正体推理・考察

覚悟はできてるか?この世を離れる覚悟だよ−若狭留美は何者なのか−

こんにちは、鳥子です。

今回は若狭留美についてメモを残しておこうと思います。

1.若狭留美の特徴

帝丹小学校1年B組の副担任。37歳。メガネをかけていて、ロングの黒髪で、毛先がくるっとしている。副担任になった際の挨拶で教卓に頭をぶつけたり、持っていた定規で時間割りを割いてしまったり、劇で使う虎の屏風に筆を洗うバケツの水をぶちまけてしまったりとドジな一面がある。しかし、ただのドジではなく、コナンの謎解きや推理を答えに導くためにワザとドジっ子ぶりを見せている描写が多く、キャンプ回では、コナンだけでなく、黒田管理官よりも早くトリックに気付くなど、かなりの推理力の持ち主であることがわかる。さらに、住んでいる場所はタワーマンションで、小林先生と比較すると、かなりのお金持ちであることが伺える。右目が見えていない様子がキャンプ回で描かれている。子供たちと話す際は、膝に手を当て少し前傾姿勢になっている。格闘にも長けていてトンボを使ったり、エルボーを使ったりして相手を撃退する描写がある。91・92・93巻参照。

2.若狭留美は何者なのか

最初に記載しておくと、若狭留美はラムではないと考えています。蒸留酒のコードネームの法則からもラムは男だと考えています。現時点で私が若狭留美の正体として考えている人物は浅香&宮野エレーナです。

浅香とは

17年前にアメリカで発生した羽田浩司殺人事件の重要参考人とされており、警察が追っている状況で、当時、アメリカの資産家、アマンダ・ヒューズのボディガードを務めていました。

宮野エレーナとは

黒の組織の科学者。宮野厚司の妻であり、明美、志保(灰原哀)の2人の娘がいます。黒の組織でAPTX4869を開発していました(95巻にて、宮野厚司が誘いを受けていたグループが烏丸グループだと判明しました)。宮野志保が生まれてすぐ夫婦共に事故死したとされており、組織の人間からヘルエンジェルと呼ばれていました。

3.浅香である根拠

山菜採りでの回想(97巻)

若狭留美は、「御守り」という言葉に反応し、17年前に羽田浩司と対面した時の回想をしました。羽田浩司殺人事件に関与した人物はアマンダ、羽田浩司、浅香とされています。加えて、ジンの発言からラムが何かしらの形で関わっていること、メアリーの発言から赤井秀一の父である赤井務武が事件発生後の調査に関わっていることが判明しています。しかし、若狭留美の回想にはアマンダどころかラムらしき人物が出ておらず、死亡直前・直後の羽田浩司しか出ていませんでした。メッセージが「ASACA RUM」ではなく「CARASUMA」となったことからも「浅香=ラム」説は否定されたと考えても良く、事件当時の回想ができるのは生存者の浅香のみとなります。もちろんラムがあの現場にいて若狭留美がラムなら問題ないのでは?という疑問も生まれると思いますが、ラムがあの現場にいるのであれば、現場に残った手鏡のメッセージも「何か残してるな」とラムが感じた時点で跡形もなく消し去るかと思います。

将棋の角の駒を所持している(95・97巻

山菜採りの回で、若狭留美の回想で登場した羽田浩司は角の駒を持っていました。一方、若狭が以前工藤新一の情報をPCで得ていた際に描かれている机にも竜馬の駒が置いてありました(95巻)。竜馬は角が相手陣地に入った際の成駒の状態の駒のことで、若狭留美は角の駒を所持していることになります。特に若狭留美が将棋を趣味にしているような描写がないので、事件に関与して現場から持ち去ったといえるでしょう。

ボディーガードとして遜色ない制圧力(91・92・93巻)

スキュタレー暗号回でのエルボーとトンボ振り回し、別人になったかのような表情とセリフ、白い手の女の回でのエルボー、キャンプ回での犯人への威圧など、若狭留美にはボディガードとしての他者を制圧する素質があると思います。しかも右目が見えていない状態で、一瞬で相手の戦闘能力を低下させているのであれば、相当な能力があると予想できます。戦闘描写が多いのは、ただの小学校の先生として片付けるには無理がありますね。 

4.宮野エレーナである根拠

灰原の反応(93巻

キャンプ回にて灰原は若狭先生に対し、ドクン…ドクン…と灰原センサーが発動しました。一方で、コナンが若狭先生を疑った際に、

言っとくけど私、好きだから若狭先生…だから悪く言わないでくれる?

と発言しており、組織の反応を感じつつも好きというこれまでにない反応を示しました。組織の人間でありながら好きと言わせる存在、それは家族、母親以外の何者でもない のではないでしょうか。灰原は若狭留美に対して何かを感じ取った、あるいは何かを知った、知っていたと考えることができます。

灰原の行動

まずは、灰原の行動を見ていきたいと思います。危ないことは避けがちで慎重な発言をする灰原ですが、二元ミステリーでは、危険だと分かっていながらも、すべてを終わらせるために予備の追跡メガネを使って、ベルモットの元へ向かって行きました。ミステリー・トレイン前の閉じ込められた小屋を燃やされた話でも、少年探偵団を助けるために火元へ向かっていますし、ミステリー・トレイン内の話でも、安室さんが宮野志保(怪盗キッド)に向かって、

さすが、ヘル・エンジェルの娘さんだ…よく似てらっしゃる

と発言しています。これはおそらく見た目の話ではなく、行動の話をしているのだと思います(安室さんはよくエレーナを思い浮かべるので組織に入ってから相当調べたのでしょうか)。安室が言う「似ている」が「容姿」ではなく「行動」であることを裏付けする証拠に、ベルモットもシェリーなら火元に向かっていくと予想しています。89巻より、宮野夫妻は研究所の火災で薬の資料と共に焼け死んだとされていますが、灰原の行動からすると、宮野エレーナは何かをするために、火元へ向かっていったのかもしれません。また、自ら危険な方向へいくという行動は、ある種、若狭留美の容疑者に立ち向かう行動と合致するとも考えることができます。灰原は自分と考えが似ている若狭留美に母親と同じ何かを感じたと考えることができそうです。宮野明美の面影を蘭に重ね合わせたのと同様に若狭留美にエレーナを感じたというところでしょうか。出島事務所でのテープの中に何か真相が吹き込まれていた可能性もあります。

APTX4869リストへのアクセス(95巻)

修学旅行編で東の高校生探偵工藤新一が事件解決をしたという噂がSNSを通じて流れた際、若狭留美はAPTX4869を飲まされた人物リストを覗いていました。工藤新一の名前があることからも、このリストは最近のものだということがわかります。95巻のFILE.5[ホラ♡]のSNS情報を覗いているページと恐らく同じ検索エンジンを使っているのではないでしょうか?ハッキングだとしたらコマンドプロンプトのようなものがあるイメージですが…、そもそもハッキングだとしてもリストの存在を知っていることになるため、組織の人間であることは確実です。

さらに言えば、組織の薬について知っている人間は基本的に薬の開発者、開発グループの人間しか知らないはず(ピスコは例外)であるため、リストの存在を知っている人間は開発者に限られるはずです。簡単にハッキングできるのであれば、沖矢昴(赤井秀一)がすでに情報を掴んでいるでしょうし、開発者以外が簡単にアクセスできるのであれば、組織の人間がその本当の効果を知らないままというのは納得がいきません。

高層マンションに住めているのは、誰かの支援も考えられますが、組織に所属していた頃に大金をもらっていたからとも考えることができます。ベルモットも夜景の見える場所(外観がホテルっぽい?)に住んでいますから、女優として稼いだお金か、組織から得ている収入で暮らしていて、若狭留美も同様に組織からのお金パターンの可能性がありますね。

容姿や所持品について(95巻)

冒頭に記載した、前傾で話を聞く姿勢が同じであることがエレーナと若狭を結びつける一つの描写ですが、子どもと話すと恐らくだいたいこの描写になるので根拠が薄いです。次に注目すべきは、目です。目の形、目頭と眉毛の間に入っている線、分岐している目尻(歩ちゃんタイプの目尻)が酷似しています。変装スキルがなければ基本は、変装前の人物の面影が見えるでしょうから、目の形が似ているのはとても気になります。

続いて所持品についてですが、PCを持っているということは言うまでもないですが、もう一つ、若狭留美はメガネを2種類所持しています。一つはよくかける白縁のメガネですが、もう一つは現時点で1度しかかけていない黒縁のメガネです。95巻のFILE.5[ホラ♡]とFILE.8[あの女性の記憶]の「スポンサーはあの烏丸グループでしょ?」というシーンを見ていただければ、あまりにも似ていると納得していただけると思います。[ホラ♡]では、角の駒が成っているため、これから攻めに転じるという強い気持ちの現れと同時に、駒の裏だけに若狭留美の裏の顔が垣間見えた瞬間なのではないでしょうか。

また、今のところ、若狭留美の所持品ではないですが、灰原は、エレーナが持っていたPUT ON MASCARAの手鏡を姉が形見として持っていたと発言しています。この手鏡については、浅香が同じ手鏡を持っていたということがわかっています。化粧品メーカーが配っていたということですが浅香とエレーナの共通の所持品としてチェックしておきたいです。羽田浩司事件で使ったものと明美に渡したもので二つ持っていたことから、もう1人の娘である、志保のために持っていたか、手鏡のメッセージを作るために予め持っていて自分が亡くなっても娘に伝わるように二つ用意していたとも考えられます。

5.きいているトンチとは

脇田兼則が新聞の「留美先生 大手柄」という記事を見て

こいつァ…トンチが利いてるねぇ

 と発言していました。脇田と若狭に何かしらの関係が伺えますが一体何に対してトンチがきいているといったのでしょうか。

若狭留美のアナグラム

この発言は、白い手の女の回(93巻)で、コナンたちのクラスは一休さんの劇の練習をしていました。一休さんでトンチと言えば、この橋渡るべからずと虎退治の話です。

この橋渡るべからずから見てみると

若狭留美 → WAKASA RUMI → はしを取るとAKASA RUM → KARASUMA

となることがわかります。流石に組織側の人間が、自分のボスの正体を名前に組み込んでバラすということはありえないので、少なくとも現在組織の人間ではないですね。どちらかというと、事件を知っている人…味方になってくれる人へは募集、組織側の人間へは牽制、ということは考えられます。また、端をとる話では、ロンドン回の暗号もありましたね。あれは中身の方が消えますが。

組織の目的にあっていそうな漢字

若狭留美から思い浮かぶのは若狭湾や美國島ですね。組織の人間が訪れた島で宮野志保も訪れていました。あまり参考にしないつもりでしたが、スーパーダイジェストブックのBLACK PLUSに「若さ」「留める」「美しさ」の質問が取り上げられていましたので、名前に何か複数の意味がある感じがしています。

「若さ」「留める」「美しさ」から連想されるのは、組織が開発している薬の効果ではないでしょうか。組織の人間からしたら、こいつアナグラム以外にも組織に関して触れてきているなぁとか思うのでしょうか。登場人物は事件に絡んだ名前が当てられることが多いので、字は違いますが、狭→挟、美→みで挟み将棋もあるかもしれませんね(浅香の方は香車か)。

娘二人の名前を取り入れた?

宮野エレーナには明美と志保という名前の娘がいます。組織の人間には、エレーナは死んだことになっているので、本人にしか分かりようがない名前のつけ方にはなりますが、娘のことを思って

明美→美、志保→保つ→維持・保持する→留める→留 

で、留美としたのではないでしょうか。(トンチとは関係ありません)

退治できない虎

 一休さんのトンチ話で残っているのは虎退治の話です。退治すべき虎が屏風の中にいるため退治できないという概要ですが、組織の人間からしたら「屏風」は「新聞の写真」、「虎」は「若狭留美」なのではないでしょうか。組織の人間は、新聞の中だから手が出せないというのもありますが、相手は小学校の教師、組織と程遠い存在である小学校に手を出そうものなら組織の存在が浮き彫りになる可能性があります。そのため、せっかちなラムでもすぐに動くことはできません。

若狭留美は子どもたちのボディガードでありながら、子どもたちもまた若狭留美のボディガードの役割を自然と果たしているのではないでしょうか。もちろん若狭留美を狙ってくる人物はいるでしょうから、絶えず周囲を警戒する必要はあると思います。もし脇田がラムであれば、若狭留美に直接アプローチするのはリスクが高いため、灰原(まだ出会ってない)やコナンを通じて間接的に仕掛けてくる可能性もあります(工藤新一に関しても、阿笠博士から情報を得ようとしていました)。

写真の構図?

上記で、写真について触れましたが、羽田浩司の事件現場を知っているものであれば、倒されたプロゴルファーを羽田浩司として捉えるのではないでしょうか?あの時と同じだなぁ、という意味でのトンチがきいているとも捉えられそうですね。とすれば、脇田が事件について何が知っているといえますね。

6.クローバーを捨てた心理

若狭留美は山菜採りの回では、歩ちゃんからもらったクローバーをコナンの前で捨てました。若狭留美は浅香として羽田浩司を殺害しているため、この回の犯人同様、幸せになってはいけないという気持ちもあったと思いますが、守られるより守るという思いもあったと思います。

では、一体、誰を守ろうというのでしょうか?それは、自分に残された最後の娘である灰原哀、宮野志保です。何のために守るのか?ですが、若狭留美が表立って動けない代わりに、灰原を守ることで、コナンから灰原のボディガードの任を解き、探偵として謎解きに専念させようとしているのではないでしょうか。

7.なぜ帝丹小学校にこれたのか

次に、なぜ若狭留美が帝丹小学校にこれたのか考えていこうと思います。若狭留美はおそらく、灰原パターンで工藤新一=コナンと気付いているのではないでしょうか。

普段からリストにアクセスしていたなら…

若狭留美(エレーナ)はAPTX4869を飲まされた人物リストを見ていました。ジンは1巻で、この薬を人間に試すのは初めてと発言していたことから、APTX4869を飲まされた人物リストは、厳密に言えば、工藤新一がAPTX4869を飲まされる前までは、シルバーブレットを飲まされた人物リストだったということになります。では、そこに新しく工藤新一の名前が追加されていたとしたらどうでしょう?

若狭留美が普段からリストにアクセスしていたなら、組織の開発が再開されたこと、その人物は新薬を使って消された人間ということがわかります。若狭留美が、灰原と同様に、リスト上で工藤新一の生死ステータスが「不明」の状態を見ていたなら、灰原が感じたように若狭留美も、工藤新一の死に疑問を持つでしょう。リストのステータス変更履歴が残っていれば、若狭留美は、「不明」のステータスから「死亡」のステータスに書き換えた人物が宮野志保であることがわかり、ピスコが行なったように組織のコンピュータに検索をかければ現在の顔がわかるはずです(幼児化した灰原の顔を割り出すのに、板倉卓のソフトが絡んでいる可能性はあるのだろうか)。仮に操作履歴が残っていない場合でも、死亡が確定していない段階で、開発者であれば工藤新一が若返りした可能性を疑うのではないでしょうか。

出島事務所の空き巣

灰原が組織を抜け出したかどうかは、出島デザインの事務所のテープが回収されてるかどうかで判断できるかと思います。灰原が明美と共に上手く組織を抜け出せれば、出島デザインの事務所のテープが消えているはずです。

テープに関して、エレーナは、18歳になる歳に薬に関する内容を入れていたため、おそらく娘が開発メンバーになると予想しており、組織の研究を止めて欲しかったのかもしれません。灰原が18歳になって上手くことが運び過ぎているので、もしかしたらエレーナが、明美にテープを渡すのを頼んだときに、18歳になったときに渡すように頼んでいたのかもしれません(なんで18歳なのかという疑問が残りますが…)。

となると、明美が来たあとの2回の空き巣は、1回目は、明美がどこにテープを隠したかを探るために、若狭留美が侵入し、盗聴器を設置したときで、2回目はどこに設置したかということと、明美がちゃんと隠してくれたことがわかったので盗聴器を回収したと考えることができます。2回の空き巣しか描かれていませんが、上記の話で進めるとなると、灰原がちゃんとテープを回収したかどうか確かめるのに3回目の空き巣に入ることが必要ですね。可能性は薄めです。

リストの更新

89巻で、灰原は羽田浩司が工藤新一の2つ下に来たのは、リストの管理者が血液型か何かの順に並べ替えて、たまたまそうなったのでは?と言っていました。これに関しては、実は若狭留美が、「不明」のステータスを見た時点で、若返りを想定し、羽田浩司が工藤新一の近くになるようリストを更新したのではないでしょうか。若狭留美は、灰原が、世間的にも有名な探偵で幼児化したであろう工藤新一の元にいくと踏み、2人が組めば、真実を暴けるのでは?と思ったはずです。

若狭留美(宮野エレーナ)は、阿笠博士とは夫の宮野厚司を通して少しは交流がありました。そのため、若狭留美が工藤新一の家がどこか調べた際に、隣の家が阿笠博士だと気付いたのであれば、何かしら頼るのでは?と想定できたかもしれません。であれば2巻の流れの通り、どこかの学校に通わせると想像でき、工藤邸から該当する校区を洗い出せば、「帝丹小学校」にたどり着くことはできます。逆に、工藤新一、灰原は17、18歳と高校生の年齢なので、高校に狙いを定めるはずですが、幼児化を知っているからこそ、若狭留美は高校には行かなかったとも言えます(新出先生に扮したベルモットや真純については何が言えるのかというのは、いつか別記事にできたらするかもしれません)。

そして、コナンの推理力や麻酔銃の使用を見て、確実に工藤新一=コナンと結びついたはずです。仮に、結びついて、かつ若狭留美がラムであれば、コナンは確実に消されているわけですが、まだ生きています。この点からも若狭留美がラムではないことが言えますね。

あと、帝丹小学校に来れたもう一つ(リストの違和感以外)の流れは、メアリーとの血縁関係とメアリーからの連絡という経路の可能性もありますね。今回はそちらには触れていません。メアリーから知らされていたのなら、この章に書いたことは無駄になります。笑

8.年齢問題

若狭留美は37歳で、エレーナは18年前の時点で29歳ということが判明しています。エレーナが生きていたら47歳ということになるのですが、若狭留美の年齢と合いません。年齢が合わないので別人なんだ…と言ってしまうとこれまでのメモはなんだったんだ!となってしまうので、初登場時の言葉を考えてみることにします。

若狭留美は初登場に、小林先生より10歳おばさんですけど、と発言しています。若狭留美とエレーナは10歳差がありますし、コナンは高校2年の17歳から小学校1年生6、7歳まで若返っているため、10歳若返っていることになります。若狭留美は初登場時に、私の本当の正体は、10歳おばさんのエレーナだよ〜と意図していたのか、コナンあるいは灰原に対して10歳年齢サバ読んでるよね?と正体に気付いてる感を出したかったとか色々考えることができます。

エレーナを基準にすると、エレーナが事故死したのは30歳、もしその時に薬を飲んで若返っていたとしたらどうでしょうか。コナン同様に10歳若返ったのであれば、そこから17年後は30-10+17で37歳、若狭留美の年齢になります。ということで、年齢が合わないから別人だ!とは言い難い理由でした。そもそも主人公のコナンの脳は17歳、見た目は小1なわけですから、シルバーブレットの開発者、被験者の年齢は信じていいものなのか?という疑問もありますが…。

9.時系列

エレーナ、浅香、若狭留美の時系列について考えてみます。若狭留美はかなり最近動き出した人物ですね。エレーナは宮野志保が生まれてすぐ研究所の事故で亡くなったとされることから、18年前まではエレーナとして生きていて、偽装死の後、数ヶ月の産褥期を経て、浅香としての活動を始めてアマンダのボディガードとなった、というところでしょうか。そして羽田浩司&アマンダ殺害事件が発生してしまったという流れが考えられます。偽装死を経ているからこその、若狭留美の覚悟はできてるか?この世を離れる覚悟だよのセリフが効いてくるわけですね。

10.エレーナの戦闘力

宮野エレーナ=若狭留美=浅香とすると、気になるのが宮野エレーナの戦闘力です。これまでの宮野エレーナに関しての描写で、戦闘能力が高いような描写はありませんでした。描写がないのが同一人物であることの否定的な根拠になりそうですが、迷宮カクテルでは、若干血の気が多いところに加え、エレーナの姉が、烏丸グループが怪しいと忠告しながらもエレーナは烏丸グループに近付こうとしていることから、実はどこかの諜報員なのでは?と考えています。その候補で考えられるのがMI6です。私は、エレーナの姉の正体はメアリーだと考えているため、姉妹揃ってSISの所属ではないか?と考えています。であれば、メアリー並みの戦闘力があっても違和感はないですよね。

2020/8/9追記…図をつけました

2020/10/11追記…図を変更しました

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長くなってしまったので今回は一旦この辺にします。書き留めておくのは大事だなと思いました。考えれば考えるほど、合わない部分や疑問が出てきて、大脱線とはいかないまでもズレてる、理解してきれてないことがわかりました。上記の、というか、これまでのメモについても完全ではなく、まだ矛盾している部分もあるので、拾い切れてない情報、情報の使い方が間違っていることに気付いたら修正していきたいと思います。

疑問に思ったこと

メアリーは、灰原が復活させたAPTX4869ではなくシルバーブレット側のAPTX4869を飲まされたと思われますが、シルバーブレットってラボ焼失したときに一緒に消えてないのかな?消えたのは資料の一部だけ?ということはストックがあったのかな?ジンみたいにいくつか持ってたのかな?と書いてる最中に思いました。おそらくストックがあったので、研究所の火事以降のイベントである「アマンダ、羽田浩司の殺害」にも使われたのでしょうけど…何か違和感を感じています。

マリアちゃんを探せでは、偶然?にも灰原は脇田と会わなかったのですが、若狭留美が仕組んだのではないかと思っています。

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余談です。98巻の最後、ヴォクスホールブリッジが出ているんですが、私も行ったことがあり、その周辺に何が建っているのかも知っていました。描かれているのを見たときは、心が踊りました♪

96巻の真純の発言からもメアリーは、ロンドンで務武に会いにいって幼児化したことがわかっていますが、不覚をとって、とあるので、務武(ベルモット)パターンが考えられますね。真純達が日本に来たこと、さざ波、ホームズの黙示録が繋がるのでしょうか。繋がる場合に、さらに浮上する疑問は、ベルモットがロンドンにいたのであれば、おそらくコナンの護衛が考えられそうですが、ロンドンに行く情報をどこから得たのかってことですね。99巻を楽しみに待ちたいと思います。

また、メモを読んでいただければと思います♪

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