こんにちは、鳥子です。
こちらはサンデーの内容が含まれる記事ですので単行本派、アニメ派の方はご注意ください。
今回は、
2021年6月9日サンデー掲載の名探偵コナンFILE.1075
の事件について感想・考察を書いていきます。
FILE.1075「風の確保」
今回の話の大まかな流れです。アニメ化したら見応えのあるシーンばかりでしたね!
犯人のトリック
誘拐犯は車のボディにサーモペイントを施し、大量の熱いお茶をかけることで車体の色を一時的に変え、検問を突破していました。傘を使い、車体を隠しながらお茶を変け、色が変わる瞬間を他の人に見せないようにしていました。また、コナンは、犯人が使った傘の色が紺色であったことから、車の色が紺色になったと推測し、検問をしていた人も紺色のカムリを通したと証言しました。
確保
コナンがT字路で、千速にストッピーを頼み、バイクの後輪が上がったままの状態でコナンが左に曲がった誘拐犯の車を発見しました。FBI連続殺人事件と被るのは、キャメルがジンとウォッカのポルシェに追われている際に、T字路を左に曲がったという描写と少し被っているように思いました。正確に言うと、ジンは、
ジン「人は追い立てられると…左に曲がる習性がある…」
と言っていますが、この誘拐犯は検問を突破して、千速が追いかけてくるまでは、特に追い立てられているというわけではないのでたまたま左に曲がったっぽいですが。
誘拐犯に追いついた千速に向かって、容赦なく誘拐犯は銃を撃ってくるわけですが、一発目はヘルメットをかすめていきます。
緋色シリーズの
赤井「屋根を開けろ」
ばりに、
大哉「サンルーフを開けろ!!」
禄江「OK!」
大哉「一発で仕留めてやる…」
と言いますが、千速の運転技術によってバイクの前輪が顔面に当たり大哉はノックアウトします。犯人の顔にバイクの前輪を当てるのは「探偵達の夜想曲」で世良真純がコナンを守るために行った行為と被りますね。重悟の話の中でも「あの少年に会って弟の無念を晴らしてくれた恩返しができるなら…この命を懸ける価値は十分にある」と千速が思ってい事からも、それだけコナンは千速の中で、大きな存在だったのでしょう。
そして、運転する禄江に向かって、千速が
千速「おい…」「この世に未練がないのならまだ続けるが…」「どうする?
」
というセリフを言うのですが、これが若狭留美初登場回の
若狭留美「覚悟はできているか?」「此の世を離れる…覚悟だよ…」
と表情やセリフが似ているように思いました。
個人的には若狭留美=ヘルエンジェルと思っていたので、エンジェルの対比?とも考えられそうな描写でした。
ラヴの描写
横溝重悟が、小五郎、蘭、園子に7年前のことを説明している際に、重悟は姉の千速だけでなく弟の研二も名前呼びしていることから、前から萩原姉弟と重悟は仲が良かったのではないか?とも考えられます。そして最後のシーンでは、「やり過ぎなんだよお前はいつもいつも!!」と怒りながらも、周りの人が見間違えたんだろ?と千速に恩を売ろうとしています。どうやら重悟が以前千速を食事に誘っていたらしく、恩を売ろうとしていたようでした。
重悟「とにかく!お前の上司にはそう言っといてやる!」
千速「オウ!愛してるぜ重悟♡」
と可愛らしいやりとりまで見せてくれちゃってます。まさかこの1事件の間に、新たなカップルが生まれようとしているとは!?
その他
横溝兄弟の年齢がついに確定しました。
SDB JUSTICE PLUSでの質問コーナーで参悟だから35と軽く横溝兄弟の年齢が触れられていましたが、まさかここで出るとは。
横溝参悟が最初に登場したのは6巻ですが、ついにここで年齢が…!
横溝参悟ラム説を前にあげましたが、
- 横溝から灰原への反応
- 灰原から横溝への反応
- 年齢の点(警察に入った時の年齢と視力問題)
からラムではないかもしれないということも触れました。義眼になったのが何年前か、40歳以上か以下か、警察に入ったのが高卒か大卒の歳かが争点でした。
今回35歳が確定したということで、もしラムが義眼になった時期が17年より昔の場合、本物ラム説は可能性がほぼないと考えられます。
また、メモを読んでいただければと思います♪