サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1094 感想・考察「偶然の出会い」

こんにちは、鳥子です。

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

 

今回は、

2022年6月1日サンデー掲載の名探偵コナンFILE.1094

の事件について感想・考察を書いていきます。

 

諸事情により今回もそのまま考察に入ります(ふせったーベースとなります)。

 

暗号解読

まずは今回の暗号の読み方です。

今回描かれた暗号は2つありました。

  • 「て」さひうんんやゆぜよくじんに(3420号室が爆破された)
  • 「ひ」にんせよんうひゆやじく(今回の暗号)

部屋番号が示してあるという事で、ホテルによっては3、4桁の数字を表すことになります。

つまり、千(せん、ぜん)、百(ひゃく)、十(じゅう)などが暗号文に含まれていると考えることができます。

 

最初の暗号では3420号室が爆破されましたが、【「て」さひうんんやゆぜよくじんに】という暗号文を並び替えると

さひうんんやゆぜよくじんに→さんぜんよんひやくにじゆう→3420となることがわかります。

しかし、最初の「て」は残ったままになります。

 

これの解釈として以下のように考えています。

最初の「」はキーボードの英字に変換し、その英字の書き順に従って文字を読みます。

具体的には「て」はキーボードのWに相当するため、さひうんんやゆぜよくじんに をWの書き順に従って読みます。

Wは2往復するため、下記の順に読むことになります。

1文字目
13
12
11
10

 

同様に「ひ」はキーボードのVに相当するため、【にんせよんうひゆやじく】を1往復して読みます。

1文字目
11
10

すると、にせんひゃくじゆうよん 2114となり、暗号が見つかった部屋となります。

 

2022/6/2追記

訂正

暗号解読方法を訂正します。

上記の解読方法だとVやWは正しく元の文を読み取ることができますが、最初の文字がキーボードのWやV以外のアルファベットを示していた場合、通用しないことになります。

そこで、再考察したところ、解読方法を下記のようにすればアルファベットがWやV以外でも大体が暗号化・復号化できるかと思います。

さひうんんやゆぜよくじんに をWの字になるように配置します。左から順に配置し、右まで行ったら下の段の左から配置、を繰り返します。下記のイメージになります。

 

こうすることで、赤矢印部分からWの書き順に従って読むと、さんぜんよんひやくにじゆう となることがわかります。

これをVの暗号でも読むとにせんひやくじゆうよん(2114)が導けるかと思います。

 

 

犯人予想

該当の部屋に入った人物は3人いるため、まずは客、清掃員、ベルボーイの3人が候補となるでしょう。

清掃員の話からすると、部屋に入ったときには暗号文は置かれていなかったということなので、この話を信じるとベルボーイと客のどちらかが犯人になりますね。客が暗号文が置いてあったことを指摘しているので、

  1. 清掃
  2. ベルボーイの荷物運び
  3. 客の入室
  4. 客の指摘

という順番であれば、ベルボーイが怪しくなりますが、客は暗号文を見つけてすぐにそれが暗号文だとわかっているのも不思議です。

世良がハッキングしてやっと入手した一時的にしかネットに出回っていない暗号文を、すぐに暗号文だとわかるものでしょうか?

 

また、ベルボーイと客の怪しい点は他にもあります。

「フロントにかかってきた電話の声が妙だった」という描写がありますが、客は「ゴホゴホ」と咳をしているため、のどの調子が悪く、それが電話で伝わったとも考えられます。一方で、フロントに再度かかってきた電話は、ベルボーイには反応したのに対し、コナンと真純には一切会話にならず電話を切ってしまったという点です。

この点から考えると「電話の声が妙だった」というのは、ベルボーイが自らのアリバイを成立させるために用意した録音の音声だったとも考えることができます。そのため、コナンと真純とは会話にならなかったとも思えます。

 

まとめると以下になります。

ベルボーイ

  • 部屋に荷物を運んだのはベルボーイのため、爆弾や暗号文を仕込むことができる
  • フロントにかかってきた妙な声の電話=録音であれば、ベルボーイが自身のアリバイ成立のために録音したものの可能性がある

 

  • 一時的にしかネットに出回っていない暗号文をすぐに暗号だと気付いた点(ネットに出回ったものをたまたま見たという線も残っている)
  • フロントにかかってきた妙な声の電話=咳をしている客の声の可能性あり。

仕込みやすいのはホテル側の人間ではありますが、ベルボーイが犯人であれば、他のホテルに関しては客として宿泊して仕込んだのでしょうか?

 

初めに発生した2件の事件とも、被害者がゼロということなので犯人の思惑的には

  • 全ての事件で被害者を出すつもりはない(遊び感覚、ホテルに対する憂さ晴らし?)
  • 今回の事件こそ本命で、被害を出すつもり

など考えられます。やり口が変わらないので、おそらく前者でしょう。

犯人が被害者を出したくないというのであれば、それはイコール被害者を部屋から遠ざけたいはずです。

実際に2114号室に爆弾が仕掛けられている、もしくはこれから仕掛けたいのであれば、清掃員をもう一度部屋に入れたいという客の林崎はやや犯人像から外れるかもしれません。

現時点の描写では、

ベルボーイの暮石が犯人として最も疑わしく

その次に客の林崎が犯人とみています。次話でもう一度詳細に考え直したいですね。

 

ついに邂逅するのか?

解毒薬を狙うメアリーと真純ですが、今回も解毒薬は手に入りません。

一方で、メアリーが真純を介してコナンに伝えた「領域外の妹」の意味をコナンは解いており、今回のコナンから真純への「真純と一緒に暮らしている人物がイギリス人だと思っている」ことや「その人物が真純と近しい関係にある」こともメアリーや真純には伝わっていると思われるため、互いに最も接近している状況であることは間違いないです。

ただ、メアリー側はコナンを警戒しているため、もう1ターンくらいは会わない可能性も。。。

 

もしかしたら、メアリーと邂逅はするが、メアリーの咳症状を確認するなど、コナンが飲んだ薬との違いが描かれたりするかもしれません。(解毒薬効くのか?)

 

2022/6/2追記↓

脚の人

冒頭で、コナンと真純のあとをつけているように見えた人物が誰なのか予想したいと思います。

候補者に以下を挙げています。

  • 沖矢昴
  • 脇田兼則
  • 黒田兵衛
  • ベルモット
  • 工藤優作

沖矢昴:偶然遭遇。以前、母親の若返りを考慮していて、この目で見るまでは信じられないと心の中で思っていました。いずれその姿を目撃するフラグだった可能性ありのため、候補に入れました。

脇田兼則:雪山で安室との仲が良かったり、コナンに駒のことを聞いたりと、やはりコナンが気になるため、あとをつけている可能性ありのため候補に入れました。

黒田兵衛:緋色の帰還シリーズで、降谷が工藤宅で博士の発明品をMI6顔負けの発明品と発言しました。降谷個人ではなく、公安がMI6と繋がっている(MI6の発明品を目にする機会がある)可能性も「かなり低いながら」あるかも?しれません。
そうなると、雑な繋げ方ではありますが、黒田が紅茶党である理由の一つに、紅茶好きなイギリス人とよくお茶をするために紅茶党になった可能性もあるかもしれません。(かなり低いです)

ベルモット:コナンのことが気になるのは当然のことですが、ロンドンで毒薬で殺害したメアリーの遺体が見つけられなかったために、妹に接触をしてくるケースもあるかと思います。ロンドン回のあとに真純が日本に来て、かつ、コナンと接触しているのが気になっているのではないでしょうか?

工藤優作:100巻でベルモットが工藤宅を訪れた際の服装に似ているという理由だけで候補に入れました。以前はベルモットの変装でしたが、今回は工藤優作本人のケースもあるかもしれません。ただ、動機は思い付かないので、ほぼ可能性ないですね。

 

また、メモを読んでいただければと思います。

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