サンデー考察・感想

名探偵コナン サンデーFILE.1072 感想・考察「6年A組の人気者」

こんにちは、鳥子です。

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

今回は、

2021年4月28日サンデー掲載の名探偵コナンFILE.1072

の事件について感想・考察を書いていきます。

FILE.1072「6年A組の人気者」

妨害していた人

タイムカプセル探しを妨害していた人が柳町岳と判明。

用具室に導き、タイムカプセルがなくなったと諦めさせようとしていました。

柳町は最初に回ったときに暗号から思いつく場所に偽の文字を仕込んでいました。

…絵の裏に書いてあったが、最初にコナンが回った時には壁に文字はなかった。

…屋上で絵を描くことが禁止されたから屋上のドアノブに文字が書かれていた。また、絵描き行くなで197で、19時7分で解いても良いように時計にも文字が仕込まれていた。

…仮病で保健室のベッドに寝ていた人がいるからベッドの下に文字が書かれていた。また、身体検査の時に身長を嘘つく人もいただろうから身長計に文字が書かれていた。

しかし、飛行機襲えから連想されるハイジャックに相当する場所「講堂の時計」は最初に回った時には仕込めず、の文字があると嘘をつく必要がありました。

妨害の動機

柳町が近所の悪ガキと学校に忍び込んで花火をやったことが原因で音楽室のボヤが起きたとバラされないためでした。

市橋は市橋で、国語のテストをカンニングした過去があったためメッセージを抜き取ろうとしていました。

村田も宮野明美と一緒に絵を描いていて、村田より宮野明美の方が上手だったのに、村田だけ賞をとってしまいその事をメッセージに書かれていると思い、メッセージを抜き取ろうとしていました。

しかし実際には宮野明美が残していたメッセージは

集合写真の裏に「みんなの夢が叶うといいな」と書いていて

3人が思っているようなネガティブなことは書いていませんでした。また、音楽室のボヤの原因は、柳町の花火が原因ではなく、古いエアコンが漏電して起きたということでした。

この明美のメッセージを見てから2巻、58巻を読み直すと涙が出てきてしまいますね。

暗号

暗号は解き方はほぼほぼ合っていました…が、悔いが残るのは、89のお守り焼くなの89はファンクションキーのF8とF9を差していて、ちょっと間違えてしまいましたね。笑

暗黒の気配

6年A組の教室では、タイムカプセルを見つけてくれたお礼として、探偵団と先生が教室にいましたが、コナンから渡された。宮野明美が残した写真の裏面のメッセージを読み終えたところで「ドックン」と灰原センサーが発動(村田のときはゾクッでしたね)。

しゃがみ込む灰原が「誰かが」といったところでコナンは一旦、若狭先生の方を見るものの、灰原は「誰かが」のあとに「誰かが教室の外に」と続けたため、コナンは教室の外を覗きます。

教室の外には、デリバリーされたピザを持つ柳町とデリバリーされた寿司を持つ村田の2人がいましたが、コナンは「灰原の気のせいか」と気に留めず。

これでピザ屋の方に反応していたらそれはそれで面白いですが、流石にこれまでなんの脈絡もなかったピザ屋に反応というのは考えにくいので、これは脇田に反応したと考えて良いと思います。今後、ピザ屋に探しに行くって描写もあるかもしれませんが。

一方、若狭先生は窓の外を眺め、デリバリーで来ていたピザ屋と寿司屋を見ていました。若狭だけは何かを感じとった模様。この時、窓の外を眺める若狭先生の手を窓につけている構図が羽田浩司事件の記事にある浅香の構図と酷似していますね。

脇田は、教室の入り口に貼ってある19期生の文字を見たのか、柳町や村田と会話して知ったのかわかりませんが、

脇田「(帝丹小学校19期生は…

あの宮野明美だが…

死人が来るワケないか…)」

と宮野明美の存在を気にしているようでした。組織に命じられて転校を余儀なくされていたため、宮野明美が19期生だと知っていたようですね。

なぜ知っているのか、ですが、灰原も知らない事を知っていたことを考慮すると、脇田は宮野明美が19期生だと組織の誰かから聞いたわけではなく、当時組織にいたからと考えられます。

死人を気にするところは、雪山回の

小五郎「確かに悪い霊とか棲みついてそうだ」

脇田「やめてくだせぇ…そういうの苦手なんですから…」

という発言と繋がってきそうですね。

ジンと脇田はかなり密接な関係というか近い思考の持ち主のような気がしていて、デパートで死んだはずの赤井が目撃された時にも敏感に反応していました。裏切り者への反応がすごい。

今回、灰原センサーが発動したわけですが、物語の序盤から組織を警戒していました。心の中で出てきたワードの中にジンだけでなく、ラムもありましたが、これはおそらく、コナンがラムについて聞いた時(86巻)あたりから、ラムが動き出したのではないか?と灰原自身が警戒し始めていたのかもしれません。

再度、灰原センサーの発動条件は考えたいですね。

今回、灰原と脇田は会いませんでしたが、今後安室vsキッドがあるということなので、ミステリートレインの真相に安室が気付き、脇田より先に灰原=宮野志保に気付く展開かもしれません。だからこそ、今回は脇田と灰原は邂逅しなかったのかも。

降谷が脇田、組織から守るべきものがまた増えそうですね。

 

また、メモを読んでいただければと思います♪

-サンデー考察・感想
-

© 2024 鳥子の備忘録 Powered by AFFINGER5