こんにちは、鳥子です。
今回は、名探偵コナン界の変装についてメモを残していきたいと思います。単行本98巻までの内容です。短めです。
私はコナン界の変装には以下の種類が挙げられると思っています。
- 変装術による変装
- メイク(独自スキル)による変装
- ウィッグ、つけ髭、サングラスなどの一般的な変装
- 整形による変装
変装術による変装
「黒羽盗一」及び「黒羽盗一から変装術を学んだ人物」から変装術を学んだ、手伝ってもらった人物が行う変装です。例えば、
- 黒羽盗一
- 黒羽快斗
- 工藤有希子
- ベルモット
- シャロン・ヴィンヤード
などがこのスキルを持っています(以前シャロンとクリスの記事で記載しましたが、今のところ個人的にシャロンとベルモットは別人と考えているため、この記事では表記を分けています)。
上記の人物の手助けを受けた上で、
- 赤井秀一→沖矢昴
- 工藤優作→沖矢昴
- 降谷零→火傷の男、マスクをした弁崎(お花見回)
- 服部平次→工藤新一
- 灰原哀→江戸川コナン
に変装したことがありました。赤井秀一に関しては、有希子が通ってチェックしたおかげもあり、1人で変装までできるようになりました。
例えば怪盗キッドは、毛利蘭や世良真純、宮野志保、遠山和葉、鈴木園子、鈴木次郎吉、土井塔克樹、毛利小五郎、高木渉など
ベルモットであれば、NYでの通り魔、新出先生、ジョディ捜査官、榎本梓、火傷の男など
- 性別が変装者と異なる人物
- 顔のベースが異なる人物
であっても変装することができます。
それは、変装対象にそっくりなマスクを被ることと、声色を変える技術を持っているためです。
工藤有希子はシャロンとは異なり、声を変えるまでの技術を持っていないことから、阿笠博士が作った変声機などを利用して変装したこともあります。また、有希子から変装を教わった赤井秀一も同じく、チョーカー型変声機によって声を変え、沖矢昴として生活しています。
お花見回(ジョディの追憶)では、ベルモットが妊婦として、バーボンがマスクをした男として登場していますが、ベルモットは普通に声を変えて話しているのに対し、バーボンは風邪のせいで声が枯れているような話し方をしています。これは、バーボンには変声する技術がないためだと考えられ、その証拠に火傷の男として銀行にいた際も終始無言を貫いています。まぁ、変声技術がないという理由以外にも、自分が黙秘を貫けば、相手が勝手に解釈して喋ってくれるといった心理も利用していそうですが。
このタイプの変装は、知り合いに化けることがよくあるため、変装+高度な変声も必要となることがわかります。
また、44巻で怪盗キッドが鈴木次郎吉に変装した際、コンタクトレンズ使用者の鈴木次郎吉が、バイクに乗る際にゴーグルをつけていなかったことからコナンにバレてしまいました。
怪盗キッドは、変装が崩れてしまうため、ゴーグルをつけられなかったと説明します。このことから、変装術の上に、マスクなどは付けることはできるが、ゴーグルなどのバンドの力は比較的強い力がかかってしまうため、装着は不可能と言えます。
このことから変装術の上に変装術を施すのは、上の変装を剥がす際に下の変装が崩れてしまう可能性があるため不可能と言えます。
メイク(独自)による変装
「黒羽盗一」及び「黒羽盗一から変装術を学んだ人物」から変装術を学んでおらず、独自のスキルで行う変装です。例えば、
- 美國島の事件に登場した130歳まで生きていると言われていた島袋弥琴に変装した島袋君恵
が挙げられます。広い範囲で見るとハロウィンでの仮装はこのタイプに入るかもしれません。
ウィッグ、つけ髭、サングラスなどの一般的な変装
ウィッグやサングラス、つけ髭などを使うタイプの変装です。警察が張り込みする時や犯人を罠に嵌める時に使うタイプの変装です。警視庁捜査一課や長野県警捜査一課も変装していましたね。
98巻では、赤井秀一が秀𠮷を助けるために外に出る際、簡易的に帽子とサングラスをつけていました。
このタイプの変装では、変装術のように特殊なマスクを使うわけではないため、変装者のベースがそのまま反映されます。口の形や目の特徴、鼻の形などもそのまま引き継がれるため、比較的どんな人物が変装しているのか当てやすい傾向にあります。
例えば、赤い壁の話では、長野県警が最後に変装していましたが、基本的に変装者の骨格や顔の特徴が一致しています(高明の変わりっぷりがすごい)。
黒羽盗一流の変装スキルを持たない人間は基本的にはこの変装か下記に挙げる整形になるかと思います。
整形による変装
整形によって顔を変える変装を指します。例えば、
- 青の古城の事件で間宮マス代に変装した西川睦美
- 大阪Wミステリーで13年前に殺人を犯した後に整形していた糟屋有弘
- 死羅神様の事件で工藤新一に変装した日原誠人
- ホームズの黙示録のハーデス・サバラ
などが挙げられますが、このタイプの変装は、上記の3つの変装に比べ、顔のベースを変えていることから、より長期の目的の変装になります。
変装術がバレる時
- 状況的にその人物しかいない
怪盗キッド→毛利蘭
- 変装対象の人物やその人物に近しい人しか知らない情報を知っていない
怪盗キッド→世良真純、女性であることを知らなかった
- 変装対象の人物やその人物に近しい人しか知らない情報を知っていない
赤井秀一→沖矢昴、世良真純やジョディ、宮野志保に対する発言や降谷零に確認された利き手など
- 変装対象の人物の癖や嗜好などが出てこない
怪盗キッド→毛利小五郎、ベビースモーカーであるはずの小五郎がタバコを吸わなくなった
- 滲み出る本人の思考
工藤有希子→工藤優作、マカデミー賞で喋りや雰囲気が可愛くなってしまう
- 身体的特徴
怪盗キッド→世良真純・鈴木園子、性別と指の長さなど
変装術がバレてしまうときは物理的な状況や性別に関する要素、本人の癖、嗜好、思考など色々な要因が考えられるため、今後キッドやベルモットなどが登場した際には、誰に化けているのか上記の観点を確認していきたいですね。
また、ある人物の正体予測を行う際、その人物は、黒羽盗一流の変装術を持っていそうか?とか普通の変装か?整形か?といった観点でも考えていきたいですね。
今回はこれで終わります。
また、メモを読んでいただければと思います♪