こんにちは、鳥子です。
注意
こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。
今回は、
2024年9月11日サンデー掲載の名探偵コナンFILE 1133
の事件について感想・考察を書いていきます。
前回の記事はこちら
名探偵コナン サンデーFILE.1132 感想・考察「 薄墨色の前楽 」
反省会
今回は解決編という事で振り返り多めで行きます。
浪速の5話シリーズが終わりましたね。事件の感想戦をまず簡潔に行いたいと思います。
1件目の犯人が倉石であることや、2件目、3件目の犯人が庵坂であることは見事に当てられていましたね。
1件目のメッセージの偽装も当たっていました。
スマホを野次馬の中から投げ入れたというのは当たっていませんでしたが、かなりいい線行っていたと思います。
垣脇殺害の動機の考察としては、垣脇は庵坂と倉石の2人を意味深な表情で見ていたことからもしかしたら、この時、既に垣脇は犯人に当たりをつけていて庵坂を脅したと予想していました。
そして電話で呼び出した垣脇を転落しさせ、ゴミ捨て場か、その近くの木と仮眠室のベランダに繋がる紐を用意し、賞状の入っていた額縁にタブレットを貼り付け、演劇の音声を流しながら、紐を伝って下って行ったのではないかと考察しました。
ただ、賞状の使い道やタブレットの使い道が微妙に違っていましたね。
ゴミ捨て場に着目したのは良かったですが、まさかアリバイ工作の映像を仕掛けるためにも使われたとは思いもしませんでした。
庵坂のホクロに左右出てきていたのも、最初は双子か何かのトリックではないかと思いましたが、前回の考察では治療の痕ではないかと考えを切り替えました。
しかし、それも違っていて、鏡のヒントになっていたんですね。難しすぎました。
3件目の殺人については庵坂の仕掛けに長窪が気付いたと考え、長窪の殺害動機として考えましたが、微妙に間違えていましたね。コナンと平次は、長窪がそこからさらに庵坂を脅していたと考えていました。
ただ、庵坂が長窪にタバコを吸うように誘導したのは当たっていましたね。細かい描写まで当てれてうれしい限りです。
さらに腕木通信のメッセージがLIVE=生きろになるのも、倉石にあてたメッセージだというのも当たっていました。
庵坂は倉石のために行動を起こしていたのは過去の描写でも明らかだったので、この辺はしっかり当てられてよかったです。
平次と和葉
そして、今回のメインの描写となるのがついにカップル成立した平次と和葉
本当におめでとうございます!
読みながら本当に感動しました。
好きだと自覚しながらも、お互いに告白が失敗し続けて、ようやく結ばれましたね。
最初は平次の独り言でしたが「それホンマ?」と聞き返された平次は、一瞬誤魔化そうとしたものの、しっかり「ホンマや」と伝えることができましたね。
これまでの平次と和葉の名シーンの回想があったのもよかったです。アニメ化した時はまた違った良さが出るでしょうね。
シンプルに好きという気持ちを伝えるだけの描写になっていて良かったと思います。
2人が手を繋いでいたので、告白からの過程もちょっと見てみたいところです。手を繋いでいる2人の後ろから、ジト目で見るコナンもまた可愛らしいですね。
コナンはなかなか蘭と手を繋ぐことだけでなく、そもそも新一として接する時間もないですからね。羨ましさもあったことでしょう。
紅葉
一方、カルタの大会に出ていた紅葉は、優勝したにもかかわらず、勝ったのに悔しいと何かを感じ取っていたようなそんな描写が描かれましたね。和葉のライバルとして登場したわけですが、紅葉に関しても一区切りついたということになります。今後、紅葉が2人にどう接していくのかも気になりますね。
ただ、紅葉がいない場所でカップル成立となったわけですが、見ようによっては紅葉が居てもいなくても2人の恋は叶ったということになります。
では、紅葉はなぜ登場することになったのか。
平次と結ばれはしませんでしたが、伊織や大岡元総理など重要なキャラへと繋がる存在なのかなと考えています。今後の鍵を握るキャラであることは間違いないですね。
和葉のママ
そして、和葉のお母さんも登場しました。和葉が和葉のお母さんと入れ替わっていたのも、当たっていましたね。
遠山櫻という名前で、声も顔も和葉と似ているとのことです。
今回なぜこの入れ替わりの描写を入れたのかについては、ちゃんとまだ考えられていません。
もちろん告白が失敗するのではないか?というミスリードのためもありそうですが、そのためにわざわざ和葉に似ているという設定をつけるか?という疑問もあります。
特に最後は和葉のスマホの電源が切れたようなので、和葉のお母さんがいなくとも、告白の描写まで持っていけそうな気はしました。
単純に登場させたかったというのもあるのかもしれませんが、元警察、銃器対策部隊とのことで重要な役割があるのかもしれません。
今回はサンデー本誌の事件と、平次と和葉の恋の行方について触れました。
ようやく実った2人の恋ですが、この2人の結末を知れてよかったと同時に、コナンも少しずつ終わりに向かっているのだなと寂しくもあります。
またメモを読んでいただければと思います