サンデー考察・感想

一時休戦?混沌の追跡者たちによる組織のNo.2ラムとの戦いの行方は?

こんにちは、鳥子です。

前回、ラムの指示によって事件の起きたアパートに車が突っ込んでくるところで終わりました。

解決編ということで、話を振り返りながら進めつつ今回も気になるところに触れたいと思います。

 

注意

こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。

前回の記事はこちらです。

カオスな事件現場ー若狭留美に追い詰められた黒の組織の No.2ー

 

概要

ラムは部下にモールス信号で車を突っ込ませた後、混乱に乗じて逃走をしました。

若狭先生は追いかけますが、その際、ジョディーと目が合います。どこか気になる表情をしていました。

キャメルもこの混乱に乗じて現場から逃げ、ジョディーの車に乗って現場を離れます。

キャメルは組織の一員と接触したことをジョディーに伝えました。しかも、その相手がおそらく義眼であることも伝えます。

キャメルとジョディーはいろは寿司に向かいますが、脇田は戻っていないようでした。脇田はもう寿司屋には戻ってこないだろうと2人は考えます。

ジョディーはアパートにいた人が小学校の先生だと知り、本当に先生なのか気にかけていました。

ラムはいろは寿司に集まってくるFBI捜査官たちをヘリコプターから確認し、キャンティーとコルンに狙撃させようとしていました。

その時、ラムはいろは寿司の前にいるFBIと合流した、沖矢こと赤井秀一に注目します。沖矢の顔は一部隠れているものの、ラムはその目を見て赤井務武のことを思い出しました。

また、沖矢が車の中の人物に話しかけますが、ラムはそれがジェイムズだと考えます。しかし、ジェイムズは別の車から出てきたため、一体何者なのか?気になっているようでした。

実際に沖矢が話しかけていたのは、コナンであり、ここからコナンがラムの正体に気付いた推理が始まります。

安室もポアロの前に出てきていましたし、若狭先生も組織を狙っているという、まさに混沌という言葉が似合う、異様な雰囲気で今回の話は終わりました。

 

次は特に気になったところに触れていきます。

 

漆黒の追跡者

ラムの目を欺き、FBIとは一切関係ないと思わせた我らが主人公、江戸川コナンですか、ついにラムの正体まで見抜きました。

劇場版名探偵コナン、漆黒のチェイサーでは、組織に追い込まれながらも、ジンに一泡吹かせ、何者なんだ?と思わせていました。

今回のラムの件もジンと同じくヘリコプターに乗っていましたし、どこかオマージュが感じられましたね。

 

コナンの推理

コナンは脇田がラムだと気付いた理由を次のように推理していました。

1つ目は江戸っ子の言葉遣い。

元太の父のような江戸っ子と違って、ラムは、ひるめしをしるめしとは言わず、そのままひるめしと言っていました。言葉の違和感から疑い始めたようですね。

2つ目は脇田が眼帯をしていること。ラムは片方の目が義眼ということで、条件に合致したということになります。

3つ目はふざけた名前と、ラムがせっかちというヒントからになります。

ふざけた名前をアナグラムではないかと考えていたコナンと平次でしたが、それと安室のヒントである、ラムはせっかちを組み合わせて、Time is moneyという言葉から脇田兼則に辿り着いていました。

そして、沖矢には言っていませんが、確信に至ったのは事件が起きて、脇田がやってきたときの灰原の反応のようです。

 

全員の手がかりがあって、組織のNo.2を特定した状況になりますね。

 

赤井務武とラム

一コマだけですが、赤井務武が登場しましたね。流石にそろそろ触れられるだろうと予想していたので、いよいよラムが義眼になった過去が明らかになるんだなという気持ちです。

赤井務武「ならばその厄介な左目を頂こうか」

ラム「赤井務武だと!?バカな!?

あの男は確かに死んだ!そんなはずはない!!」

務武のセリフからもわかるように、おそらくジークンドーでラムの左目を潰したのはほぼ確定だと思います。

ラムは相当トラウマになっているのか、沖矢の目を見ただけで務武を思い出していましたね。

海の家の回で若狭先生が思い出していた赤井務武のセリフに、化け物という単語がありましたが、これは左目の能力を持つラムのことでよいと思います。

務武は、ならばその厄介な左目を頂こうかと発言しているので、おそらく務武が浅香をかばって浅香を逃した際に、ラムが左目の能力があれば見つけられると言ったのではないかと思います。それに対して、ならばその左目を頂こうかという文脈になるのではないでしょうか。

 

また、ラムのセリフから務武が亡くなったのはほぼ確定のようです。

偽装死も疑いたいところですが、急遽渡米したことや渡米先での協力者がいるのか不明な点を踏まえると偽装死をするような準備はできなかったのではないかと考えています。

 

今後の展開

沖矢は最後に、次にまみえるときはただの牽制では済みそうにない、こちらも覚悟をしておかねばと発言していました。

コナンサイドはラムの顔も声も知ってしまったわけなので、どうなるかわからない状況です。コナンは、ラムにFBIと関係ないと思わせることに成功しているので、引き続き警戒されずにすみそうではあります。

ただ、ラムは若狭先生が小学校に留まり続けている理由を気にしていますし、灰原の横顔を一度見て、何かに気付きそうだったため、若狭の狙いが灰原にあるのではないかと勘付くかもしれません。

 

個人的には、過去編として

  • 赤井務武とラムの対決
  • 若狭とエレーナの邂逅
  • エレーナの裏切り

の順で描かれると考えているため、灰原の存在を気にかけるのは、エレーナと若狭過去を掘り下げたり、エレーナの裏切りについて触れたりするタイミングになるのかなと思います。

また、今回、ラムはいろは寿司を突然やめることになったので、小五郎に挨拶もないまま消えてしまう展開になりました。

この辺、小五郎が「最近見てないなぁ」とか、蘭が「脇田さんいろは寿司やめたらしいよ」みたいに次のシリーズで触れられる可能性もありますね。

公安は脇田の正体を知り、動きを見張っていたと思いますが、今回突然動きを見せたため、次回以降、公安も登場するのかなと思います。

安室が監視されなくなった点ではよかったのかもしれませんが、完全に疑いが晴れているわけではないですし、キールについてもキャメル生存バレにより、赤井秀一の生存バレまで結びついたらキールが危なくなるわけなので、引き続きノックはラムに警戒が必要ですね。

 

公安とも関係がありそうな謎の老人達については、組織編にどれだけ絡むかわかりませんが、この大きな動きに合わせて、何か動きを見せるかもしれません。

コナンも終わりに向けて動き出しているのかなという印象を受けました。メアリーの動きもそろそろ見たいですね。

 

またメモを読んでいただければと思います。

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