こんにちは、鳥子です。
今回は、名探偵コナン、RUM編で登場する羽田浩司殺人事件についてメモを残しておこうと思います。
目次
1.事件の概要
17年前、当時将棋の四冠王だった羽田浩司は、趣味にしていたチェスの大会に参加すべく渡米したが、その大会前夜に宿泊していたホテルの部屋で何者かに襲われて死亡。部屋はかなり荒らされていて、殺される際、羽田も抵抗したようだが、直接の死因は不明。同日、同じホテルの別の部屋で亡くなっていたアメリカの資産家アマンダ・ヒューズの死因もわかっておらず、アマンダが羽田の大ファンで交流があった事や、その日以来アマンダが帯同していたボディガードが姿を消していることから、アマンダが「浅香」と呼んでいたボディガードを最重要容疑者として行方を追っているが、その消息はまだ、掴めていない。なお、その「浅香」という人物の身元は謎に包まれていて、アマンダの家族や関係者もアマンダがその人物を雇い入れた経緯を知る者はいないらしい。また、アマンダはCIAやFBIに顔がきく人物であったとされている。
部屋の様子
羽田浩司の部屋のドアのノブやソファーやティーカップや皿やフォークなどにアマンダの指紋がついていたことからアマンダが羽田浩司の部屋を訪れたとされる。羽田浩司の部屋には、部屋を荒らされた際に食器類は叩き割られてしまっており、部屋中に「Juke」というホテルの名前入りの皿やカップの破片が散乱していた。また、割れた食器の中に「PUT ON MASCARA」というメッセージ入りの手鏡も混ざっていた。さらに、洗面所の水は出しっぱなしになっていた。羽田浩司には、腕に数カ所殴られたり蹴られたりしたのを防いだ防御創が残っており、右手には部屋に備え付けられていた小さなハサミを握り締めていた跡がついていた。
灰原の考え
灰原は組織内で浅香という名前を聞いたことがないらしく、羽田浩司の死因が不明であること、APTX4869を飲まされた人物リストに羽田浩司の名が載っていたことから、浅香は組織の一員の可能性があると考えています。また、何事もなかったかのように立ち去るのが組織のやり方であるはずなのに、荒らされたまま放置されている部屋に違和感が残っているようです。
2.17年前と似た現場(奥穂町)との違い
89巻の[握られたハサミ]では奥穂町で17年前の事件と似たような現場の状況になっている事件が発生しました。似ているように見えますが、実際には異なる点がいくつかあります。
奥穂町
- 被害者は最後ハサミを握っている
- 洗面台の近くに遺体がある
- 殴られた事により死亡(凶器あり)
17年前の現場
- 羽田浩司は最後ハサミを握っていない
- 散乱した皿と食器のある部屋に遺体がある
- 殴られたあとはあるが死因は不明
共通点
- 洗面所の水が出しっぱなし
- ダイイングメッセージらしきものが残っている
- 食器・グラスなどが散乱している
3.誰が誰を殺害したのか
事件の謎を少しでも解いていきましょう
先に亡くなったのはアマンダ
アマンダ自身、アマンダの部屋には防御創も荒らされたあともなかったことから、羽田浩司とアマンダのうち、どちらが先に亡くなったかというとアマンダで決まりでしょう。アマンダが殺されたのちに羽田浩司が殺される際に想定外の事態が起きたと考えて良さそうです。仮に、羽田浩司が先に亡くなった場合、部屋の惨状からアマンダを後で部屋に運んだのであれば、靴に破片がついて、アマンダの部屋にガラス片が残るようなことが起きていても不思議ではありません。
しかし、アマンダ、アマンダの部屋には、あまりにも何も残っていませんでした。また、アマンダが後で殺されたのであれば、羽田浩司の部屋で食器などが割れる音などを聞けば、周囲の部屋の人間がやってくる可能性があるため、アマンダを運んでいる時間はありません(Juke Hotel自体が組織の管理してるホテルという考え方をすればありえますが)。若狭留美が浅香であると別記事でも記載していますが、山菜採りの回想からアマンダが回想で出てこないことからあの場にアマンダはおらず、すでにアマンダは自分の部屋に帰っていた(あるいは運ばれた)可能性が高いです。
凶器
アマンダと羽田浩司の死因は銀の弾丸(シルバーブレット)と思われます。シルバーブレットはAPTX4869ですが、宮野夫妻が開発していたAPTX4869と灰原が復活させたAPTX4869を区別するためにシルバーブレットと私は呼ぶようにしています。組織のやり方に合致することとAPTX4869リストに羽田浩司が載っていたことからも凶器にシルバーブレットが使われたことは間違いないでしょう。
また、1巻でもジンが工藤新一にAPTX4869を飲ませる際に液体と一緒に飲ませていたこと、羽田浩司の部屋でアフタヌーンティーが行われた形跡があることから、アマンダが飲んだティーカップにシルバーブレットを混ぜたと考えられます。
ちなみに、シルバーブレットとAPTX4869の違いは
シルバーブレット
- 若返る際に若返る前の運動能力を維持できる骨格まで若返る
APTX4869
- 若返る際に骨格とか運動能力は維持できないまま若返る
- 共通点
- 肺や気管支、呼吸器官に何かしらの影響が出る
- 脳はそのまま
だと考えています(別記事にしたいですね)。
2020/8/5…元の文をリストに修正
アマンダ・羽田浩司を殺した人物
では、アマンダを殺した人物は誰なのか?というところですが、私は羽田浩司がアマンダをシルバーブレットにより毒殺したと考えています。なぜ浅香ではないのか?という疑問についてですが、その回答として、浅香がアマンダを殺害するのであれば、ボディガードとして接近しているのだから、チェスの大会でホテルに泊まらせてから殺害するまでもなく、いつでも殺害することができたことが1つ挙げられます。
2点目に、羽田浩司と揃って殺す必要があったからアマンダを今まで殺せなかったのでは?という疑問が湧きますが、羽田浩司とアマンダを両方殺害する目的で、浅香が2人とも殺害したのであれば、浅香はその目的を達成しているため、組織に追われる必要はありません。しかし、実際には裏切りのステージにて、「ASACA」、「17年前」というワードだけで組織が情報を嗅ぎ回っています。この点からもアマンダを殺害したのが浅香ではないことが導けます。そして、殺害の流れは、アマンダを羽田浩司が、羽田浩司を浅香が殺害となります。
若狭留美の右目が見えなくなったのは事件当日?
キャンプ回で若狭留美は右目が見えていないのでは?という疑いがありました。山菜採りの回では、羽田浩司の回想とその後に目を抑えていることから、目の障害と思い出が結びついているので、目の障害は事件当日にできたように思います。例えば1巻のジンが工藤新一に薬を飲ませる際、工藤新一の側にいることから、浅香が羽田浩司に薬を飲ませる際にも、羽田浩司の側にいたため、羽田浩司に最後の力で殴られたのかもしれません。若狭留美の戦闘力を見る限り、片目が見えていなくても相手は制圧できていますが、不意打ちに近いものが多いです。完全に警戒態勢の相手を制圧するのは片目しか見えていない状態では難しいように思いますので、殺害する直前までは両眼が見えていたと判断した方が良さそうですね。
4.ダイイングメッセージについて
PUT ON MASCARAからメッセージを残せるのは、
- 羽田浩司が浅香に殺害される直前
- 浅香が羽田浩司を殺害したあと
- あるいは上記の両方
というケースがありますね。
メッセージを残した人物は?
メッセージに関する最新の情報としては、メッセージはCARASUMAになるのでは?という結論に持っていっていますが、1の場合、なぜ羽田浩司がCARASUMAと残す必要があったのでしょうか?普通ダイイングメッセージを残す場合、犯人に悟られないで、かつ残したメッセージから犯人のことが伝わるようにメッセージを残すのが普通だと思います。つまり、羽田浩司が残すべきだったのはASACAになるはずです。1で決定だった場合、羽田浩司は浅香に襲われつつも、CARASUMAを残すことを優先した事になります。
続いて、2の場合、羽田浩司はハサミを握っていた跡があるのだから2番はないだろうと思いますが、状況的に見ると、羽田浩司がメッセージを残した場所は洗面所の近くではありませんでした。奥穂町と同じ状況であれば、メッセージを残している最中にも襲われれば、洗面所に遺体が残るはずです。さらに、ハサミに関してもわざわざ小さいハサミと書かれていることから、指の細い人が握りやすいというヒントなのかもしれません。
3の場合は、1で羽田浩司がASACAと残したのに、浅香がメッセージの偽装を行ってCARASUMAにした場合のことを考えています。松本管理官が出ていた、Let it be事件の[よくあるパターン]と同じですね。
ハサミの小ささと、手鏡の持ち主が浅香であったことを考えると、選択肢の中で2番が説明するのにはシンプルに説明つきそうです。ハサミを握っていたのは浅香で、羽田浩司を殺害した後に、洗面所にて持っていた手鏡をケモメニカル効果を利用してメッセージを残し、羽田浩司の遺体のそばにある食器などに混ぜたといえるでしょう。
作中で烏丸という名前について触れた人物は限られていて、黄昏の館の登場人物、烏丸判明回、迷宮カクテルになります。そのうちに宮野エレーナがいるのでCARASUMAを残したのは、エレーナ(=浅香=若狭留美)で問題ないかと思います。残る疑問は、羽田浩司がハサミを握った跡ですが、実はハサミの跡ではなく将棋の駒(御守り)を死ぬ直前まで大事に握っていた跡だったのではないでしょうか。若狭留美が将棋の駒を持っていることと繋がると思います。
文字以外のメッセージの内容(小ネタ?)
手鏡のメッセージをよく見ると切り取られたのは文字だけでなく、天使の羽(正確にはまつ毛※2020/8/1追記)とハートも切り取られていることがわかります。作中でエンジェルとして関係するのは毛利蘭と宮野エレーナですが、17年前ということから宮野エレーナが生きていて、自分に結びつくような内容を切り取ったと見たほうが良いのかもしれません(別記事でも書いていますが、私は浅香、若狭留美、宮野エレーナは同一人物だと思っています)。以下は推理外の小ネタのようなものになりますが、文字以外に天使の羽と♡が切り取られているため、♡を心臓と捉えると
エンジェル(天使の羽)は生きている(♡)
と解釈でき、宮野エレーナが生きていることを暗示しているように見えますね。
誰に向けたメッセージか?
CARASUMAのメッセージを残したのは浅香といえるでしょうが、誰に向けて残したのでしょうか。コナンも気にしていたKAがなぜCAなのかという点も気になるところです。まず真っ先に浮かぶのが、ジェイムズ・ブラック初登場回でのクイーンズ・イングリッシュの発音ですね。Can you〜をキャンユーではなくカンユーと発音していたものです。
私は送り手を浅香(=若狭瑠美=宮野エレーナ)としているので、ここで考えられるのは、CAをカと発音する知識がない人物には解読されにくく、かつ、このメッセージを送りたい人物はイギリスの発音について知識がある人物ではないかということです。例えば、舞台がアメリカであったため、アメリカ人には簡単にメッセージを悟られず、イギリス人にメッセージを伝える、しかもそのイギリス人は烏丸と読むことができるのであれば、日本にも精通した人物なのではないかと推測できます。
17年後に赤井秀一とコナンがいとも簡単にASACAをアサカと読めたのはイギリスに関する知識を持っている人物だったから、と考えると、17年前に向けたメッセージは赤井秀一の父、赤井務武に宛てたものなのかもしれません。CARASUMAのメッセージを解いたのがコナンではなく、工藤優作と赤井秀一なので、まだ何か展開はありそうですね。例えば、CARASUMAから、さらにカラスと馬に分けるとか周期表の元素記号で表せるとか、鏡から出した文字なので反転が関係するとか一捻りありそうです。
調査に動き出す人たちとの交流
CARASUMAのメッセージが赤井務武に向けてのものであれば、宮野エレーナと赤井務武との関係が気になるところですね。95巻で宮野厚司は宮野エレーナが発言していた烏丸グループの話に対し、
君のお姉さんも少し胡散臭いって言ってたしね
と発言しており、エレーナには姉がいることと少なからずその姉と交流があることがわかります。さらに、宮野エレーナの娘である宮野志保(灰原哀)がマスカラを拭った際に、領域外の妹であるメアリー世良と似ていることにコナンが気付きます。そして、灰原の発言から、エレーナは英国人(正確にはハーフ)であることが明かされていますし、メアリーもSIS所属であることが判明していますので、メアリーとエレーナの血縁(姉妹)関係が伺えます。普段から両家に交流があるのであれば、夫を亡くしたエレーナが頼る人物は、イギリスに馴染みのある赤井夫妻となり、当時真純を宿していたメアリーを除くと、赤井務武になるのではないでしょうか。
さらに、羽田家と赤井家の繋がりもエレーナが知っていたとすれば羽田浩司が亡くなった際に、調査に動き出す人物に関しては赤井務武になり、アマンダがCIAやFBIと繋がりがあったのであれば、FBIだとジェイムズやCIAだとイーサン本堂やバーニィなどが調査に動き出すことが考えられます(あまりFBIやCIAが動いているような描写がないのが気になりますね)。ジェイムズに関しては、世良真純のことを女だと見抜いたことから、最初から知っていた可能性があります。この理由が赤井秀一からではない場合、赤井夫妻からの可能性が高く、もしエレーナもジェイムズと知り合い(エレーナとメアリーの兄とか?)であれば、ピスコ同様に薬の開発について知っていてコナンをクールガイ発言した謎が回収される可能性もあります(ジョディ父から組織について何か聞いているのであればそれもクールガイ発言の根拠になり得ると思いますが)。これらの理由から赤井務武もしくはジェイムズが調査に動き出してくれることを見越して、メッセージを残したと考えることができます。
赤井務武と若狭留美が当時合流したのであれば、若狭留美のアナグラムとしてもう一つ考えられるのが、AKAI SAW RUMですね。赤井はラムにあった、ラムを見たと考えられそうです。
また、もう一つ考えておきたいのが、宮野エレーナの所属です。宮野エレーナ=若狭留美=浅香とする場合、宮野エレーナ視点から見ると、戦闘力の点から若狭留美に繋がらないように見えます。しかし、おそらく姉であろうメアリーの所属を考えると、実は、エレーナもSISなのではないか?とも考えられます。となると、烏丸グループが怪しいとわかっていながらも捜査のために開発部へと潜り込んだのであれば、一応の都合はつくように思います。烏丸と残せるような手鏡を初めから持っていたのも繋がってくるのかもしれませんね。
5.アフタヌーンティーと消えるドクロ
かなり話がズレてきてしまいました。笑
羽田浩司殺人事件に関して以下の疑問が残っています。
- なぜ羽田浩司はアマンダを殺害する必要があったのか
- なぜアメリカでの殺人でなければならなかったのか
- なぜ浅香は羽田浩司を殺害する必要があったのか
- アマンダはどんな流れで浅香を雇い入れたのか
羽田浩司がアマンダを毒殺するために、シルバーブレットを持っていたのであれば、それは紛れもなく、羽田浩司は組織と関係があることを示しています。純粋に組織側の人間で、CIAやFBIと繋がりのあるアマンダの始末したとも考えられますが、羽田浩司は普段からアマンダと交流があったためにアメリカに出向いたのでしょうか(少なくとも、ラボがアメリカにあったのであれば、薬を渡してきた人間がいるはずですね)。あるいは、羽田浩司は対組織側の人間で、組織の動向を探るべくより深く噛みつくためにアマンダの死を利用しようとした可能性もあります。羽田浩司が殺される直前の
それでも僕を殺すというんですか?
は、浅香が羽田浩司に対して、確実に殺害する旨を伝えたことに対する返答になっていて、それでも、という言葉から、浅香と同じ目的を持っているように思えます。
博士の紅茶トリックとRUM編の構成
RUM編は博士の紅茶トリックから始まりました。あのトリックの内容は、RUM編に共通する構成になっています。ドクロの疑いのある3つのコースターはそれぞれの事件でどんな切り口になるかわかりませんが、本当はドクロではないと示すことになります。説明わかりにくいので、裏切りのステージを例にしてみます。
スコッチ、バーボン、ライは組織に属してはいるが、実はNOCで組織に噛みつこうとしていた。スコッチとバーボンは互いのことを知っているが、ライはバーボンとスコッチについてよく知らなかった。スコッチは死ぬことになり、ライはその死を利用して組織内で昇格していくことができた。しかし、それをバーボンは許さなかった。
この場合のドクロは、純粋な組織のメンバーか?という問いでいいと思います。実際にはNOCなので、ドクロは消えました。では、17年前の事件はどうでしょうか?上記の例になぞらえると、
アマンダ、浅香、羽田浩司はおそらく全員組織と関係があり、アマンダと浅香は互いを知っていた。羽田浩司はアマンダ、浅香についてよく知らず、アマンダを殺害して、組織内で昇格しようとした。しかし、それを浅香が許さなかった。
となるのではないでしょうか?おそらく浅香も羽田浩司もお互いに対組織側の人間と知ったのは、アマンダを殺してしまった後だった可能性があります。そうなると、若狭留美の回想は、仲間同士でやり合うのか?という意味での
それでも僕を殺すというんですか?
であり、さらに、仲間同士でやり合うことを止められなかった後悔でもあり、自分自身も仲間同士でやり合うことを止められなかった後悔の意味での
馬鹿な奴…
というところでしょうか。上記を踏まえると、アマンダが浅香を雇った経緯を誰も知らないのは、組織経由で雇ったから、と考えると辻褄が合いますね(イギリスの組織経由も考えられますが)。つまり、アマンダも組織に関連した人間だったと言えそうです。組織のスポンサーとして利用できそうな人間だったが、諜報機関に顔が利く人間は邪魔となった、そして、アマンダが身の危険を感じ始め、ボディガードを雇った、という流れになるのでしょうか。これまででもそうでしたが、RUM編では特に3つの何かが出てくることが多いので、ドクロは何か、どう消えるのか注目してみると面白いかなと思います(そういえば、最初に灰原が示したRUMの特徴も3つ出てきて、そのあとラムの義眼という特徴が出てきましたね)。
博士の紅茶トリックと黒サビ(黒の組織)
紅茶とお酢とレモンで調べた際に、コナンとは関係ない記事で、ナイフなどに黒サビ加工ができるというサビ加工技術の記事を見つけて何か考えられそうだなと思いました。コナンで登場したのは、ステンレスカップなので、黒サビ加工はできませんが、紅茶+お酢orレモンで溶液自体は作ることができるわけですから、若狭、脇田、黒田の中身は黒の組織(黒サビ)と捉えられなくはないと思います。ステンレスで表面上サビてないように見えてはいるのですが、ドクロマークのコースターの上に乗った紅茶の中(若狭、脇田、黒田)で、見た目も錆びていそうなのは、兼則という刀の名前を持つ脇田のみとなります。残りの2人は表面に出ていないことを考慮すると、元々組織の人間ということに繋がりそうですね。レモンが、酸っぱいでスパイに繋がるなら、静岡県警の横溝参悟が組織からのスパイという考えにも繋がります。
6.個人的見解に基づく事件の流れのまとめ的なやつ
- 羽田浩司は組織の人間からアマンダの暗殺命令が出ていた
- 羽田浩司は見事にアマンダを、シルバーブレットによる暗殺を成功させる
- 羽田浩司はアマンダが寝てしまったか、何かの理由で浅香にアマンダをアマンダの部屋まで運ばせた(あるいは自力で帰ったか)
- 浅香はアマンダの異変に気付き、さらに、薬の開発者であったため、シルバーブレットによる殺害だと理解し、羽田浩司との戦闘に至る
- 羽田浩司は防御創があるものの死因が不明であることから浅香が殴る、蹴るのみで羽田浩司を制圧し、シルバーブレットを飲ませたことにより殺害
- 洗面台で浅香の持っていた手鏡を備え付きのハサミでケモメニカル効果を利用し切り取ったのちに、部屋に置いて立ち去った
- そして17年後、眺めていたAPTX4869リストの異変に気付き、若狭留美として活動を始めた(時系列的に95巻より前、18巻くらいには灰原と同様に見ていたのではないか?)
といったところでしょうか。また、見直したいと思います。
※2020/8/9追記…図を追加してみました。
2020/10/11追記…図を変更しました
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かなり長文になってしまいました…ここまでやるとメモレベルを超えてしまっていますね。あとは現在のこと…この事件の記事を投稿・削除した人物に関しても考えたいところです。浅香の写真は誰が撮ったのかとかも謎のままですしね。
沖矢さんが蘭や園子達に周りに浅香という人物がいないか聞いていましたが、これは浅香(エレーナ)とメアリーの関係を知っていて、メアリーが生きているならエレーナと連絡を取るだろうと踏み、浅香という人が近くにいるか?という質問だけで、浅香が近くにいるだけでなく、メアリーの生存も確認したと考えられます。
また、メモを読んでいただければと思います♪
羽田浩司事件について記載した記事です。