その他 警察学校編

名探偵コナン警察学校(Wild Police Story)編-伊達航編-感想

こんにちは、鳥子です。

今回は、名探偵コナンの警察学校編の上巻が発売されたということで、松田陣平に続き、伊達航編の感想をつらつらと書いていきたいと思います。感想なので、あまり考察というのはありません。

伊達航編

質実剛健/殷鑑不遠/虚心坦懐の3話が掲載されています。

  • 質実剛健(しつじつごうけん)

飾り気がなく、まじめで、強くてたくましいこと。また、そのさま。

  • 殷鑑不遠(いんかんふえん)

身近な失敗例を自分の戒めとせよというたとえ。また、自分の戒めとなるものは、近くにあることのたとえ。

  • 虚心坦懐(きょしんたんかい)

何のわだかまりもないすなおな心で、物事にのぞむこと。また、そのさま。

感想

ダジャレ

松田編以降、仲良くなった降谷と松田がいました。

前回のチャレーとカレーをかけた疑惑を持っていましたが、松田はやはりダジャレが好きなのか、この話でも、チリトリを返してく零(レイ)とかましてくれています。また、コンビニでは松田の刑事役的なテキーラというギャグも飛び出しました。笑

外見

女の尻を追うことにしかスキルを使っていない男、萩原は、女性陣を寄せ集めますが、それに対して伊達は教官と間違われるほどの貫禄を出しています。また、外人という言葉を気にしており、降谷を庇うような姿を見せていました。

命を賭けた恋愛中継で登場した伊達刑事の彼女であるナタリーが警察学校編でも登場しました。ナタリーは見た目が違うと言う理由で色々言われたことがあるのか、伊達がナタリーと降谷を重ねて見ており、降谷を庇ったんだなぁという優しい一面を見ることができます。コナン界では、95巻の降谷の幼少期だけでなく灰原やフサエ・キャンベルも外見で子供の頃に色々言われた経験があり、ナタリーと同じ境遇を持っていたことを思い出しますね。

降谷がそれなりに英語を話せるということもわかりました。

タトゥーと景光の記憶

逮捕術の授業の際、松田がバイク店で、ゴブレットのタトゥーを入れた男を見かけたと言うと、景光は驚いた表情をしながら左肩?あたりに同じような痕のある人のシルエットを思い浮かべました。どうやら諸伏夫妻を襲った犯人のようで、鬼気迫る表情で松田を揺さぶりながらどんな男か問い詰め、バイク店に行くことになりました。

前回の記事で書いていた長野夫妻惨殺事件では、包丁の柄の部分が白いのですが、景光が思い浮かべる犯人が持っている包丁の柄は、白だったり、黒だったり、また、犯人の持ち方も順手だったり、逆手だったりとあやふやなところがあります。松田編の原作で書いてある通り、ストレスで証言が歪められる可能性が示唆されていましたが、やはり景光の記憶も色々と混在しているのではないかと思います。

事件を調べすぎて、各事件の物的証拠を記憶に取り込んでしまっている、とか考えられそうで、ゴブレットのタトゥーも、警察官の服の右肩についているマークを左肩だと思って記憶した、ゴブレットではなくよくある向かい顔の騙し絵などありそうです。

コンビニ強盗

伊達が躊躇なく降谷の口のテープを剥がしたのが地味におもしろかったですね。まぁ確かにゆっくり剥がすのも痛いし、そんな暇もないですが…勢いがありすぎです。笑

あと気になったのが、外守クリーニングの人とコンビニで捕まった人と松田編で鬼塚教官に話しかけてた人は同じような顔をしていますが、別人なんでしょうかね。あまり関係ないかもしれません。

萩原の記憶

純粋に萩原の記憶力が凄すぎて、コナン並みに状況を把握している感がありましたね。教官から洞察力を認められているだけはあります。子供ながら伊達親子が遭遇したコンビニにいた客や状況をあまりにも覚え過ぎていて怖いくらいでした。おかげで伊達の父親に対する思いと正義に対する考え方が改まるきっかけとなるのですが…。

爪楊枝

伊達は最初、爪楊枝を咥えている警察学校の同期に対し、いきがってんじゃねー、ムシズが走ると言っていましたが、最後には虚心坦懐にふさわしく、父親とのわだかまりを解き、父親が爪楊枝を咥えていたように伊達も咥えるようになりました。ただ力の強さだけでなく心の強さを見せてくれたいい話だったと思います。

私は、伊達刑事は何かを掴んでいたと思っているため、いつかまた伊達の手帳が出てくるような気がしています。裏切りのステージで降谷が高木の手帳に筆跡確認をするときにこっそりと手帳見てないかなぁとか思っています…。

また、メモを読んでいただければと思います♪

-その他, 警察学校編

© 2024 鳥子の備忘録 Powered by AFFINGER5