正体推理・考察 組織のネズミ

なぜ宮野明美は諸星大(赤井秀一)がFBIからのスパイだと知っていたのか?

こんにちは、鳥子です。

今回は、宮野明美はなぜ、赤井秀一がFBIだと知っていたのかについて考察しました。

 

概要

宮野明美「FBI?大くんが?」

赤井秀一「ああ、明日決着をつけに行く」

宮野明美「アハハ バカね」「嘘つくならもっとマシな嘘ついてよね」「そんなんじゃ、全然驚か…」

赤井秀一「お前知ってたな?」「知っていてなぜ俺から離れない!」「お前を利用していたんだぞ!」

宮野明美「言わなきゃわかんない?」

上記のシーンは、58巻の赤と黒のクラッシュにおける赤井秀一の回想です。

2年前、ライというコードネームで黒の組織に潜入していたFBIの赤井秀一は、黒の組織の幹部、ジンとある倉庫で待ち合わせをしていました。

FBIはジンを捕まえようとしていましたが、倉庫にある老人がやってきて、座り込んでしまいます。

見かねたキャメルが老人に声をかけたところ、その老人は組織の人間であり、赤井秀一はFBIであることがバレてしまいました。

この老人は、後に組織のNo.2のラムであったことが分かっています。

 

このジン捕獲作戦の前日、赤井秀一は当時恋人として付き合っていた、黒の組織の構成員である宮野明美に

自分がFBIであることを告げ、翌日、黒の組織と決着をつけることを話します。

この時、宮野明美の反応から、赤井秀一は、宮野明美が赤井秀一がFBIであると知っていることを悟ります。

 

では宮野明美は、なぜ赤井秀一がFBIだと知っていたのでしょうか?

 

なぜ赤井秀一がFBIだと知っていたのか

この描写に関係しているかもしれない描写を紹介します。

 

裏切りのステージ(90巻)

まずは、90巻、裏切りのステージ

ここでは、バーボンとライの確執が生まれることになったスコッチの死が描かれました。

スコッチは黒の組織に自分が公安だとバレ、「あの世に行くしかない」とバーボンに対して連絡をします。

ライは自決しようとしているスコッチに対し、自分もFBIからのスパイだと告げ、スコッチの自決を止めようとします。

しかし、急いで屋上にやってきたバーボンの足音を聞いたスコッチは、ライが気を取られている隙に自決してしまいます。

そして、ライはバーボンに対して次の発言をしています。

聞いてないのか?そいつは日本の公安の犬だぞ

 

この発言で気になるところはないでしょうか?

私は「ライは誰からスコッチが公安の人間だと聞いたのか」が気になりました。

もちろん、スコッチが公安だとバレた理由自体も気になるのですが、ライが誰から聞いたのかが、次に説明する描写にも関係してくるかもしれません。

 

宮野明美のタイムカプセル(101巻)

帝丹小学校の13期生の同窓会が行われた回です。実は帝丹小学校の卒業生だった宮野明美。

この同窓会で、卒業生達が色々と出前を頼みますが、その中に、いろは寿司も入っていました。

配達にやってきたのはラムですが、ラムは最後に次のような発言をしています。

帝丹小学校13期生と言えば、あの宮野明美だが、

死人が来るわけないか

 

2巻で宮野明美は「自分は組織の末端だ」と話していましたが、ラムやジンにはしっかりと認識されていました

組織の科学者であるシェリーこと、宮野志保の姉だから認知されていたとは思いますが、おそらく組織を裏切ったということも、認知されている1つの要因だと考えています。

 

ラムの発言の「あの宮野明美」

この「あの」が何を指しているのか考えてみます。

 

  • 組織を裏切った宮野明美
  • シェリーの姉である宮野明美
  • ジンによって制裁された宮野明美

などいくつか考えられますが、これ以外にも意味があったらどうでしょうか?

 

例えば

  1. 「FBIからのスパイだったライを組織に引き入れた宮野明美」とか
  2. 「ライがスパイかどうか見極めるために利用した宮野明美」とか

 

ライがスパイかどうか見極めるために利用した宮野明美

2つ目が今回のテーマの肝となってくるところです。

これらのイベントを時系列に並べると、次のようになります。

  1. ライは、誰かからスコッチが公安の犬だと伝えられる
  2. ライは、屋上でスコッチの死に直面する
  3. ライは、ジンと待ち合わせをする前日、宮野明美が自分のことをFBIだと知っていながら付き合っていたことを知る
  4. 待ち合わせ当日、ラムが倉庫にやってくる
  5. キャメルが老人に声をかけ、ライがFBIだとバレる

 

そして、疑問となるのがライが誰からスコッチのことを聞いたのか、宮野明美がなぜライがFBIだと知っていたのか。

この一連の描写を説明する仮説を考えてみましたので紹介します。

 

「実は、ラムは赤井務武の顔がライと似ていることに気付き、割と最初からライがスパイではないかと疑っていたため

スコッチがノックと知らされた時の動きや、付き合っている宮野明美を利用して、スパイか見極めようとした説」です。

つまり、これまで紹介した描写は、すべてラムによって仕組まれたものではないかということです。

 

まずは赤井務武について、これまであげてきた動画でも触れていますが、ラムが義眼になったキッカケとして

赤井秀一の父親であり、MI6の諜報員である赤井務武が関係していると考えています。

赤井務武が、ジークンドーという格闘技でフィンガージャブと呼ばれる目潰しによって、ラムの目を潰したと考えています。

 

ベルモットが直接務武と対面したか、務武の映像が残っていたかわかりませんが

これらの理由によってベルモットが赤井務武に変装することができたと考えられます。

つまり、いつでも組織は務武の顔を思い出せる状態というわけです。

もしもラムが、自分の目を潰した務武の顔をしっかりと覚えていたなら、赤井秀一が組織に潜入してきてすぐ、

もしくは、赤井秀一がライというコードネームを持った時に赤井秀一の顔を認識し、赤井務武の関係者だと怪しんだのではないでしょうか?

 

そして、ライを怪しんだラムは、スコッチがノックである情報を掴み、ライにその情報を流してどう動くか

仲間であればどうにか助けるのではないか?仲間でなくとも組織に反するための行動をとるのではないか?を見極めようとしたのではないでしょうか?

 

しかし、スコッチはそのまま亡くなってしまい、ラムがライがスパイかどうか検証する場が無くなってしまいました。

そこで、宮野明美を利用してライがスパイかどうか聞き出そうとしたのではないでしょうか?

 

ラムもしくはラムの部下が、宮野明美に対し、ライこと諸星大はどこかの諜報機関や警察組織からのスパイの可能性があることを確証がない状態で伝えて

宮野明美に本当にそうなのか聞き出せと伝えていた可能性もあります。

 

つまり、宮野明美が、ライこと諸星大がFBIだと知っていたように見えますが、FBIだと断定する情報を知っていたのではなく

どこかからのスパイだと事前に聞いていて、諸星大から本当にFBIだと聞いた時に、本当だったんだ、じゃあこれまでの関係もそのためにと思って涙を流したのだと考えています。

 

しかし、宮野明美は最後まで、諸星大が本当にFBIからのスパイだったとラムに伝えなかったと考えられます。

その理由として、もしも宮野明美が、諸星大が本当にFBIだったとラムに確定情報を伝えていたとしたら

ジンとの待ち合わせ当日にラム自身がやってくることなく、倉庫にいる待ち合わせ中のライを撃ち殺していたと考えられるからです。

実際には、最終的にラム自身が囮となることで、ライがスパイだと確定させました。

 

ここまでの考察をまとめると、

宮野明美はなぜ、赤井秀一がFBIだと知っていたのかの答えとしては、

宮野明美は赤井秀一がFBIだと確定した情報を得ていたわけではなく、事前にラムによってライがスパイの可能性を伝えられていたため、

ジン捕獲作戦の前日に赤井本人からFBIだと打ち明けられたことで、確信に変わってあの描写になったと考えています。

 

時系列としては

  • ライが赤井務武の顔に似ていると考えたラムが、組織に入ってきたライを疑う。
  • そして、なんらかのキッカケでスコッチがノックだと知ったラムが、ライの行動を観察しようとライにスコッチの情報を流す。
  • それでもライが怪しい行動を取らなかったため、今度は宮野明美を利用し、ライから情報を聞き出そうとした。
  • 宮野明美はライから確定情報を得るも、ラムには情報を流さなかった

と考えています。

 

今回は1つのテーマから、複数の描写が回収されるのではないかと考えてみました。

 

またメモを読んでいただければと思います。

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