サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1098 感想・考察「 海の家 」

 

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

今回は、

2022年8月3日サンデー掲載の名探偵コナンFILE.1098

の事件について感想・考察を書いていきます。

 

前回の記事はこちらです。

名探偵コナン サンデーFILE.1097 感想・考察「 引率者 」

 

犯人予想

前回の時点では、女性2人のどちらかが怪しく、

高血圧とグレープフルーツジュースの組み合わせを利用できる人物に限定したことから、免田を特に怪しんでいました。ただ、今回の話を加味したところ、犯人は茅木舞香だと考えました。

まずは、グレープフルーツジュースに高血圧の薬を仕込むのは誰でもできた点

今回、バックヤードで仮眠していた被害者も郡山もグレープフルーツジュースを飲んでおり、ストローに薬を仕込ませたことで、眠らせたと考えられています。

免田曰く、おばあちゃんに持っていく高血圧の薬が以前なくなったことがあったということから、免田から薬を盗むことができれば誰でもグレープフルーツジュースのストローに薬を仕込むことができたと言えます。

バックヤードで寝ていた郡山の指紋や掌紋が、被害者の絞殺に使用したとされる布から検出されたため、最も犯人に近くなってしまうわけですが、次の点から彼は犯人ではないと考えられます。

茅木の服に元太が落としたトルネードウインナーのケチャップ痕がついている点

今回の最後のページで、茅木が着ている服の右足側の側面にトルネードウインナーの痕のようなものが見えます。犯行に使用された布は海の家のものであり、探偵団が使用していた場所と一致することがわかっています。

その場合、犯人が「元太が落としたトルネードウインナーのケチャップの痕がついた布」を「被害者を包んでいた布」に使用していれば「ケチャップの痕が出てくるはず」ですが今回の話でその痕は出てきませんでした。

また、茅木の服にトルネードウインナーの痕がついていたということから、茅木は自身が着ていた服を広げて、大きな布の状態にした上で、その布()で被害者を絞殺し、海の家で回収した探偵団が座っていた布を服のようにして自らが着たと考えています

「探偵団が座っていた布」と「茅木が着ていた服」が入れ替わったことで1話目で郡山が茅木の服をキツくしばったときについた指紋や掌紋が、「被害者を包んでいた布」から検出されることになります。

「探偵団が座っていた布」と「茅木が着ていた服」が入れ替わったことで、1話目で郡山が茅木の服をキツくしばったときについた指紋や掌紋が、「被害者を包んでいた布」から検出されることになります。

元太の服がほどけた際にコナンがネットで調べたのは、おそらく布を服として使用する方法・その結び方だと思われます。

今回の流れとしては、

  1. 免田がジュースを買う
  2. 茅木がパインジュースを抜き取る
  3. 茅木がジュースのストローに薬を仕込む
  4. 茅木がジュースをどこかへ隠しておく
  5. 被害者がバックヤードでグレープフルーツジュースを飲み、眠る
  6. 茅木が自身の服を広げて大きな布の状態にし、布で被害者を絞殺する(その際手袋をつける、厨房にある?)
  7. 茅木が絞殺に使用した布で被害者を包む
  8. 茅木がトルネードウインナーの痕がついた布を服のようにして着る

となるように思います。

動機に関しては、今回の話ではなかったように思うので、1話目の話から考えていきます。

被害者が生前話していた内容によると、茅木の弟は何かヘタをして亡くなり、かつ損害を生み出したということになります。

また、今回の登場人物は全員顔馴染みのようで、リーダーという存在もいることがわかります。そのリーダーに茅木の弟が生み出した損を海の家で働いて渡すようにしているということです。

このグループが犯罪、もしくは危ないことを行ったかどうかはわかりませんが、茅木の弟を死に至らしめたのが今回の被害者であり、舎弟にしていた郡山にも何らかの恨みを持ったために、罪を被せようとしたのではないでしょうか。

 

若狭と灰原

宮野明美の暗号回で灰原のことを宮野志保ではないか?と疑い出した若狭先生が、今回の話で「どこで薬の知識を教わったのか?」「どこかの科学者みたいだった」と灰原に仕掛けてきました。コナンが博士のせいにしてかわそうとしますが、コナン=工藤新一に気付いていると思われる若狭先生が、灰原=宮野志保に気付くのもそう遠くないかもしれません。

灰原的には、キャンプ回では「若狭先生のこと好きだから」とコナンから若狭先生を庇ったり、安室さんから駒を奪い返したことを勘付きつつもその情報をコナンに伝えていなかったり、今回の事件でも快く若狭先生の誘いに乗ったりと若狭先生に敵対心を感じていません。

灰原なりに若狭先生に対して確定した何かがあるのか(エレーナからのテープ、明美から何か聞いていた)、それとも(浅香であり、すでに組織を抜けたなら)同じ組織の裏切り者に近い何かを感じているのかなどが考えられます。

今回の事件は動機は別にして、どうやって殺害したのかなどは2話目でほとんどわかる内容だったため、次回の解決編で灰原ー若狭、沖矢ー若狭の重要な会話などに話が割かれるかもしれませんね。

他にも何か思いついたら、別記事もしくは追記しておきます。

また、メモを読んでいただければと思います。

 

-サンデー考察・感想
-

© 2024 鳥子の備忘録 Powered by AFFINGER5