サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1113 感想・考察「 執事と謎 」

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

今回は、

2023年6月7日サンデー掲載の名探偵コナンFILE 1113

の事件について感想・考察を書いていきます。

前回の記事はこちらになります。

相関図でザックリと振り返る赤井家・羽田家・大岡家 三家の繋がり 

 

時系列

まずは簡単に今回の流れを振り返ります。

 

舞台は新幹線。平次、和葉、紅葉が3人席で並んで、トランプをしているところから始まります。その前の席には、伊織が座っていました。

和葉は蘭に大事な話があると言われ、東京にいくようです。コナンと平次の電話の情報によると、蘭は絶景スポットを探していたようなので大事な話とその絶景スポットが関係していると考えられます。

そして、平次は和葉についてきたわけですが、平次と和葉が今乗っている新幹線で東京にいこうとしていることを聞きつけた伊織が、それを紅葉に伝えたことでほとんどの席を予約し、平次の隣の席を確保したようです。その結果、新幹線はほとんど空いている状況となりました。

ここで、帽子を被ったとある男がよろけたという理由で伊織にビールをかけました。

伊織は対応するために化粧室に行きますが、化粧室の洗面台に置いてあったスマホが鳴ります。

電話に出た伊織でしたが、どうやら電話の相手は伊織を狙って電話をかけてきたようでした。

 

電話相手の指示をあしらおうとしていた伊織でしたが、電話相手の指示で紅葉を見たところ、紅葉の後ろの席に刃物を持った手が見えたことで脅迫してきていることがわかり、そのまま電話相手の指示に従うことになりました。

 

伊織は指示通りに、伊織自身のスマホを捨て、犯人が用意したインカムをつけました。

前の車両に移動させられた伊織は、ぐっすり眠っている男を起こせ、との指示でその男の近くにいきますが、その男は心臓を刃物で刺され亡くなっていました。

犯人が伊織にした要求は、亡くなった男が持っているはずのUSBメモリーを探せとのことでした。

 

伊織が、亡くなった男の手荷物を調べていたところで平次がやってきますが、犯人の指示通り適当な理由をつけて平時を追い払いました。

しかし、平次はこの時点でコナンと電話しており、何か一つの結論を推理していたところで今回の話が終わりました。

 

気になる描写

気になる描写について触れたいと思います。

俺たち

犯人は伊織との電話で、ライターの男を俺たちが殺害したと言いました。本当に複数犯なのか怪しいところですが、抵抗されつつも大柄なライターの男を抑えるには確かに複数人必要なのかもしれません。ただ、ラムのように、まるで影武者がいるかのように犯人が振る舞っている可能性も念の為考えておきたいところです。本当に複数いるのだとしたら、何らかの組織に属している可能性も考えられます。

 

伊織の過去

犯人はなぜ、伊織が元公安であることも、現在執事であることも、伊織の名前も顔も知っているのでしょうか?

伊織には腕に割と大きな傷が残っていますが、その傷とも関係があるのでしょうか?

また、今回の犯人が収賄事件とどう関連していて、伊織とも関係しているのかについても考えたいと思います。

 

仮説

現在、考えている仮説として「伊織の潜入先が泥参会などの反社会的組織だった場合」を想定しています。先ほどの「俺たち」とも関係しますね。

 

例えば、今回登場した収賄の疑惑のある鶴城議員。その議員が本当に収賄をしていて、秘書に罪を着せて殺害をした。今度は、その事件に関してライターが掴んだ証拠を消すために、今回の犯人を雇ったと仮定します。

その犯人が属する組織が泥参会であり、伊織は公安時代にそこに榊原という名で潜入していた(ただし、今回の議員とは別の目的で潜入していた)。

ある任務を果たした伊織だったが、潜入からの引き上げと同時に「お前が内通者だったのか!?」という感じで、泥参会の人間に公安として潜入していたことがバレ、危険な目に会ってしまう。

経緯は不明だが、公安を辞めた後、大岡家に雇ってもらった伊織だったが泥参会の人間からの報復に合う。

紅葉を守ろうと、腕に傷を負わされつつもなんとか撃退した伊織だったが、その時、榊原ではなく伊織と呼ばれていることもバレてしまう。

 

今回の犯人と潜入時の伊織が直接顔を合わせたわけではないかもしれないが、組織に潜入していた公安(伊織)の顔を覚えていた人物がいて、それが今回の犯人だったといったイメージを予想しています。

 

小も大を兼ねる

ただ、怪我をしたタイミングに関しては、もしかしたらズレがあるかもしれません。

紅葉の「小が大を兼ねる」がどういうことなのか考えた時に「国という大きなもののために働く公安を辞めた伊織に対して、小さな紅葉1人を守ることも国を守ることにつながる」という意味なのだとすると、もしかすると、一時は大きなやりがいを失った伊織に対して元気付ける言葉だったのかもしれません。

伊織は、92、93巻の謎解きは喫茶ポアロでの最後、変装用の帽子などを外し、

この伊織、死力を尽くしてお支えする所存でございます

と話していました。

「死力を尽くす」とは死んでも構わないつもりで力を振り絞ることを意味しています。

紅葉が伊織に対して、公安を辞めたことで国を守る大きな目的を失った伊織を元気付けるために「小も大を兼ねる、紅葉1人を守ることも、国を守ることと同義」という意味で使ったのではないかと考えました。もしも、この通りの解釈であり、伊織が本当にこの言葉で勇気づけられ、紅葉を守ることを誓ったのであれば、初登場の死力を尽くすという背景に繋がるのかなと考えています。

そうなると、伊織は腕の怪我を見て、紅葉の発言を思い出しているため、二つの事象が関連している・同じタイミングで起こったようにも見えますが、執事になってから怪我をしたのか、公安の潜入時に怪我をしたのか、どちらでも成り立つようにも思えます。

後者(公安の潜入時に怪我をした)だと、伊織の傷をたまたま見て、事情を知った紅葉が慰めたイメージです。

 

今回の犯人が伊織が元公安だと知っていることを「伊織が潜入していたときに知った」というのが一応今回私が考えたことですが、伊織は元公安と知られていることを「どこで知ったか」と考えているため、何者かから情報がリークされた可能性もあり得るかもしれません。

 

USBの場所

続いて気になるのは、USBはどこにあるのかという点です。

伊織が手荷物を探した中で、1番怪しいのは血がついていたペンの中というのが考えられます。

被害者は「早稲田式速記」で手帳にメモを残していたことから、死の間際にどこかにメモを残したのではないか?ということが考えられました。しかし、伊織の観察から、遺体の周りには何かを書いた痕跡はなく、手帳や紙のようなものを所持していなかったということがわかりました。また、唯一持っていた乗車券にも何も書かれておらず、何かを書いたとしても犯人に奪われるだろうと考えていました。

つまり、被害者は、何かを書こうとしたのではなく、ペン自体に意味があってペンを触っていたことが考えられます。

何も書く気配がないのにペンを触っているというのは、そこにデータがあることを死の間際に残したかったからなのかもしれません。

そもそもUSBなのかも怪しい気もしていて、メタ的ではありますが、伊織が思い出した「小も大を兼ねる」という発言が「マイクロSD」のことにも被っている可能性があります。小さくてもUSBと同じ機能、みたいな。そして、紅葉の過去の発言をヒントにして、隠し場所を思いつくイメージです。

ただ、マイクロSDが入っているとなると、ペンの幅としてはギリギリな気もします。ペンについた血をみると、ノック部分が丁度押されたときに血がついていたようです。そのため、ペン自体に記録する機能、ライターなので録音できるペンを持っていたのかもしれません。

ペンがレコーダーになっているのであれば、録音したデータがどこからか取り出せるようになっているはずです。USB?マイクロSD?と色々考え直して、結局ネットでペン型のレコーダーを検索したところ、USBが内蔵されているペン型のレコーダーがありました。便利な世の中になりました。

 

しかも、私が見たタイプは、録音開始するために1回ノック部分を押し、保存するには、再度ノック部分を押す必要があります。つまり、押し込まれている状態が録音中で、ノックが解除されている状態が録音停止となっています。

 

被害者のボールペンは、ノック部分の血の状態から一度押されている状態(録音状態だった)で血がついているため、何か犯行時の音声が録音されていると考えられます。伊織がボールペンを持った際には、布で隠れてしまっていますが、ボールペンを拾う前の状態を見ると、ペンの真ん中あたりが外れるようになっています。そこを外すと、USBがある可能性が考えられます。音声が残っていれば決定的な証拠になりそうですね。

画像もあればいいのですが。。。

 

平次とコナンはなぜ状況がわかったか?

続いて気になるのは、なぜ平次とコナンは状況がわかったのかというところです。

伊織がなかなか戻ってこないので平次が探しに来たようですが、平次も平次の電話相手のコナンも色々察しているようでした。

コナンは、伊織が元公安であることを「伊織と黒田との会話」を聞いてわかっているため、平次にも共有した可能性はあります。

その上で、全然戻ってこない伊織が知らない誰かの荷物を指紋がつかないように探っている様子を見て、少なくとも友人の忘れた荷物は嘘ということがわかったのだと思います。忘れる荷物にしては、大きすぎますしね。平次の父が警察の人間であるため、警察の隠語ならわかるかもしれないといって、もしも伊織が警察の隠語を会話に取り入れていたのだとしたら、ちょっと私にはそれが何を指しているのか検討がつかないです。

ただ、平次は、伊織を見つける前からコナンに電話していたようなので、その前から伊織が何かに巻き込まれたと考えていたことがわかります。謎の男にビールをかけられたところから、何か仕組まれてると勘付いていたのかもしれません。コナンも103巻のホテル連続爆破事件の冒頭で、真純にペットボトルを開けてほしいと言われ、開けたところ、中身が飛びだしてシャワーを浴びる羽目になったため、平次と電話した際にそのことも触れたかもしれません。

2023/6/11追記↓

平次が前の車両で伊織を見つける前からコナンに電話していたことについては、もしかしたら被害者が新幹線に乗っていた理由と繋がってくるかもしれません。もしも、被害者が毛利探偵事務所に行こうとしていた場合を仮定してみると、被害者と会う約束をしていた小五郎が

小五郎「今日会うはずの記者、新幹線にもう乗っているはずなんだが…。連絡が取れなくなった。」

コナン「何て人でいつの新幹線?」

小五郎「谷川って人で鶴城疑惑の真相についてとなんとかの話をするって言ってたな」「新幹線は●時●分発のやつだからあと2時間もないんだが…」

といった会話をコナンとしていたとしたら、丁度同じ時間帯に乗っていた平次に対してコナンから連絡があった可能性はあります。その上で、平次が記者を探し、伊織を見つけ、何かに巻き込まれていることに気付いた可能性はあります。あくまで仮定ですが。

2023/6/11追記↑

 

蘭の大事な話

蘭は大事な話があるといって和葉を東京まで読んでおり、絶景スポットを探していたようですが、大事な話とはなんなのでしょうか。

和葉と平次が結ばれるための絶好のシチュエーションを設定するために、絶景スポットを探して告白させるといったことが考えられますが、まずはその下見なのかもしれません。わざわざ和葉を呼び寄せる必要があったことを考えると、平次がついてくることも予想しているとか?無理矢理絶景に連れて行ってその気にさせてしまうみたいな…?

 

 

また、メモを読んでいただければと思います。

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