を書いていきます。
前回の記事はこちらです。
名探偵コナン サンデーFILE.1138 感想・考察「 火はまた燃える 」
概要
北倉の事故によって救急車と警察を呼んだコナン達。北倉は救急車で運ばれました。
そして、現場には長野県警の大和、高明、由衣刑事が来ており、事故発生の状況を伝えます。
長野県警は探偵団達と一緒にコンパス探偵団の南條香織、葛西七佑、伊東環姫から話を聞きます。
事件当時の状況や持ち物を確認した後、由衣刑事と探偵団は車に乗って被疑者を連れて県警へ。
コナン、大和、高明は現場に残って証拠集めを始めました。どうやら今回の事件の犯人とトリック、そして動機もわかったようです。
所持品とトリック
今回明らかになった葛西、南條、環姫の所持品です。
葛西
- 財布
- ティッシュ
- ハンカチ
- スマホ
- 車のキー
- 家の鍵
- タバコ
- マッチ(本当は電子ライターを持っていた)
- 携帯灰皿
環姫
- 財布
- ティッシュ
- ハンカチ
- 小さい水筒
- 化粧道具
- スマホ
- 充電器
- キーケース
- 小銭入れ(100円玉が沢山)
- レーザーポインター(外国製)
香織
- 財布
- ティッシュ
- ハンカチ
- 目薬
- 化粧道具
- スマホイヤホン
- 自宅の鍵
- モバイルバッテリー
- 消毒用のジェル(他の人にも貸していた)
- 健彦のスマホ(長野県警から返却された)
葛西の紛失した電子式ライターも誰かが持っているのではないか?
それを使ったのではないか?と考えられるのですが、そのためには至近距離で使用する必要があります。
少なくとも、1件目と3件目の事件では使用は難しそうです。
レーザーポインター
個人的には、環姫のレーザーポインターが怪しいと考えています。市販のレーザーポインター程度では火がつくことはなさそうですが、外国製で強いものとなると燃えやすい素材であるフリースに火をつけることはできるかもしれません。
例えば1件目であれば、環姫の左腕の後ろあたりにレーザーポインターを点灯させた状態で雪の中に突き刺し、腕に向けて光を出しておきます。
あとは環姫が腕の位置を調整するだけで、レーザーが左腕にあたるようにし、発火する仕組みです。
コナンや北倉が環姫の元へ向かった際、環姫は脱いだ服を自身の右側に投げ捨てました。この間にレーザーポインターを回収したのではないでしょうか?
そして3件目では、車の右の外側の後部座席側のドアにテープが貼ってあったことがわかっています。こちらはポインターを固定させるためのテープだったのではないでしょうか?
北倉が腕を出したところに、丁度レーザーが当たるように角度を調整したポインターをテープで貼っておき、北倉が窓から腕を出したことで火がついたと考えています。
これには北倉を運転させることと、窓から手を出させる必要があります。
前回も触れましたが、環姫が北倉を運転させる誘導をしたと考えています。
また、ここで問題となるのは2件目の事件はポインターを使って再現できるのか?ということです。
スマホの動画
個人的には、ここで効いてくるのが環姫が多めに購入したアイスです。
アイスを沢山買ったのであれば、ドライアイスが付いていた可能性が高いです。
ここで光彦が撮ったスマホの動画を見てみると、香織からフリースを取った後のシーンで、環姫の右手が裾で隠れている描写を確認することができます。
もしかしたら香織が気付かないタイミングで、香織のフリースのフードにドライアイスを入れておいたのかもしれません。気化してフード内に滞留したドライアイスが、香織が壁にぶつかった衝撃でフードから漏れ出て、煙のように見えたのかもしれません。そしてドライアイス回収のために袖で手を覆っていたのかもしれません。
この場合、焦げについては先につけておく必要があるのですが、どうも焦げの形が100円玉サイズの丸が3つほどあるようにも見えるので、ここで100円を使ったのかもしれません。
例えば、葛西からくすねた電子式ライターを使い、100円玉を加熱してフリースの背中部分に押し付け、焦がしておいた…とか。
若干、飛躍がありますが100円と紛失したライターと匂いのしない焦げを繋げてみました。この辺は自信がありません。
コンパスとスマホ
犯人の動機について考えてみます。
コナンはミニのグローブボックスからコンパス探偵団のバッジを見つけていました。確認すると、少し黒くなっています。
屍人の御燈の実験に使った際のバッジを見ると、どれも汚れていないので火災で亡くなった南條健彦のバッジだと考えられます。汚れている部分は煤でしょうか?
南條香織の所持品には黒焦げになった健彦のスマホがありましたが、それは長野県警から返してもらったものだそうです。
では、バッジも一緒に返してもらったのでしょうか?
もしかしたら何者かが事件当日に健彦のバッジを火災のあったロッジが持ち出した可能性があります。
それが今回の動機に繋がっているのかもしれません。例えば、
流れ
- 北倉は火災当時、健彦の位置が分かっており、意識もあったが動けない状態であった。
- 健彦はもう手遅れになると考え、探偵団を頼んだとバッジを渡し、環姫だけを助けた。
- しかし、環姫が後々北倉が健彦のバッジを持っていることを知り、健彦を見捨てたのではないか?と勘違いをした
という流れを考えています。
そのため、環姫の本当の狙いは北倉の命であり、健彦と同じように火を使って殺害を決意したのかなと思います。
他の人を狙ったのはカムフラージュのためでもありますが、やはり、ほかのメンバーが健彦の死を軽く受け止めているのではないか?というのもあるのではないでしょうか。
赤いリボン
今回、由衣刑事が大和に惚れたエピソードが解禁されましたね。小学校の頃の話で由衣刑事のクラスがリレーで赤いリボンが取れず、悔しくて泣いていた由衣刑事。
普段は事あるごとに口喧嘩していた大和と高明でしたが、泣いている由衣刑事に大和がそんなに欲しいなら取ってきてやると言い、2人で息のあったバトンタッチを魅せてくれたようでした。
今回の事件も息ぴったりに解決しそうですね。
またメモを読んでいただければと思います。