こんにちは、鳥子です。
今回は、命がけの復活シリーズと緋色シリーズの類似点についてメモを残しておこうと思います。考察はほぼ無しで短いです。
命がけの復活
命がけの復活シリーズは下記3つの事件で構成されます。
- 洞窟の探偵団/負傷した名探偵(25巻FILE.9〜26巻FILE.1)
- 第三の選択/黒衣の騎士(26巻FILE.2〜FILE.4)
- 帰ってきた新一…/約束の場所(26巻FILE.5〜FILE.7)
緋色の帰還
緋色シリーズは下記2つの事件より構成されます。
- 緋色シリーズ[序章/追求](84巻FILE.9〜FILE.11)
- 緋色シリーズ[交錯/帰還/真相](85巻FILE.1〜FILE.5)
類似点
命がけの復活では、蘭がコナンと工藤新一が同一人物ではないかと疑い、コナンは「2人は別人であること」を証明するために、灰原がコナンに変装し、コナンは灰原が作ってくれた解毒薬を飲んで工藤新一に戻るということを行います。
変装・解毒:灰原→コナン→工藤新一
という流れですね。
なんとか蘭にコナンと工藤新一が別人であると思わせることができます。
緋色の帰還では、バーボンが沖矢昴と赤井秀一が同一人物ではないかと疑い、コナンと赤井秀一および工藤夫妻が、「沖矢昴と赤井秀一が別人であること」を証明するために、有希子が優作に、優作が沖矢昴に変装し、沖矢昴は変装を解き赤井秀一に戻るということを行います。
変装:有希子→優作→沖矢昴→赤井秀一
という流れになります。
一旦は、バーボンに沖矢昴と赤井秀一が別人であると思わせることができます。
大きく見ると、上記のようにある人物が人物Aと人物Bが同一人物であると疑い、それをバレないようにするという点・構成が似ているように思います。命がけの復活は工藤新一・江戸川コナン中心で、緋色の帰還は赤井秀一・沖矢昴中心というイメージでしょうか。
バーボンこと降谷零には、迷宮カクテルにて沖矢昴=赤井秀一が見抜かれていますが、今後は、メアリーや世良真純などからも疑いの目が向けられていくことでしょう。
他にも、ダブルフェイスがバレるという点では、宮野志保=灰原哀に迫る描写というのも着目ですね。
余談
緋色シリーズではバーボンの推理で「赤井秀一=沖矢昴に辿り着くには、赤井秀一が消えた後に江戸川コナンの近くに現れた人物を探せば簡単」というもの(85巻)がありましたが、
命がけの復活以降、その推理に近いものでコナン=工藤新一に気付いたのは本堂瑛祐でした(60巻)。
眠りの小五郎の推理力がやる前と後で格段に違うこと、小五郎が眠りの小五郎をやり始めた頃に新一が休学したことから、コナンに会う前から予想していたということですからなかなかな推理力ですね。
今後は、他のシリーズでも比較してみようと思います。
また、メモを読んでいただければと思います♪