こんにちは、鳥子です。
注意
こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。
今回は、
2022年2月2日サンデー掲載の名探偵コナンFILE.1087
の事件について感想・考察を書いていきます。今回は解決編のため、感想中心となります。
前回の記事はこちらです。
名探偵コナン サンデーFILE.1086 感想・考察「18の想起」
FILE.1087「バカ共」
今回の事件の流れです。
コナン、眠りの小五郎で推理する
犯人、刃物であの世に逃げようとするが高木、重悟が食い止める
千速、高木に詰め寄るが佐藤刑事が割り込む
千速、重悟にバイクで送ってもらいながら松田を思い出す
感想
犯人
犯人は、参加者番号19番の蕪木到でした。
「いつ振りだっけ?」というくらい久しぶり(脇田初登場以降やっていない?)の眠りの小五郎でした。麻酔銃のタイミング次第ではそろそろ小五郎にバレるんじゃないか?とひやひやしましたね。笑
コナンは、被害者が残した折り目付きの印象メモが「犯人な人」と表していたことと、犯人が停電時にテーブルの下に潜んでいたことを見抜き、見事犯人を導き出していました。前回の記事でも同様のことには触れていたので、今回の事件でも冤罪なしで考察することができました。ただ、結婚詐欺師だった被害者が生前、カモにしていたのは、今回の事件の犯人のお兄さんという事でしたが、そこを読み切れなかったのは残念です。
15の受難と18の想起
事件の1話目「15の受難」は単純に重悟とかかっているだけと思っていましたが、最終話の高1の松田が回想で出てきたことから、15は名前以外にも年齢を表していたとも考えられます。他にも「18の想起」の18は千速を表す番号でもありますが、千速が松田の2学年上ということを考慮すると、18歳の千速にもかかっていたのかもしれません。ピアノソナタ「月光」や小五郎の同級生が出てきた事件などでは、同学年でも年齢が1つ違う表記になっていること(誕生日を既に迎えているかどうか)もあるため、2学年の差でも3歳差は十分に考えられるかなと思います。
そう考えると、15の受難というのは災難に巻き込まれる重悟以外にも、15歳の松田が、千速の友達の忍が包丁を首にあて、自殺しようとしたのを防いだことでボクシングのインターハイに出られなかったことにもかかっているのかなと思いました。
その他
千速が帰る時、コナンに対し、
千速「じゃあまたな少年」「今日も大活躍だったな」
と小五郎の後ろにいたコナンに声をかけたため、まるで眠りの小五郎に気付いているようにもとれるように見えましたが、おそらく酔っているだけで眠りの小五郎の仕組みは気付いていないと考えています。
個人的に今回好きだったのは千速から佐藤刑事への
千速「ホレてるなら離すなよ…」「こんなバカそうそういない…」
でした。40巻辺りでは、佐藤から高木に「いなくならないで」と伝えていましたが、「離さない」という意思も重要なんだなと思わせてくれるセリフでした。
映画公開に向けて本庁の刑事恋物語や警察学校組周辺のキャラに焦点をあてた記事をまとめれたらいいなぁと思います。
最後に、「チクっとした」という表現してましたが高木タフ過ぎです(笑)
また、メモを読んでいただければと思います。