ベルモット編 黒の組織考察

宮野厚司の理論を認めてくれたスポンサーと研究内容の考察-APTX4869考察用記事

こんにちは、鳥子です。

今回は、宮野厚司が烏丸グループに入るまでの流れ、その後の時系列を振り返り、宮野厚司の研究内容を考察しました。

 

描写

41 トイレに隠した秘密では、30年前、宮野厚司の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究施設にいくため、これを最後に出島デザインの社長とは会っていないことが判明します。

また、20年ほど前に、出島デザイン事務所に妻と娘を連れてやってきて、絶えず窓の外を気にする様子だったことがわかります。

続いて、95 迷宮カクテルでは、降谷の回想により、18から19年前、宮野夫妻の会話から烏丸グループから誘われていたことがわかります。

続いて、96巻、代役・京極真では、灰原曰く 30年前に宮野厚司が白鳩製薬に入り、25年前に、烏丸グループが白鳩製薬を取り込もうとして白鳩製薬が倒産したことがわかりました。

このことから30年前に宮野厚司の理論を認めてくれたスポンサーは、白鳩製薬であったとわかります。

 

まとめ

上記をまとめると、

30年前

  • 宮野厚司、自身の理論が白鳩製薬に認められる
  • 宮野厚司、出島デザインに出向く
  • 宮野厚司、白鳩製薬の大きな研究施設にいく

 

25年前

  • 烏丸グループ、白鳩製薬を取り込もうとする
  • 白鳩製薬、倒産する
  • その後、宮野夫妻の町医者時代

 

18-19年前

  • 宮野厚司、烏丸グループから勧誘される
  • 宮野夫妻、烏丸グループに入る
  • 宮野志保、誕生
  • 宮野夫妻、研究中の事故で亡くなる

という流れになります。

 

宮野厚司の研究

その他気になる点としては、宮野厚司の研究内容です。

宮野厚司が所属していた白鳩製薬は、「カゼニキック」という風邪薬を発売していました。パッケージを確認すると、くしゃみ、せき、熱にきくとのことです。

宮野厚司は、マッドサイエンティストと呼ばれていたことが知られていますが、宮野厚司の理論を認めてくれたから白鳩製薬に入ったのであれば、カゼニキックの効能と宮野厚司の研究は近いものがあるのかもしれません。

例えば、肺や呼吸器系の病気に効く研究などを宮野厚司が行っていた可能性がありますが、マッドサイエンティストと言われていたので、単純に病気に効くだけの話ではなかったのかもしれません。

具体的には、黒の組織がAPTX4869の開発を行うのに、宮野厚司の研究に目をつけた、言ってみれば、APTX4869の開発に宮野厚司の研究が関連しているのであれば、宮野厚司の研究している治療薬の副作用に「若返り」があるのかもしれません。

そのことを学会で発表していた可能性もあり、「そんなのありえない」とマッドサイエンティスト呼ばれわりされたのかもしれません。

なぜ、私が宮野厚司の研究=呼吸器系、肺系の治療薬と考えたのかですが、その理由は2点あります。

1点目は、先に述べたように、カゼニキックの効能が呼吸器系の病気への効能があることです。

2点目としては、APTX4869の呼び名と効果です。

宮野夫妻は、APTX4869を銀の弾丸と呼んでいましたが、調べてみると、銀の弾丸には狼男の息の根を止める唯一の武器であることから、転じて「特効薬」や「困難を解決する決め手」のような意味合いもあるようです。

https://www.itmedia.co.jp/im/spv/0706/25/news104.html

 

私は、宮野夫妻はAPTX4869(銀の弾丸)を特効薬の効果もあると認識して作っていたのではないかと考えています。そして、メアリーは、宮野夫妻が作った薬を飲んだとされていますが、その結果、メアリーはずっと咳をしています。

若返り前に何の病気の症状もなかったメアリーが、若返り後に咳をし始めたということは、薬の効能として肺や呼吸器系のなんらかの細胞なり機能を破壊していると考えられます。

元々それが病気に効く作用だったのであれば、病気でも何でもないメアリーに対して、肺や呼吸器系を攻撃するようになったのかもしれません。その結果、咳が出ているのではないでしょうか?

そう考えると、APTX4869の開発前に宮野厚司が研究していた内容は、元々が肺や呼吸器系、特に病気に対して効果を期待していた薬の研究(特効薬であり銀の弾丸)だったのではないか?と考えたというわけです。

また、メモを読んでいただければと思います。

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