
こんにちは、鳥子です。
今回はAPTX4869の種類と若返り条件についての考察です。
APTX4869の考察
APTX4869考察-黒の組織のメンバーの認識&開発の目的について
APTX4869の種類
私はAPTX4869の種類として
- コナンと灰原が飲んだもの
- メアリーが飲んだもの
は別物であり、2種類あると思っています。
厳密には89巻で
多分その薬は父と母が作った薬…私は焼け残った資料を掻き集めて その薬を復活させただけだから…
と灰原が言っているため、宮野志保の両親である宮野夫妻が開発していた薬があり、宮野夫妻が研究所で事故死した際に焼け残った薬の資料をかき集めて復活させたものが宮野志保がつくったものとなります。
私はそれぞれを別物だと考えています。
少なくとも、コナンと灰原が飲んだ薬は灰原が復活させた薬になりますが、メアリーに関しては宮野夫妻がつくったものを飲んでいるのではないかと考えています。
簡単に両者の差異を見ていきます。
2つの薬の差異
| コナン | メアリー | |
| 運動能力 | 後退している | 後退していない |
| 身長 | コナンや灰原は世良の腰より低い | メアリーは世良の腰あたりまで |
| その他 | コナンや灰原は咳が出ていない | メアリーは咳が出ている |
運動能力と身長に関して、両者が異なる薬である根拠を見ていきます。その証拠となる描写が1巻のコナンです。
まずはファイル1の平成のホームズ
新一だって、サッカー部やめてなかったら、今頃は国立のヒーローだったのに…
と蘭が言っています。このことから、新一は国立に立てるほどの運動能力があることがわかります。
一方、ファイル2の小さくなった名探偵では、幼児化した後、家に帰るまでに
たったこれだけ走っただけで…こんなに息が上がっちまうなんて…
というセリフがあり、サッカー部だったにもかかわらず、少し走っただけで息が上がる様子や自宅の門も登れていないことがわかります。
また、ファイル4の6本目の煙突では、追い詰めた犯人にボールを蹴って当てようとしますが勢いがなく簡単にボールを掴まれてしまいます。
このことから、コナンの骨格や筋肉は、工藤新一が幼児化する前の骨格や筋肉より後退していることがわかります。
実際、灰原が18巻でAPTX4869について
細胞の自己破壊プログラムの偶発的な作用で神経組織を除いた骨格・筋肉・内臓・体毛…
それらすべての細胞が幼児期の頃まで後退化する…
と説明しているため、幼児期まで後退していると考えられます。つまり灰原の説明と矛盾はありません。
では続いて、メアリーの能力を見てみます。
90巻のファイル4 あやしき隣室にはでは事件発生による突然の来客で、ベランダの下に潜むメアリーの姿を見ることができます。
ベランダのサクあたりに補助的に紐がついているように見えますが、基本的には自らの指先と足先の力を使ってまるでスパイダーマンのように壁に張り付いています。中学生ほどに戻ったのだとしても相当な筋力があると伺えます。
ベランダからコナンが去った後、メアリーはベランダの下から一気に飛び上がってきています。
この時、カチッという音がしているため、何かしらの道具を使って飛び上がってはいるのですが、それでも軽い身のこなしであることがわかります。
このようにメアリーはコナンと違って、若返り前と筋力が衰えていないように見えます。
また、この事件では、ベランダから世良たちの部屋に侵入した犯人を、メアリーがシークレットサービス並みの早技で意識を刈り取ります。
メアリーはMI6所属であることが明らかになっていますが、92巻のさざ波の魔法使いの話ではジークンドーを使うことができる赤井秀一に対し、
手刀を食らわせるほどの戦闘能力があることが描かれています。
このことから、メアリーは10年前の戦闘能力の高さに対して今もなお衰えていないことがわかります。
種類に関するまとめとしては、コナンも灰原もメアリーも若返っていますが、身長、すなわち、骨格の後退の仕方や
メアリーとコナンの運動能力、すなわち、筋力の衰えかたなどが、薬を復活させた灰原の説明と、異なる挙動がメアリーに出ていることがわかります。
他にも、ベルモットがメアリーに薬を飲ませた際、メアリーに対し
あなたの妹が作った薬で殺される気分はどう?
と聞いていました。
あなたの妹が作った薬の解釈として、宮野夫妻は薬の開発を引き継いでおり、さらにそれを灰原が引き継いでいます。
そのため、その薬と併せてAPTX4869全体のことをさして、あなたの妹が作った薬と表現している可能性もあります。
さらに、宮野夫妻が亡くなって17年18年ほど経過しているはずなので、薬の使用期限が切れているのではないか?といった疑問や
ベルモットがどこから薬を手に入れたのかが気になるところですが、ベルモットが持っていた薬は灰原が復活させた薬ではなく
本当に宮野夫妻がつくった薬を指している可能性があります。
というのも、ベルモットはコナンや灰原の姿を見て、新作のAPTX4869、いわゆる灰原が復活させた薬には若返る副作用があることに気付いています。
ベルモットのこれまでの行動を振り返ると、コナンを守るために他の組織の人間に、工藤新一の幼児化に気付かれないように行動しています。
そのため、モブの部下達の前で幼児化に気付かれないように、メアリーには旧作のAPTX4869を使用したと考えられます。
そうなると、ベルモットにとって旧作のAPTX4869は、ほぼほぼ確実に死ぬ毒薬の認識であり、幼児化がバレることなく安心して使えるということになるわけです。つまり、ベルモットが旧作を使用するということは過去に幼児化の事例がないと認識して使っているはずで、灰原が作ったものとは別の認識で使っていることがわかります。
若返りの条件
続いて、若返りの条件について考えてみます。
先ほど述べたように、メアリーが飲んだ薬は、宮野夫妻が作ったもの、コナンや灰原が飲んだ薬は、灰原が復活させたものだと考えています。
APTX4869という同じ名前の薬かもしれませんが、現状は別物の効果が得られている薬ということで若返りの条件が同じかどうかは現時点では不明です。
ここでメアリーについて注目してみると、若返りの条件に体を冷やすことが関わっているのではないか?と考えられます。
その根拠として、APTX4869を飲んだ時の新一やアマンダ、羽田浩司、メアリーの様子に着目してみます。
彼らが薬を飲まされた際、湯気のようなものが体から出ています。また、新一はこの時「体が熱い、骨が溶けてるみてーだ」と発言しています。
つまり、APTX4869を飲んだ時には、体が熱くなるように作用していると考えられます。
時系列的に、アマンダや羽田浩司がメアリーと同様に、宮野夫妻が作った薬を飲んだのだと考えると、メアリーだけが若返り、違う効果が出ていることになります。
ここで、両者の服毒時の違いは何かというとメアリーだけが川に落ちて体が濡れた、冷やされたということになります。
要は、APTX4869服毒時に、体に熱を帯びる作用が働くのに対し、メアリーは川に落ちて体が冷えたことでその発熱がうまく抑え込まれたのだと考えられます。
この熱の抑え込みでうまく若返ることができるというのが、灰原が作った薬でも同じなのかというのは考えにくいです。
コナンは夜の遊園地、灰原は暗いガス室で薬を飲んだため、ある程度冷えていた環境で飲んだのではないか?と考えられるのですが
おそらく体を冷やしていないであろう実験用のマウスも幼児化しているため、新作のAPTX4869の若返り条件は、旧作のものと同じではなさそうですね。
一応、頭の隅に置いておきたいのは、メアリーが飲んだものが本当に宮野夫妻が作った薬だとしたら、使用期限が切れているのではないか?ということです。
要は、時間が経ったことで薬の効果が変わっているというものです。
可能性がないことはないと思うので、忘れないでおこうと思います。
メアリーの咳
最後に、メアリーの咳について考えてみます。
コナンや灰原と同様に若返ったわけですが、なぜかメアリーに関しては咳をしています。
別物の薬と考えれば副作用も別なのだろうとは思うのですが、ここで2点、以前考えたAPTX4869の考察と絡めて、咳について考えてみたいと思います。
薬の真の開発目的
1点目は、薬の真の開発目的との関係です。
以前の考察では、宮野夫妻はAPTX4869を銀の弾丸と呼んでいましたが、銀の弾丸には特効薬のような意味合いがあります。
ここから私は宮野夫妻は治療薬を作っていたのではないかと考えました。
メアリーの若返り前には、何の病気の症状もありませんでしたが、若返り後に咳をし始めたため、
薬が肺や呼吸器系のなんらかの細胞や機能を破壊していると考えられます。
本来、病気の症状があれば、服用した時に治療につながるものの、病気でも何でもないメアリーに対しては
正常な肺や呼吸器系を攻撃するようになり、その結果、咳が出ているのではないでしょうか?
薬の不老作用
2点目は、薬の不老作用との関係です。
以前の考察でアポトーシスの作用の速度とテロメアーゼの作用の速度が同等だと、細胞の若返りと老化が均衡状態になるため
まるで歳を取らないような、不老のような状態になるのではないか?
つまり、コナンの身長が伸びていないのと同じような状況が起こるのではないかと考えました。
メアリーの体でも、不老のような作用、ある状態でとどめる作用が働いているのではないでしょうか?
どういうことかというと、APTX4869服用の瞬間は、アポトーシスの作用の速度がテロメアーゼ活性の作用の速度より上回り、若返り作用が発生
その際にテロメアーゼ活性によって若返った細胞がある程度増えていきます。
そして、メアリーはこの途中で川に落ちて、風邪をひくことになります。
つまり、細胞が病気の状態になります。
旧作のAPTX4869は発熱を抑えることで、うまく若返りすることができるかもしれないと考察したので、川に落ちて体を冷やしたことにより、風邪を引いただけではなく、薬の作用がうまく落ち着き、風邪の状態がとどまっている。つまり悪い細胞がアポトーシスで死んだり、テロメアーゼ活性で増えたりする状態が、ずっと起きているのではないでしょうか?
これにより、メアリーの風邪症状がずっと治らないのだと思います。
真純に風邪を引いたのか聞かれて、薬の副作用だろうとメアリーは答えていましたが、実は、両方正解なのかもしれませんね。
当初は、1点目の肺を攻撃している可能性も考えていましたが、2点目の風邪がとどまる状態というのも、頭の隅に置いておきたいところです。
まとめ
私はAPTX4869は少なくとも2種類、宮野夫妻が作ったものと灰原が復活させたものがあると考えていて、この2つは厳密には別物だと思っています。
コナンと灰原が飲んだのは、灰原が復活させたもので、メアリーが飲んだのは宮野夫妻が作ったものだと考えています。
そして、若返りの条件としては「服用時に体を冷やすことで発熱がうまく抑えられ、若返る」と考えています。
ただし、この条件は、今の所宮野夫妻がつくった薬のみに当てはまると考えています。
また、使用期限が切れていて効果が変わっているという可能性もあり得ます。
最後に、メアリーの咳が続いているのは川に落ちて風邪を引いた際の状態が薬によってとどまっている可能性を考えています。
またメモを読んでいただければと思います。